専用工具なしのポンプカップ交換
コールマン508aのポンプカップを交換しました。
交換するには専用工具が必要といわれていますが、汎用の工具でも大丈夫です。
それでは、その方法をご紹介したいと思います。
100均のラジオペンチで交換できます。
1年ぐらい前からポンプがスカスカ状態だった我がコールマン508a。
騙し騙し使っていましたが、いよいよもってポンプカップを交換することにしました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220130_134330-1024x768.jpg)
ネットで確認するかぎり、交換自体はそんなに難しい感じではありません。
たぶん、以前トライしたジェネレータ交換よりはかんたんなハズです。
しかし、これまで長らくこのポンプカップ交換を躊躇してきました。
理由は、専用工具が必要だからです。
カップを交換するためにはポンププランジャーを外す必要があるのですが。
それには、このコールマンスーパーレンチを使うのですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/219XT13GEHL._AC_.jpg)
でも、10年に1回あるかないかのメンテで千円もする工具を準備するのは微妙です。
ということで、ずっと交換を先延ばしにしていたのですが。
でもよく考えれば、何か別の工具で代替できるような気もします。
基本的には、プランジャーを固定している黒いキャップが回せればいいハズです。
まずは、手持ちの100均ペンチで試してみることにしました。
キャップの溝にペンチの先端をはめて、クルっと左に回してみます。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220130_134434-1024x768.jpg)
そしたところ、拍子抜けするぐらいにサクッとキャップが回せました。
こんなことなら、もっと早くトライしておけばよかったという感じです。
プッシュオンナットが難関でした。
プランジャーが外せたら、今度はポンプカップを外します。
しかし、これが一苦労でした。
カップを留めているプッシュオンナット、これがなかなか外れてこないのです。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220130_134853-1024x768.jpg)
前述のペンチでナットをグニグニすること十数分、なんとか外すことができました。
ナットは変形してしまいましたが、新品カップに付属されているとのネット情報です。
であれば、特に問題はなさそうですね。
そして翌日、Amazonから替えのポンプカップが到着しました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220201_200300-1024x768.jpg)
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220201_200322-1024x768.jpg)
ところが、予定と違ってプッシュオンナットが付属されていませんでした。
あとから確認したら、ナットが付属されているモノとそうでないモノがあるようですね。
ということで、今回は変形させたナットを修正して使いまわしすることにしました。
まずは、これまでのナットを破棄してなくて、ホッと一安心です。
あとは、ペンチやバイスを駆使して、なんとか変形した部分を直しました。
ちなみに、左が新品のカップで右がこれまでのモノです。
写真ではわかりづらいですが、新品に比べて古いカップはすこし収縮しています。
使用頻度の低い我がコールマンですが、やはり20年も経てば劣化するモノのようですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220201_200427-1024x768.jpg)
しっかりポンピングができるようになりました。
プランジャーに新品カップを取り付けたら、最後にグリスを薄く塗って本体に装着します。
グリスも、特にコールマン純正でなくとも大丈夫のようですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220201_200734-1024x768.jpg)
そして、さっそくポンピングを試してみます。
今度は、ポンピング一発目から親指が痛くなるぐらいに圧がかかりますね。
これで、我がコールマンもしばらくは安泰のようで一安心です。
いずれにしても、専用工具がなくてもカップの交換は可能ですね。
スーパーレンチ購入を迷われている人の参考になれば幸いです。
ちなみに、今回ここまでしてコールマンを修理したのには理由があります。
それについては、また次の機会に詳しく書きたいと思います。