中津川の水没林

山形は飯豊町の中津川集落にある、水没林にいってきました。
あいにくの天気でしたが、それゆえにとても神秘的でした。
近くにはキャンプ場もあって、なかなかいい感じのトコロですね。
それでは、今回はそんな中津川の水没林をご紹介したいと思います。

新名勝地の水没林をみてきました。

満開だった桜も、ピークを過ぎました。

咲き始めてから2週間、花の命は短いです。
でも、今年もたくさん楽しませてもらいました。

桜が散ったら、いよいよ行楽シーズン到来です。
でも、このコロナ禍では、あまり遠出もできないですね。

ということで、ちょっと近場までドライブすることにしました。
目的地は、飯豊町の中津川集落にある水没林ですね。
この水没林、最近、テレビでもちょくちょく取り上げられる新名勝地だったりします。

ちなみに、この白川ダム周辺は、Bikeでお散歩するのにちょうどいいトコロです。
昔、米沢に住んでいたときは、ちょくちょく走りにきていました。

今でもふとした折に思い出すのは、学生最後の春休みに走ったときのことですね。
卒業式も無事に終わり、あとは引っ越しを待つばかりのころだったと思います。
その日は、朝から抜けるような快晴で、なにげにBikeで走りに出たのでした。

R121から県道4号で白川ダムへ向かう、当時のお気に入りのルートです。
あの日、道の両側はもの凄い残雪でしたけど、路面は奇跡的に乾いていました。
あと数週間もすれば、こんな自分も社会人。
そんな思いを胸に抱いて、当時の愛機で初春の湖畔を流したのでした。

そんな想い出のある白川ダムですが、社会人になってからはとんとご無沙汰です。
もちろん、水没林があるなんて、まったく知りませんでした。
ということで、この機会に想い出探しを兼ねて、配偶者と出向いてみたのでした。

思った以上に幻想的でした。

当日はあいにくの雨でしたが、それもまたいい感じです。
県道4号線を手の子側から入り、県道8号との分岐点を中津川方面に向かいます。
県道8号に入ってすぐに、向かって左側が水没林でした。

雪解け水でダムの湖面が上昇する季節にだけ現れる水没林。
雨天ということもあり、とても幻想的でした。

ダム湖をはさんで反対側の、県道4号方面からの風景もよかったです。
雰囲気的には、松島に近いモノがあるかもしれないですね。

中津川まで足を延ばしてみました。

なお、この水没林周辺はキャンプ場にもなっています。
実際、あの雨の中で野営をしている強者も散見されました。
キャンプ場の近くには温泉もあって、とってもいい感じです。

水没林を堪能した後は、中津川方面に向かってもう少し走ってみました。

残雪がすごいです。
山形市では散り始めた桜も、こちらはまだまだ先のようですね。

ちなみに、この中津川は、山形でも指折りの秘境だったりします。
最近は、首都圏から移住してくる人も多いようですね。
県道沿いには、移住者相談センターのかんばんがありました。

ただまぁ、秘境と言っても道路事情はとても良いです。
クルマなら米沢まで50分、その気になれば東京日帰りもできるところです。
でも、この雪の量をみると、やはり秘境という感じですね。
また、GoogleMapのストリートビューにでてこないのもすごいです。

県道8号を進み中津川の集落を抜けると、間もなく小国と喜多方との分かれ道になります。
小国方面は積雪のため通行止ですが、喜多方へは通行できそうな雰囲気でした。
もう少し暖かくなったら、今度はBikeで来てみようと思います。

この日は、喜多方・小国の分かれ道から引き返し、県道4号から米沢周りで帰宅しました。
しかし、分かれ道で喜多方の標識をみてから、ラーメンが食べたくて仕方ありません。
どうしても欲求を抑えられず、その翌日に、今度は家族で喜多方に向かいました。

来夢のチャーシュー麺、相変わらず美味しかったですね。
我が家の喜多方ラーメンは、10年以上ここ一択です。

喜多方からの帰り道は、息子のリクエストもあり仙台周りでした。
土日の二日で550km、ひさしぶりにたくさん走りましたね。
おかげで、いい気分転換になりました。
なかなか遠出か難しいこの頃、こんな近場のドライブをまた楽しみたいと思います。