私の愛機、ドゥカティ900SSについて
私の愛機、ドゥカティ900SSを紹介したいと思います。
この900SSは、本ブログの主役の一台です。
今回は、オートバイに詳しくない人にも、わかっていただけるように書きました。
あらためて、お見知りおきいただければと思います。
イタリア製のオートバイです。
先日、ブログの見直しをしていたら、きちんとした900SSの紹介記事がないことに気づきました。
一応、あることはあるのですが、すこしわかりづらい内容です。
あらためて、誰にでもわかるように紹介記事を書きたいと思います。
私のオートバイは、ドゥカティ 900SS といいます。
ドゥカティはメーカー名で、900SSがオートバイの名前です。
その名の通り、排気量900㏄の大型オートバイです。
ドゥカティのつづりはDUCATIです。
900SSは、そのまま「キューヒャクエスエス」と読みます。
もっとも、正しい名前は「900 SuperSport(スーパースポーツ)」ですね。
SuperSportを略して、SSになります。
外車です。イタリア製のオートバイです。
外国製のオートバイといえばアメリカのハーレーが有名ですが、その次ぐらいに有名です。
でも、オートバイに興味のない人には、ほとんど知られていないメーカーかもしれません。
イタリアのクルマといえば、フェラーリなどのスーパーカーが有名です。
そして、ドゥカティもスポーティなのが特長、要はスピードを出す系ということですね。
それプラス、ちょっとレトロでロマンチックなオートバイです。
このあたりは、日本車などにはないイタリア車独自の魅力だと思いますね。
なお、同じロマンチックでも、イギリス車が伝統的なロマンなのに対して、イタリア車は刹那的なロマンです。具体例としては、紅の豚におけるポルコ・ロッソの世界観ですね。
というか、百聞は一見に如かずです。
まずは、以下の写真をご覧ください。
こちら、1975年に発売された初代の900SSです。
いかがでしょう。刹那的なロマンが感じられたでしょうか。
まぁ、感じられるかどうかは人それぞれですが、要はこのような雰囲気が大好きな人にはたまらないオートバイ、それがドゥカティということです。
2代目の900SSです。
さて、私の900SSはこちらです。
1992年製です。初代から数えて2代目のモデルです。
初代と比べてとても現代的ながら、どこかレトロな雰囲気もあるオートバイです。
排気量は900ccなので、そこそこ大きいです。
とはいえ、ハーレーや日本製のオートバイと比べれば、だいぶ小さめです。
スピードは、メーター読みで200km/hぐらい出ます。
でも、日本製のスポーツバイクと比べれば、劇的に速いというワケではありません。
音は、かなりの大音量です。
排気音はズドドドドドという重低音系で、エンジンをかけた瞬間は遠雷のようです。
また、乾式のクラッチからはカシャカシャカシャと、なかなか耳障りな音がします。
ぶっちゃけ、近所迷惑なオートバイですが、周りの人からは「いい音だね」と褒められます。
これについては、大型オートバイの役得なのだろうと考えています。
マフラーとシートを改造しています。
マフラーを改造しているので大音量という部分もありますが、元のマフラーも大音量です。
シートは、シングルシートという一人乗り用のモノに変更しています。
人も荷物も積めなくなりましたが、刹那的なかっこう良さを追求するために変更しました。
ここは、私の一番のお気に入りです。
なお、車検や荷物を積んでツーリングするときは元に戻します。
25歳のときに買って30年乗っています。
私は、この900SSを25歳のときに、税込み183万円で買いました。
オートバイとしてはかなり高額ですが、絶対に欲しかったので迷いはありませんでした。
色はイタリアンレッド、というかその色しかラインナップがありません。
発注から納車までは20日、イタリアから海を渡ってはるばるやってきました。
スーパースポーツという名前ですが、バリバリスポーツなワケではありません。
街乗りやツーリングも、普通にできるオートバイです。
巷ではスパルタンなどと言われていますが、言われるほど難しいオートバイではありません。
慣れると、自転車のようにヒラヒラと走らせることができます。
ただ、ハンドルがあまり切れないので、Uターンは苦手です。
悪路走行もあまり得意ではなく、あとは寒さと雨に弱いです。
最悪、エンストして走らなくなるので、走る前の天気予報チェックは欠かせません。
イタリアの工業製品は信頼性に難があるといわれますが、買って10年はノントラブルでした。
実は、使われている部品の多くが日本製なので意外と堅牢です。
数ヵ月エンジンをかけていなくても、セル一発で始動できたりします。
ただ、20年を過ぎたあたりから、あちらこちらが故障するようになってきました。
最近は、それとつき合うも楽しみの一つと前向きに考えています。
整備も、できるだけ自分でするようにしています。
このオートバイは作りがシンプルなので、そこそこ自分で整備や改造を楽しむことができます。
なお、整備や改造については、これは書き出したらキリがないのですが。
ただ、あまりオートバイに詳しくない人には何のことだ?になりますので、ここでは割愛します。
興味があったら、オートバイカテゴリーで拾って読んでみてください。
若いころは、これで北は北海道から南は広島までツーリングしました。
いまは、年に数回、500~600㎞の日帰りツーリングを楽しんでいます。
ツーリングの詳細も、オートバイカテゴリーで拾っていただけるとうれしいです。
以上が、私のドゥカティ 900SS の紹介になります。
オートバイに詳しくない人でもイメージできるように書いたつもりですが、いかがでしょうか?
私にとっては恋女房のようなオートバイで、死ぬまで乗るつもりでいます。
今後もブログには頻繁に登場すると思いますので、どうかよろしくお願いします。