コーヒーの自家焙煎 その2
コーヒーの自家焙煎をはじめて2回目の焙煎。
今回は、Amazonで生豆を購入してのトライです。
ところが、これが思ったようにいかなくて四苦八苦しました。
前回の記事ではかんたんなどと書きましたが、もう一工夫必要のようです。
フレンチローストにしたら、味がスカスカでした。
美味しいコーヒーをリーズナブルに飲みたくて、自家焙煎をはじめました。
前回は地元のコーヒー屋さんから分けていただいた生豆でトライしました。
はじめての割にはなかなかうまくできて、これならと手ごたえを感じていたところでした。
そして、今回はいよいよ、Amazonの激安豆でトライです。
そのお値段は1kgで1600円/kg、これで美味しくできれば本懐ですね。
今回は風防をつけて、焙煎温度の低下対策もバッチリです。
お好みの深煎りフレンチローストで、見た目はとても美味しそうに仕上がりました。
ところがミルで豆を挽いてみると、まったく手応えなしのスカスカです。
そして肝心のお味のほうも、苦いばかりでスカスカでした。
というか、もはや豆があられのようです。
ぶっちゃけ、そのままポリポリ食べるのが一番おいしい感じですね。
前回のときはこんなことにはならなかったのに、この豆は深く煎ってはいけないようでした。
その後、配偶者か淹れ方を工夫してくれて、なんとか飲める代物にはなりましたが。
これは、早くリベンジしなくてはいけません。
そして、今度は中〜深煎り狙いで再チャレンジすることにしました。
中~深煎り狙いで再チャレンジです。
まずは、カーポートの下に焙煎キットをセッティングです。
ポイントはダイソーのアルミ風防、これは野外で焙煎するときの必須アイテムですね。
前回は調子こいて大量に煎ってしまい、飲み干すのにひと月以上もかかってしまいました。
その反省を活かして、今回は必要な分だけ焙煎します。
この瓶ひとつで約二週間分ですから、万が一失敗してもひと月待たずにリベンジできますね。
あとは、前回の要領で焙煎していきます。
途中、コールマンの燃料が切れたり風で風防が飛ばされたりとアクシデントはありました。
それでも、なんとか思った通りの焙煎に。
正直ムラだらけではありますが、平均すれば中〜深煎りといったところでしょう。
ところが、今度は焙煎した豆を瓶に入れるときに問題発覚です。
なんと、豆が瓶に入りきらないのです。
ど、どうして?と、まるでキツネにでもつままれた気分でした。
気を取り直してネットで調べたら、コーヒー豆って焙煎すると体積が増えるようです。
実際、生豆と比べてみると、こんなに大きさが違うとは知りませんでした。
まったく、こんな基本もわからずに焙煎している自分自身に笑ってしまいますね。
なかなか、思ったように味になりません。
焙煎後は2〜3日寝かせたほうが味が落ち着きますが、ここはすぐに試したいのが人情です。
まずはミルで豆を挽いてみると、今度はキチンと手ごたえがありました。
そして、フレンチプレスで淹れての一口目、、、あれ、なんか味がしません。
ぶっちゃけ、黒い白湯という感じです。
でも、すこし温度が下がってきたら、豆のうま味にほんのりとした苦みが感じられました。
手前味噌な言い方をすれば、拘りのコーヒー屋さん系統のお味です。
すくなくとも、前回の苦いだけのコーヒーよりは良い感じですね。
というか、同じ豆でも煎り方ひとつでこんなにも味が激変することに驚きでした。
ということで、さっそく配偶者にも飲んでもらいました。
そうしたところ、「う〜ん、私は前のほうが好きだな…。」という感想で撃沈です。
コーヒー自家焙煎、なかなか一筋縄ではいかないですね。
その後、最近ひいきにしている近所のカフェに配偶者と出撃しました。
今回は、ケーキセットを楽しみます。
そして、とても美味しいケーキのお供は、一杯550円のブレンドコーヒー。
さすがはプロのコーヒー、味、コク、香りともに申し分ございません。
これをホンダのオートバイとすると、私のコーヒーは事故車のようですね。
ということで、コーヒー焙煎道はなかなか険しく、連載はまだまだ続く予定です。