ツーリング&ツーリング
8月になって、長かった梅雨がようやく明けました。
梅雨明けにあわせて、ちょいと走りに行ってきました。
ひと月半ぶりの走りです。
今年の夏は、いまひとつパッとしません。
コロナ禍で落ち着かないのにプラス、梅雨明けが致命的に遅かったのが原因です。
こんなに雨ばかりの7月も久しぶりでした。
それでも夏はやってきます。
梅雨明けが8月ではもはや残暑の候ですが、それでも夏は夏です。
そして雨が上がれば、やっぱり乗りたくなるのがBike乗りの性なのです。
ということで、梅雨明け早々走ってきました。
久しぶりに、ライディングジャケットと革パンツに身を固めます。
そして、ガレージから900SSを引っ張り出しました。
これを駆るのは、6月の十和田湖日帰りツー以来です。
スタンドでガスを詰めていざ出発です。
ところが、クラッチをつないだ瞬間にカツンといういやな音がリア近辺から聞こえました。
Bikeを路肩に停めて確認してみると、リアのアクスルシャフトがズレています。
どうやら、チェーンに引っ張られて、アクスルシャフトが動いてしまったようでした。
本来ならば、ストッパーで動かないハズのアクスルシャフトです。
しかし悲しいかな、ストッパーは固着していてアクセルシャフトが固定できないのです。
このままでは、走行中にチェーンが外れてしまう可能性があります。
いったん自宅に戻って、ワッシャーをかませて対処しました。
ワッシャーをシム代わりにして固定ですね。
これで、アクスルシャフトがズレる心配はなくなりました。
気を取り直して、再出発です。
山脈をはさんで、ジギルとハイドの天候でした。
行先は、いつもの蔵王エコーラインです。
自宅を出てR286を東進すると、目の前の山間から雲がこぼれ落ちています。
奥羽山脈の向こう側は雨かなぁと思ったら、その通りでした。
まぁ、雨といっても路面がちょっと濡れてるレベルです。
逆に、涼しくてとても気持ちが良いのでした。
コロナ禍の影響なんのその、山頂付近はハイカーのクルマで密集状態でした。
でも、大型バスがいないので、時間帯の割には快走です。
そして、山頂を抜ければ、笑っちゃうぐらいに快晴です。
あとは自宅まで、気持ちよくワインディングを楽しめました。
ということで、100kmほどの走りを楽しんで昼過ぎには帰還です。
サクッと昼飯して、そのあとは洗車です。
乗ったらすぐに洗うのが、Bikeをきれいに保つののコツですね。
それで、ちょいと洗うつもりが気づけば小一時間です。
愛しの900SS、なんだかんだで手間暇がかかってしまうBikeです。
午後はカブで西進です。
900SSをガレージに片づけて、今度はカブにまたがります。
今度はカブで約束の地、白鷹町の最上川河川敷を目指すのです。
午前の部とは打って変わり、Tシャツに短パン、半キャップにクロックスといういで立ちです。
それで、馬見ヶ崎の川沿いを、50km/hぐらいでポコポコ西進していきます。
このカブ走り、900SSを駆った直後だとあまりにもまったりで笑ってしまいますね。
でも、全身で川面の風を感じながら走るのは、超気持ちよくて極楽です。
東側と違って、西側は抜群の天候でした。
入道雲とBike、うん、これぞ夏という感じです。
いつものとおり、作谷沢経由で朝日町に抜けます。
先月末の大雨の痕跡が、まだ至る所に残っていました。
約束の地は、はたして無事なのでしょうか?
あちらこちらと迂回させられて小一時間、ようやく、いつもの場所に到着しました。
やはり、水はガッツリ上がっていたようです。
それでも、約束の地は流されていなくて一安心しました。
ただ、夏草が伸びたい放題です。
これではしばらく、ここでのコーヒーブレイクは無理そうですね。
帰り道も、あちらこちらが通行止めでした。
やはり、豪雨の傷跡は深いようです。
少しでも早い復興を祈るばかりですね。
でも、やっぱり走るのは楽しいです。
そして、ものすごく気分転換になりますね。
今回は、900SSで100km、カブで60kmほどの走りでした。
一日で二度おいしいツーリング&ツーリング。
900SSとカブという別キャラBikeの同日乗りは、二色モナカの味わいです。
ちなみに、カブも帰宅後に洗いますけど。
こちらはいつも、5分で洗車完了です。
いずれにしても、たまには、こんなぜいたくな走りもいいモノですね。
そして、こんなバカな遊びが楽しめる、平和な世の中に感謝です。