トヨトミ レインボーの芯交換

学生時代より愛用している石油ストーブの芯を交換しました。
この芯、ながらく欠番でしたが、ネットで販売されているのをみつけたのです。
無事に交換もできて、早くも冬がくるのが待ち遠しいですね。

スイングアームを廃棄するついでに、芯の交換です。

無事に交換できて、用済みとなった900SSのスイングアーム。
当初は、ヤフオクで売却するつもりでした。
しかし、ピボット部を切断したので、もはや売り物にはなりません。
ということで、潔く処分することにしました。

ただ、このまま雑貨ゴミに出すのも微妙なので、サンダーで切断することにします。

このスイングアームはアルミ製なので、サンダーでかんたんに切断できる目論見でした。
しかし、これが想定外に硬くて、手持ちのサンダーではとても歯が立ちません。
さすがはスイングアーム、かなりしっかりした造りのようです。

ちなみに、これまでのスイングアームには、クラックはありませんでした。
まずは、安全は担保されていたようで一安心です。

もしかすると、車検のたびにドカ屋さんがチェックしていてくれたのかもですね。
いずれにしても、あのクラックは個体差によるモノのような気がします。

真夏にして、ストーブを引っ張り出します。

結局、スイングアームの切断はあきらめて、そのままゴミに出すことにしました。
となると、ここでもうひとつやっておきたい作業があります。
それは、石油ストーブの芯交換、要は、このタイミングで古い芯もゴミに出したいのですね。

なかなかいっぱいにならない雑貨ゴミ。
灯油臭のする古い芯をながらく家の中においておくのは、少し抵抗があるのです。
ということで、真夏というタイミングですが、ストーブを引っ張り出します。

トヨトミのレインボー初期型。
学生時代に、米沢のコメリで一目ぼれして買ったストーブです。
石油ストーブにしては破格の24,000円でしたが、スタイルに一目ぼれでしたね。
ちなみに最新型はこちらですが、私はやはり初期型が好みです。

しかし、この初期型レインボーは、ながらく芯が欠番でした。
購入したときに付属していた替え芯にして、はや30年近くです。
これまで騙し騙し使ってきましたが、さすがに限界という感じでそた。

ところが、ネットを眺めていたら、芯が販売されていました。
なんと、英国の芯メーカーがリリースしているようです。

もちろん、間髪おかずに注文です。
また欠番になると困るので、今回は3つほど注文しました。
これで、あと10年はこのストーブを楽しむことができますね。

サクッと交換することができました。

まずは、サクサクとストーブをバラしていきます。

古い芯を外す前に、突き出し量をかくにんしておきました。

そして、いよいよ新しい芯に交換です。
新しい芯はガラス芯なので、これまでの綿芯とはちょっと雰囲気が異なります。

まずは、外筒に芯をセットですね。
よくみたら、新しい芯には位置決めの線が引いてありました。

外筒にセットできたら、いよいよ本体に組み込んでいきます。

それで、この本体組み込みなですが、前回はもの凄く難儀したのでした。
これについては変換用の治具があるのですが、紛失してしまったのですね。
治具がないと、内側の筒に芯が引っかかって、なかなか組み込み出来ないのです。

でも、今回は拍子抜けするぐらいにサクッと組み込めました。
前回の交換から30年の間に、私の機械修理スキルも、すいぶんと向上したようです…。
と、都合のいいように解釈したいところですが、たぶんこれは芯の材質のせいでしょうね。

いずれにしても、想定外に楽勝なのにはたすかりました。
それにしても、対流型石油ストーブは構造がかんたんですね。
スイングアーム交換ウォシュレット修理に比べれば、お茶の子さいさいでした。

はやくも、冬が待ち遠しいです。

スイングアームと古い芯は、このような感じで集積所へ持っていきました。
翌日確認したら、無事に回収してもらえていて一安心です。

そして、ストーブも無事に組み立てが完了しました。
芯の動作や突き出し量もバッチリですね。

ついでに、ながらく不調だった自動点火装置も復旧させました。
あとは、冬がくるのを待つばかりですね。
まだまだ、暑い夏は続きますが、寒くなるのが待ち遠しいです。