2021年 夏の走り

今年は夏らしい日が続きます。
さっそく、カブで夏の走りを堪能してきました。

夏の日差しに誘われて。

今年の夏は長いです。
梅雨明けが早かったので、暑いよりも長いという感じです。
夏日が10日以上も続き気分はもうお盆ですが、まだ7月なのにはびっくりですね。

そんな7月最終日も、朝からピーカンの真夏日です。
ここまで完璧に夏日ですと、やっぱり走りに出たくなりますね。
灼熱の昼下がり、リビングでオリンピック観戦の家人に断って、カブを引っ張り出しました。
今回は、久しぶりに作谷沢、白鷹方面を走ってみたいと思います。

街中はうだるような暑さです。
信号待ちをしながら、全身にまとわりつく熱気を胸いっぱいに吸い込みました。
この灼熱の街に漂う熱気、私にとっては元気の源だったりします。

街を抜けると、暑さの質がちょっと変わります。
真夏の一本道、これぞ山形の夏という感じですね。

全身に夏を浴びます。

作谷沢から県道17号で白鷹方面に向かいます。
この日の出で立ちは、半袖半ズボン半キャップ、そしてクロックス。
全身で夏を感じながら走ります。

カブだから分かること、それは木陰の涼しさですね。
これは、クルマはもちろん大きいBikeでもわかりません。

かつで、仙台と山形を結ぶ二口街道では、山寺ルートで魚が運ばれたとのこと。
山寺ルートは木陰で涼しいからですが、カブに乗るとその辺りがとてもよく実感できますね。

夏とオートバイは最高の組み合わせです。

いつもの最上川河畔、ザ・盛夏という感じでした。

青い空、そして白い雲。
このような景色の中、どこまでも走り続けたい衝動に駆られます。

小滝越の旧道、誰もいない夏の峠道。

道端にBikeを停めて見上げれば、夏の緑が眩しかったです。

小滝峠も貸し切りでした。
真夏の峠で愛機とふたり、なんかとても幸せです。

2時間ちょっとの走りでしたが、近年稀にみるアタリの夏走りになりました。
やはり、いくら暑くて夜寝られなくても、夏は好きですね。
とくに、この8月に入る前の若い暑さは最高です。

これが8月に入り立秋をすぎると、暑さもちょっと枯れた感じになります。
もちろん、それはそれで味わい深いのですが、寂寥感は否めないですね。
やはり、夏のピークは7月まで、今年は思う存分堪能できて本当によかったです。