ストーブを出しました。

11月に入り、一雨ごとに寒くなる季節となりました。
ストーブが恋しくなり、物置から35年物のストーブを引っ張り出します。
このストーブ、春に片づけたときに、燃料計からの灯油がにじむのを修理しました。
今シーズンは、その修理がうまくいっているのを確認しながらのスタートです。

今年もストーブの季節になりました。

11月に入り、一雨ごとに寒くなる季節となりました。
ストーブが恋しくなり、物置から35年物のストーブを引っ張り出します。

ストーブはトヨトミのレインボー、RB-2という初期型タイプです。
買ったの大学3年か、もしくは4年のときか、もうはっきりとは覚えていません。
いずれにしても、34〜35年選手のオールドストーブです。

あのときは、小型でオシャレな対流型のストーブを探していたのでした。
そして、米沢のコメリに展示してあったこのストーブにひとめぼれしたのです。
入ったばかりのバイト代で買ったことを、いまでも覚えていますね。

就職してからは実家の自室で使っていて、結婚してからは実家で10年以上放置状態でした。
その後、震災のときに自宅に持ってきたのですね。
このストーブはランタン並みに明るく停電でも使えるので、サバイバルグッツにもなります。
そして在宅の今は、仕事部屋のメイン暖房機で大活躍なのです。

ストーブを出したら、次は燃料の灯油をカブで買ってきます。
18L満タンの灯油タンクを積んでも、溶接したキャリアは大丈夫でした。

灯油を詰めれば準備万端です。
これで、今シーズンもレインボー暖が楽しめますね。

燃料計からの灯油にじみを修理しています。

もちろん、スムーズにシーズンインするためには、毎年のメンテナンスが欠かせません。
昨シーズンも、片づけるときにフルオーバーホールしています。

このレインボーストーブ、昨シーズンから燃料計より灯油がにじみ出るようになりました。
そこで、春にオーバーホールしたタイミングで修理をしています。
今回は、その修理について詳しく書いてみたいと思います。

まずは、故障個所の確認ですね。
燃料計をくるっと90度回して外してみます。

そうしたところ、パッキンがひび割れていました。

灯油がにじむようになったら、ストーブ的には寿命です。
燃料が漏れるようなストーブは、危なくて使えません。
ただ、今回はパッキンが原因ですので、これを取り換えれば大丈夫でしょう。

しかし、このストーブは替え芯が廃番なぐらいに古いので、パッキンの入手は不可能でした。
同じようなパッキンをネットで探しましたがみつかりません。
この時点では新型レインボーへの買い替えも検討していたのでした。

パッキンを自作しました。

ただ、このパッキンなら自分で作ることもできそうです。
ガレージに同じ厚みのゴム板があったので、さっそく作ってみました。

ゴム板で作ったパッキンは、気持ち薄いようです。
そこで、薄いゴム板でもう一枚パッキンを作って、重ねてハメてみました。
ところが、これでは厚すぎて、燃料計を取り付けることができません。

いろいろと試行錯誤しましたが、最終的にはアルミホイルを使うことにしました。

アルミホイルですと、厚みの微調整が可能です。
そして、ノーマルパッキンと同じフィット感で燃料計を取り付けることができました。

修理は、いったんここで終わりです。
これで直っているかどうかは、次のシーズンインで確認ですね。
そして今回、灯油を満タンにして様子を見る限り、にじみはないようです。
修理は成功ということで、またしばらく使えそうですね。

このストーブのレインボーな光には、毎シーズン癒されます。
若いときは、辛気臭い東北の冬が大嫌いでした。
でも、ここ数年はこのレインボーの光で、冬が待ち遠しかったりします。