今年は夏らしい日が続きます。
さっそく、カブで夏の走りを堪能してきました。
夏の日差しに誘われて。
今年の夏は長いです。
梅雨明けが早かったので、暑いよりも長いという感じです。
夏日が10日以上も続き気分はもうお盆ですが、まだ7月なのにはびっくりですね。
そんな7月最終日も、朝からピーカンの真夏日です。
ここまで完璧に夏日ですと、やっぱり走りに出たくなりますね。
灼熱の昼下がり、リビングでオリンピック観戦の家人に断って、カブを引っ張り出しました。
今回は、久しぶりに作谷沢、白鷹方面を走ってみたいと思います。
街中はうだるような暑さです。
信号待ちをしながら、全身にまとわりつく熱気を胸いっぱいに吸い込みました。
この灼熱の街に漂う熱気、私にとっては元気の源だったりします。

街を抜けると、暑さの質がちょっと変わります。
真夏の一本道、これぞ山形の夏という感じですね。

全身に夏を浴びます。
作谷沢から県道17号で白鷹方面に向かいます。
この日の出で立ちは、半袖半ズボン半キャップ、そしてクロックス。
全身で夏を感じながら走ります。
カブだから分かること、それは木陰の涼しさですね。
これは、クルマはもちろん大きいBikeでもわかりません。

かつで、仙台と山形を結ぶ二口街道では、山寺ルートで魚が運ばれたとのこと。
山寺ルートは木陰で涼しいからですが、カブに乗るとその辺りがとてもよく実感できますね。
夏とオートバイは最高の組み合わせです。
いつもの最上川河畔、ザ・盛夏という感じでした。

青い空、そして白い雲。
このような景色の中、どこまでも走り続けたい衝動に駆られます。

小滝越の旧道、誰もいない夏の峠道。

道端にBikeを停めて見上げれば、夏の緑が眩しかったです。

小滝峠も貸し切りでした。
真夏の峠で愛機とふたり、なんかとても幸せです。

2時間ちょっとの走りでしたが、近年稀にみるアタリの夏走りになりました。
やはり、いくら暑くて夜寝られなくても、夏は好きですね。
とくに、この8月に入る前の若い暑さは最高です。
これが8月に入り立秋をすぎると、暑さもちょっと枯れた感じになります。
もちろん、それはそれで味わい深いのですが、寂寥感は否めないですね。
やはり、夏のピークは7月まで、今年は思う存分堪能できて本当によかったです。