奈良美智さんのN’s YARDにいってきました。

那須高原にある、奈良美智さんのN’s YARDにいってきました。
別荘地にひっそりとたたずむ美術館は、奈良さんテイストに溢れていました。
これまでも、いろいろな展示をみてきましたが、ここが一番良かったですね。
それではその様子を、ドライブのレポとあわせて紹介したいと思います。

南会津から、1時間40分で到着しました。

南会津の星の郷ホテルを満喫した翌日に、那須にあるN’sYARDにいってきました。
こちら、奈良美智さんの美術館です。
奈良さんファンの配偶者が、いってみたいということで足を運んだのでした。

星の郷ホテルから、R289→R400で那須に向かいます。
那須高原の別荘地にひっそりとたたずむ美術館には、1時間40分ほどで到着しました。

美術館の前は、シンプルな園庭です。
すでに、この時点で奈良さんワールド全開という感じですね。


一人1,500円を払って入館します。
いったい、どんな展示なのか、期待に胸が高まりますね。

奈良さんの世界観がひしひしと伝わる最上の美術館でした。

結論からいうと、この美術館、大当たりです。
とにかく、ものすごくよいのひと言です。

展示室に足を踏み入れた瞬間、その雰囲気に圧倒され、思わず息をのんでしまいました。

これまでは、弘前の廃倉庫や青森県美術館で、奈良さんの作品を観てきています。
もちろん、そこでの展示もよかったのですが、個人的にはここがダントツだと思いますね。

建物自体が奈良さんナイズされている影響なのでしょうか。
作品群から発せられる、すこし懐かしくてキュンとする感じが、ひしひしと伝わってきますね。

美術館の外にも、作品が展示してありました。

この美術館は、ショップ以外なら写真撮影がOKなのもうれしいです。
このあたり、実に奈良さんらしいと思いますね。

大いに美術館を堪能し、白河を観光して帰りました。

美術館に併設されるカフェもナイスです。
ケーキセットのアーモンドケーキ、コーヒー共々おいしかったですね。

これまで、奈良さんにあまり関心のなかった息子も満足していました。
ここは、奈良さんが好きなら一回は行ってみる価値アリだと思います。

N’s YARD を堪能したあとは、おのぼりさん丸出しで那須の御用邸にいってみました。
御用邸の入り口には、ごっつい監視カメラとパトライトがあって、すこしビビりましたね。

そのあと、白河の関にも行ってみたいというコトになり、Googleマップの誘導で向かいます。
白河の関にくるのははじめてですね。

関は、旧奥州街道のR294沿いと思い込んでいましたが、もうひとつ東の県道76にありました。
しかも、この関所が機能していたのは、平安中期までなのですね。
箱根のように幕末まで機能していたと思っていたので、ちょっとびっくりしてしまいました。

結局、白河の関は、江戸時代には幻のラピュタ状態だったようですね。
白河のお殿様が考証して場所を特定、そして、松尾芭蕉など、古の歌人文人の憧憬だったとの由。
ここに降り立った芭蕉は、いったい何を想ったのでしょうね。

なお、古の奥州には、白河を含めて三つの関所があったようです。
他の二つはどこかと思ったら、駐車場のトイレの壁に書いてありました。

白河の関を楽しんで、最後は白河ラーメンで〆です。

太鼓のぼおの琥珀ラーメン、おいしかったですね。
あっさりとしたお味が、ホテル食ですこし疲れ気味の内臓に染み入りました。
ひさしぶりに、完飲完食です。

ということで、最後はただのドライブ記になりましたが、たのしかったですね。
そしてあらためて、奈良さんのN’s YARDよかったです。
いま住む街からだと、オートバイの日帰りツーリングにちょうどよいかもしれません。
また、気が向いたときにふらりと、癒されにいきたいと思います。