カーズ3に泣く
昨日、封切されたカーズ3。
TVでの前宣伝もあって、ファンの息子と配偶者と3人で観に行った。
結論から言うと、トイストーリー3に匹敵の傑作映画である。
私の客観的指標であるヤフー映画。
そこでの評点が4を超えているのも伊達ではない出来栄えだ。
カーズの1を最初に観たのは、配偶者のお袋さんが息子の為に買ってくれたDVDでの事。
当初は、トミカDVDのような幼児向けの作品と思っていたのだが。
さすがはディズニー、王道のストーリーとクルマ好きの琴線に触れる演出構成で、親父の私がハマってしまった。
勿論、迫力のレースシーンに息子も大喜びし、家族で楽しく鑑賞したのは良い思い出。
その頃、息子はまだ3歳、そして主人公のマックウィーンは小生意気なルーキーレーサーだった。
それから10年、息子は中学生になり、マックウィーンは引退間際のベテランレーサーになった。
この、10年という時の流れをリアルに感じさせてくれるところに涙する。
息子もマックウィーンも、本当に成長したモノだ。(わらい)
カーズ1で感動したMACKとの大陸横断シーンが、3で再び観れたのもよかった。
あのCGで表現された、夕陽の中の走行シーンは本当に美しい。
そして、トイ・ストーリー3を彷彿とされる次世代継承のオチに涙する人は多いだろう。
勿論、私もその一人である。
ただまぁ、涙する程に感動する3を観ても、やっぱりカーズシリーズで一番好きなのは2。
誰がどう観ても、クルマ好きの監督が本当に作りたかったのは、明らかにこれでしょう?
クルマ好きの私には痺れる配役と演出、息子もカーズは2が最高との評価。
これはもう間違いのない所だと思うのだが、しかしなぜかヤフー映画を筆頭にカーズ2は酷評というのが定番だ。
どうにもこの国には、子供向け作品には人生訓的展開が必要と考える人が多いんだろうねぇ。
私からすれば、逆にカーズの1と3の、そんなところがちょっとウザいのだが。(わらい)
いずれにしても、マックウィーンも立派な大人になって本当に良かった。
正直、ウザキャラのメーター以上に、マックウィーンはどうにも好きになれなくて。
これまでトミカショップでも、あの赤いボディーには触手が伸びなかったのだが。
カーズ3のラストシーンのブルーのマックウィーン、是非、私のトミカコレクションに加えてみたいと思った。