奥只見を走ってきました。その3

900SSで、奥只見を走ってきました。
昨年もトライしていますが、いろいろな事情で断念したルートです。
今回は入念にオートバイを整備して、ようやく貫徹することができました。
そんなツーレポの最終章は、R252での只見折り返しです。

奥只見を走ってきました。その2はこちら

R352と比べれば、R252はごく普通の国道です。

魚沼到着が13時、これならR252で只見まわりをしても余裕で帰ることができそうです。
R17を右折してしばし北上、只見線の跨線橋を越えたら右折してR252に入ります。
ここはとんぼ返りのつもりでしたが、この日の魚沼はとても暑かったですね。
熱中症が怖いので、道端の自販機で水分補給をしました。

一息ついたところで、再び只見に向けて走り出します。
さて、帰り道のR252ですが、こちらも六十里街道と言われるぐらいの難所ですね。
たしかに、スノーシェードばかりの道で、冬は通行止めになるところです。

そして、県境のトンネルは、相変わらず真っ暗でした。

16年前にCB750Fで通った時は、すごく秘境感のあるところだと思ったR252でした。
しかし、あの苛烈なR352を経験すると、こちらは普通の国道、普通の峠ですね。
道路は完全な2車線ですし、洗い流しのようなトラップもありません。
実際、トラックもそこそこ走っていて、ここは生活のための幹線道路なのだと思いました。

魚沼から只見まではジャスト1時間でした。

とはいえ、休息なしのR353→R252ダブルヘッダーです。
只見に向けて、すこしヘロヘロになりながら、コーナーをひとつひとつ抜けていきます。
田子倉ダムに下りるところはヘアピンだったなと、16年前を懐かしく思い返しながら走ること1時間、14時ジャストに只見に到着しました。

只見のガソリンスタンドで、最後の給油です。
使えるクレカが限定の、ちょっとレトロなスタンドでした。

ここで、私もトマトジュースで水分補給です。
スタンドのおばちゃんが話好きの人で、ジュース片手に歓談ですね。
体力もだいぶ回復したところで、14:14に只見を後にしました。

17時前に、無事に帰還できました。

このペースなら、余裕で17時には帰還できそうです。
R252を会津坂下に向けてひたすら北上、途中、只見線の列車に遭遇しました。
このあたり、往復で一日6本といったダイヤですから、なかなか貴重なショットです。

坂下からは県道で喜多方に抜ける予定でしたが、R47との交差点で右折レーンのクルマの多さに気持ちが萎えました。そのまま直進して磐越道で会津若松までワープします。会津若松からはR121を北上し、米沢からはまたもや高速でワープして、16:53に無事帰還となりました。

全走行距離565km、ジャスト9時間。とても満足な走りができました。
距離的にもボリューム的にも、このR352&R252のダブルヘッダーはなかなか良いですね。
十和田湖、北山崎にプラスして、お気に入り日帰りコースに追加決定です。
またぜひ、走りに行きたいですね。

翌日、プラグを確認すると、後ろはいい感じに焼けていました。

そして、前のプラグも次第点のようです。

R352で過酷な低速走行を強いた割にはよい状態で、燃調は大丈夫のようですね。
これに気をよくして、次週もまたドドーンと走りに行きたいと思います。