福島の只見までドライブしてきました。

夏休みの最後に、福島の只見までドライブしてきました。
目的は、只見線の撮影と青春18×2の聖地巡礼です。
今回は、これまで未踏だった昭和村にも足を延ばしてみました。
晩夏の奥会津、まだまだ新しい発見がありますね。

吾妻スカイバレーを越えて、只見にいってきました。

5月に青春18×2を観てから、聖地只見に行ってみたいと言い続けていた配偶者。
そんな彼女から、LINEであるネット記事が流れてきました。

記事によれば、秋篠宮の佳子さんが只見線のビューポイントを訪れたとのこと。
私も列車をみてみたいという配偶者の意向で、只見までドライブになりました。

佳子さんが訪れたビューポイントは、道の駅 尾瀬街道みしま宿にあります。
列車の通過時間を考えると、直行では早く着きすぎるようでした。
そこで、すこし遠回りの吾妻スカイバレー経由で向かうことにします。
スカイバレーの山頂付近は、まだまだ夏でしたね。

檜原湖の西岸を南下して、道の駅檜原湖で一休み。
そこから、R459、県道322、127で会津坂下町に抜けて、R252で只見方面です。
目的の尾瀬街道みしま宿には、12:40に到着しました。

ビューポイントは、道の駅から徒歩5分ぐらいのトコロにあります。
第一只見川橋梁、只見線といったらこの写真という、とても有名なポイントですね。
実際にいってみると、橋梁までがとても遠くてびっくりでした。

列車の通過時間が近づいてくると、人が集まってきます。
そして、カタンカタンという音とともに、列車が登場しました。
列車の音が渓谷にこだまして、あれだけ離れているのによく聞こえるのには驚きましたね。

手持ちのスマホで撮影しますが、すこしきびしいモノがあります。

2枚目はズームにしましたが、画面が粗すぎますね。

本気で撮りたいのなら、望遠つきの一眼レフが必須でしょう。
とはいえ、撮影はとてもたのしかったです。
なによりも、配偶者がとてもよろこんでくれたので、こちらも大満足ですね。

只見駅でも列車撮影を楽しみました。

撮影会が終わったトコロで、お腹がすいてきました。
国道沿いには良さげな食堂が点在しますが、どこも月曜日でお休みです。
道の駅かねやまでクルマを走らせて、そこで昼食にしました。
アザキ大根高遠そばをいいただきましたが、絶品で大満足です。

青春18×2一色の只見駅には、15時前に到着しました。

列車がくるまでしばらく時間があるので、田子倉ダムまで足を延ばしてみます。
発電出力全国第二位の田子倉ダムは、相変わらず大きかったですね。
只見展示館というダムの資料館に立ち寄りましたが、ここのVRがまた、おもしろかったです。

そのあと、只見駅にとんぼ返りして、またもや列車撮影を楽しみました。

只見線の車両を近くでみるのははじめてでしたが、渋いですね。
まさに、ザ・ローカル線という感じで、鉄道好きの琴線に触れるモノがありました。
次回はぜひ、この車両に乗ってみたいですね。

昭和村をまわって帰りました。

只見線を大いにたのしんだところで、そろそろ帰る時間になりました。
ここで、Googleマップをみていた配偶者が、昭和村にいってみたいと言い出しました。
マップによれば、喰丸小学校跡という渋い建物があるようです。
私も、昭和村は一度いってみたいと思っていたので、さっそく向かうことにしました。

只見駅からR289を東進して、途中からR401の入ります。
プチ酷道のR401を走ること30分ほどで、待望の昭和村に到着しました。

くだんの喰丸小学校跡、昭和30年代が現存している感じですね。
というか、村そのものが渋すぎます。
このような感じの村は、東北でもあまり残っていないと思いますね。

しかもこの村、村のWebページをみても情報がほとんど出てきません。
昭和2年に野尻村と大芦村が合併してできた村だから昭和村、ぐらいしかわからないのです。
たとえば、桧枝岐なら平家の落ち武者伝説がありますが、その手の歴史や伝記が確認できません。
この、少々ミステリアスな部分が、ある意味桧枝岐よりも強烈ですね。

昭和村からは、再びR401で会津高田まで抜けました。
高田までは、博士トンネルという立派なトンネルであっという間です。
トンネルができたのは昨年の9月で、それまでは冬季は行き来ができなかったようですね。
田島や只見とは往来ができるとはいえ、かなりの陸の孤島だったのだと思いました。

会津高田からは、県道22で会津若松の西側を抜けて喜多方に向かいます。
ドライブの〆は喜多方ラーメンの来夢ですね。
相変わらずのおいしさに、旅の疲れが癒えました。

ということで、今回も大満足のドライブでした。
そして、奥会津、侮りがたしです。
たぶん、まもなく、再訪することになりそうです。