ガレージでステーキ
コールマンのストーブに、ちょっとハマっています。
これまでは、出先でコーヒー淹れるぐらいでしたが、もう少し楽しみを広げたいところです。
そんなことで、週末ごとにガレージでコールマン遊びを楽しんでいます。
調味料入れは、無印の詰め替え容器が最適です。
コールマンが、念願の赤ガス兼用仕様になりました。
となると、今度はいろいろなモノを焼いてみたくなります。
カブでお出かけ時も、コーヒーだけでは物足りません。
できたら、肉のひとつでも焼いてみたい感じです。
肉を焼くとなると、やはり調味料が必要です。
でも、台所にある調味料をそのまま持っていくのも微妙ですね。
ということで、まずはコンパクトな調味料入れを調達です。
ところが、街の100均あたりにも、なかなかこれといったモノがありません。
意外なことに、Amazonにもないのですね。
キャンプ用の調味料入れ探しは、これがなかなかの鬼門のようです。
あらためて、徹底的にネットで調べると、無印の詰め替え容器が良いようです。
無印のサイトをみると、いろいろなサイズがラインアップされています。
一番小さい12mlで十分のような気もしますが、ネットだけでは雰囲気が分かりません。
ということで、実際に店頭まで足を運んで確認しました。
やはり、ソロ焼肉レベルなら一番小さい12mlタイプで十分のようです。
それと、醤油などの液体用に18ml、あとは30mlもひとつ購入しておきました。
30mlは、液体洗剤一回分を持ち歩くのに、ちょうどいい大きさです。
帰宅後、さっそく塩をミルして、二つ折りのメモ用紙で容器に入れます。
同様に、コショウもミルして入れました。
18mlの容器には、醤油が良い感じで入りました。
Bikeで出かけた先で、肉を一人分焼くのには、十分すぎる容量ですね。
それにしても、超コンパクトな容器です。
塩コショウぐらいなら、ポケットに入りますね。
これなら、省スペースのカブでも、まったく問題ありません。
あとは、油をどうやってもっていくかです。
さすがに、この無印の容器に油を入れるのは無理がありそうですね。
なので、油はドリンク剤の空き瓶を使うことにしました。
調理器具は、手持ちのアルミモノを使ってみます。
調味料が準備できたら、お次は調理器具です。
あまりキャンプはしないのに、なぜかそこそこ調理器具を持っていたりします。
まずは、デフォルトのユニフレーム3点セットです。
鍋が2つにフライパン1つ、それと水切りのザルがついています。
その気になれば、2~3人のキャンプにも対応できる、とても使い勝手の良いセットです。
ネットのオフ会キャンプに誘われた時、飯ぐらい炊けなくてはと思って入手した一品です。
ふらっと立ち寄ったアウトドア店で投げ売りされていて、衝動買いしたのでした。
いまでも、これはお買い得だったと思います。
そして、このユニフレームとは別に、もうひとつ調理器具を持っていたりします。
こちらは、金物問屋の重役だったお義父さんから配偶者が貰ったという調理セットです。
いかにも昭和な感じのセットですが、新品未使用だったりします。
大中小と3つの器具にフタまでついて、ソロで使うのなら十分すぎる内容です。
ユニフレームと比べると、お義父さんバージョンはコンパクトです。
ということで、省スペースなカブのお供はお義父さんバージョンにすることにしました。
さっそく、調理してみます。
準備ができたら、あとはいつもの場所までひとっ走りしたいところです。
ところが、最近はあいにくのお天気続き。
それに、コロナ禍で不要不急の外出は自粛のトレンドです。
ということで、今回は我がガレージで店開きすることにしました。
ちょっと、秘密基地みたいな感じがたまらないです。
さっそくカブからガスを給油して、まずは久しぶりに飯を炊いてみました。
使った器具はユニフレームのライスクッカーではなく、お義父さんのアルミ食器です。
吹き出した炊き汁がストーブにザバザバかかりますが気にしません。
火さえ消えなければ、何ら問題なしです。
炊飯器でしかご飯を炊いたことがない私にとって、長らく飯炊きは高きハードルでした。
でも、これって結局、浸水さえキチンとできていれば、あとはどーにでもなるモノですね。
よく、赤子泣いてもフタ取るななんて言われますけどね。
別に、フタなど取りまくったところで失敗することはありません。
ということで、小一時間ほど浸水したら、我がコールマンでサクッと炊飯。
最大火力か消火の2択しかないようなストーブですが、微妙な火力調整など不要です。
最大火力で一気に炊き上げ、美味しいご飯ができました。
さて、ご飯が炊けたら、いよいよメインディッシュの肉ですね。
COSTCOで買ったステーキ肉、いい感じで解凍できました。
味付けは、シンプルに塩コショウだけです。
塩コショウが馴染んだところで、お義父さんのアルミ食器でおもむろに焼いてみました。
もちろん、火力は最大です。
本当は、ステーキはスキレットのような鋳物系の方がうまく焼けるらしいです。
それに比べて、アルミ食器は熱伝導率がめちゃくちゃよいので、肉は一気に焼き上がります。
というか、一瞬にして食器と肉が火だるまになって焦りました。
ちょっと、最大火力では強すぎるみたいね。
中は良い感じのレアになりましたが、表面をちょっと焦がしてしまいました。
そして、それよりも問題なのは調理に使ったアルミ食器です。
完全に焼きなましになっちゃって、グニャグニャに軟化してしまいました。
お義父さんのアルミ食器、煮炊きまでならOKでも焼肉レベルの熱はダメみたいですね。
その後、焼き入れして少しはマシになったような気もしますけど、でも微妙です。
う~ん、いい勉強になりました。
後日、リベンジしました。
今回のチャレンジで、アルミ食器での焼肉には無理がある事が分かりました。
ということで翌週、ユニフレームのフライパンでリベンジです。
今度は、油を多めにひいて中火で焼き上げていきます。
今度は、とても良い感じに焼き上がりました。
もちろん、お味も最高です!
肉とご飯でお腹がいっぱいになったらコーヒータイムです。
簡易エスプレッソを最大火力で熱して、一瞬で抽出します。
ガレージでコーヒー飲みながらネットを楽しみます。
ネットに疲れたら、しとしとと降る雨をボーッと眺めます。
程よい包まれ感と静寂、そして傍らには愛する愛機。
なんか、至極のひと時です。
ガレージ引きこもり、ちょっとハマってしまいそうな予感ですね。
外出自粛の昨今、しばらくはガレージで快適な引きこもりを楽しもうと思います。