青春18×2と碁盤斬りをみてきました。

映画を2本、みてきました。
ひとつは、日台合作の青春18×2、もうひとつは草彅さんの碁盤斬りです。
そして、両作品に共通するのが、今をときめく清原果耶ちゃんですね。
それでは、両作品のレビューをつらつらと書いてみたいと思います。

清原果耶ちゃんつながりで観てきました。

ここ最近、週末はBike整備に明け暮れています。
年明けからRGV250ガンマのレストアを始めて、連休中は息子のカブにかかりっきりでした。
とはいえ、時には映画を観にいったりもします。
最近は、日台合作の青春18×2、そして碁盤斬りを観てきました。

青春18×2は当初、配偶者が振休のときにひとりで観に行きました。
そうしたところ、ダミちゃんのソウルメイトに匹敵するとてもよい映画だったと大絶賛です。
また碁盤斬りは、長らく草彅クンのファンである配偶者が、ぜひ観てみたいとのこと。
私にとってのダミちゃん同様、推しが主演の作品は、やはり外せないですよね。

そして、この両作品に共通するのが清原果耶ちゃんです。
配偶者によれば、青春18×2の彼女が、とにかく素晴らしかったとのことでした。
私としても、女優としての彼女がちょっと気になるこの頃です。
ということで両作品、清原果耶ちゃんのチェックを兼ねての鑑賞と相成ったのでした。

ほんのり切ない青春映画と、痛快劇画な時代劇でした。

青春18×2は、ちょっと切ないながらも心が洗われるようなお話です。
「あのとき、好きと言っていれば…。」という体験は、誰にでもあるのではないのでしょうか。
私も、若かりし頃を思い出しながら、甘酸っぱい気持ちで鑑賞しました。
台湾での回顧シーンが暖色系で、日本での今のシーンが寒色系という対比も素敵でした。

主人公は湘南から松本、長岡と旅を続けて、最後に福島の只見にたどり着きます。
この舞台設定が、物語の進行とベストマッチでしたね。
そして、日台双方のランタンシーンが美しすぎて、思わず涙してしまいました。

片や、碁盤斬りはコミック漫画のようなお話です。
草彅クンに斎藤工さん、そして國村隼さんと、皆さんいい仕事をしていましたね。
個人的には、キョンキョンの千と千尋の湯婆婆とみまちがう貫禄に圧倒されました。
彼女の可憐なアイドル時代を知っている者として、すこし感慨深いモノがありましたね。

そして、両作品の共通項である清原果耶ちゃんが、これが素晴らしすぎます。
青春18×2では、彼女の清楚さ、まっすぐさ、そして切なさが圧巻で心を鷲掴みにされましたね。
また、碁盤斬りは彼女がいたから、ただの漫画映画にならずに済んだという感じです。
いずれにしても、作品にあれだけの深みを与える俳優さんは、稀有な存在だと思いました。

これからも、果耶ちゃんの活躍に期待したいです。

彼女をはじめて知ったのは、広瀬すずちゃん主演の朝ドラ、なつぞらです。
あのとき、共演のすずちゃんが彼女のことを大絶賛していたのが印象的でした。
ただ、あのときは、やたら暗い女の子というイメージしかなかったですね。

そのあと、果耶ちゃんが主演の朝ドラ、おかえりモネがとてもよかったです。
震災で心に傷を負った人たちの影、舞台となった気仙沼や登米のどこかうら寂しい雰囲気。
そういったモノを、彼女は滲みだすように表現していて引き込まれました。
ぶっちゃけ、ビジュアルはタイプではないのですが、あれ以降とても気になる俳優さんです。

そして、今回の2作品で、あらためて彼女の魅力を再確認しました。
なによりも、この人が演じるとモネはモネ、AmiはAmi、お絹はお絹にしか見えません。
押しではない引きの演技でこれだけの存在感があるのは、凄いことだと思います。
果耶ちゃんの今後の活躍に、ますます期待したいですね。

なお、最近は配偶者とバスで映画を観にいくパターンが多いです。
そして、映画のあとは、二人で一杯飲んで帰るのが定番コースですね。
よい映画を観たあとの、キンキンに冷えた生ビールがたまりません。
こんな感じでこれからも、映画とお酒を楽しめたらうれしいです。