ラフ&ロードのレインウェア

10年以上ぶりに、オートバイ用のレインウェアを買いました。
購入したのは、ラフ&ロードのレインウェアです。
コンパクトなレインウェアですが、防水性や使い勝手が気になる人も多いと思います。
今回は、2ヶ月ほど使ってみてのレビューを書いてみたいと思います。

結論からいうと、使えるレインウェアです。

結論からいうと、使えるレインウェアです。
Amazonのレビューをみると、以下の2点が気になるトコロでした。

  • 生地が薄いので防水性が不安
  • コンパクトすぎてカバーに収納するのが大変

実際に使ってみると、どちらもまったく問題なしです。
軽くてコンパクトで防水性も十分な、すばらしいレインウェアです。

防水性については、購入から2ヶ月で雨の中を2回ほど走りました。
一度目はかなり強めの雨の中を20分ほど、二回目は小雨の中を90分ほどです。
どちらも、雨水が浸み込んでくることなどなく、快適の一言でした。

つぎに収納性ですが、こちらもぜんぜん大丈夫です。
Amazonのレビューでは、カバーが小さすぎて壊れた人もいるようですが杞憂ですね。
入っていた通りにウェアをたためば、サクッと問題なく収納できます。
ぶっちゃけ、下手なテントやシュラフよりも楽ですので、気にする必要すらないですね。

前のモデルと違って、このウェアはデザインもシンプルです。
特に、バックプリントが良い感じですね。
ここも、このレインウェアにした理由のひとつでした。

ということで、防水性と収納性で二の足を踏んでいる人は、悩むだけ時間の無駄です。
さっさと購入ボタンをクリックして、高機能で快適なレインウェアを手に入れましょう。

なお、今回はMサイズを注文したのですが、届いたのはBMサイズでした。
Amazonのサイトでは、一見MサイズのようでBMサイズが選択されるので注意が必要です。
正直、これが届いたときは、あの面倒なAmazonの返品処理かと思いました。

ところが、上着の上から着るとなると、このBMサイズがピッタリです。
私は、身長167cm、体重61kgの標準体型ですが、まったくもって問題ありません。
ということで、怪我の功名ではありませんが、このままBMサイズで使うことにしました。
もし、サイズで悩んでいる人はBMサイズがお勧めです。

気になるのは、あまりコンパクトではないところと防寒性

ただ、まったく気になるトコロがないワケでもありません。
個人的に一番気になるのは、思ったよりもコンパクトではないところですね。

Amazonの商品紹介では、500mlのペットボトル一本分のように表現されています。
しかし、これはすこし誇張ですね。
どう考えても、500mlのペットボトル2本分か、それ以上の容積はあります。
この部分は、商品紹介をうのみにしない方がよいですね。

もちろん、そうはいってもコンパクトなことに変わりはありません。
以前のヤマハのレインウェアと比べれば、大きさは半分以下ですからね。
これについては、非常に満足しています。
ただ、500mlのペットボトル1本分なら900SSにも搭載できたので、そこがすこし残念でした。

また、このレインウェアの生地はとても薄いです。
それゆえに軽くてコンパクトなのは良いのですが、防寒性はいまひとつですね。
レインウェアを防寒着代わりにするのは、オートバイツーリングあるあるですけれど。
このレインウェアについては、防寒機能はあまり期待しない方が良いでしょう。

その分、夏場は軽くて快適だと思います。
私は、冬より夏の雷雨対策で使うことが多いので、逆にこの方が使い勝手はよいでしょうね。
あらためて、自分の使い方にあった良いレインウェアが買えたと満足です。

基本的に、レインウェアは使わない人です。

ちなみに、18歳でBikeに乗り始めて長らく、私はレインウェアを使わない人でした。
基本的に、私は雨の日はBikeに乗りません。
ツーリング先で雨に降られたとしても、防水性のあるウェアで十分という感じでした。

ところが、CB750FでBike通勤するようになってから、状況が一変しました。
当時は片道80kmの長距離通勤で、しかも基本はスーツです。
通勤途中の通り雨でずぶ濡れのまま出勤というのは、さすがにできない感じでしたね。

そこで、当時のBike仲間に勧められたのがヤマハのレインウェアです。
値段の割には性能が良いということで、さっそくネットで購入しました。
前評判の通りに、値段の割にはしっかりした作りで防水性能もとてもよかったです。
そして、今回のレインウェアにするまで、10年以上使っていたのでした。

ただ、このレインウェアは、収納サイズがすこし大きいところが難点でした。
また、乗ってるBikeがヤマハではないというところも、すこし気になるところでした。

とはいえ、レインウェアの稼働は年に数回ですし、フリーランスのいまは通勤もありません。
このヤマハのレインウェアはお守り替わりで、いつもカブの荷物箱に入れていたのでした。
そうしたところ、先般の愛染峠アタックで紛失です。
レインウェアは安いモノではないので、あの紛失はショックでしたね。

ただ、購入から10年以上経過して、防水性能などが微妙になっていたのも事実です。
これを機に、あたらしく買い直せてよかったと、前向きに考えることにしました。
このラフ&ロードのレインウェアは、本当に満足の一品ですね。
これからは雨の日のライディングも楽しくなりそうで、そこもとてもうれしいです。