「その年、私たちは」15、16話レビュー
韓国ドラマ、「その年、私たちは」の15、16話が公開されました。
昨年12月からはじまった本作も、いよいよこれが最終章です。
結論からいうと、とても、とってもやさしさにあふれたドラマでしたね。
ほっこりとした気分に包まれながら、そのレビューを書いていきたいと思います。
13、14話のレビューはこちら
クク・ヨンスの魅力は、チョ・イソ超えかもしれません。
韓国ドラマ、「その年、私たちは」が、いよいよ最終章を迎えました。
ヒロインのキム・ダミちゃん推しとしてリアルタイムで視聴してきましたが、感無量ですね。
ダミちゃんはもちろん、ドラマ自体がやさしさいっぱいの良作で大満足です。
最終章とあって、ダミちゃん演じるクク・ヨンスもベストシーンが目白押しですね。
まずは第15話から、ウンとラブなヨンスが、とにかく可愛いです。
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またもやの、シャワーのあとのシーンも素敵ですね。
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こちらも、本当にイイですね。
ヨンス画のチョンチョンが彼女にそっくりで、ウンでなくても笑ってしまいます。
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出張先でみかけた高校生カップルに、思わずはにかむヨンス。
凝り固まっていた彼女の心が、少しづつほぐれてきていることを象徴するシーンですね。
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長距離恋愛中のウンに会いたいと、ソリさんのお店でくだを巻くヨンス。
本作は、ダミちゃんの酩酊演技が楽しめるのも魅力でした。
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今回、絶対に外せないのはこちらのシーン。
ウンに、やっと「サランヘ」を言ってもらえて感激するヨンスが愛おしいです。
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そして、ヨンスパートのクライマックスはこちら。
強情っぱりのヨンスが、ウンの前ではじめて素直な女の子になれたシーンですね。
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かんたんに謝ることすらできなかった彼女が、ウンに「ミアネ」を連呼します。
そして「つらいの。私、つらくてたまらない」と告白、ここは本当に泣けますね。
またひとつ自分の殻を破ったヨンス、個人的には本作で最高にお気に入りの場面です。
やはり、今回のクク・ヨンスはダミちゃんのハマり役ですね。
正直、梨泰院クラスのチョ・イソを越えたか…、いや、でもイソはイソで魅力的です。
このあたりは後日、見比べてみるのもまた楽しいかもしれないですね。
やさしさにあふれたフィナーレでした。
さて、お話のほうですが、こちらも失速することなく最後まで面白かったです。
まずは、第15話でひさしぶりに登場のヌア。
この盗作野郎にヨンスの劣等感を代弁させる展開、とても説得力がありましたね。
その脚本の妙技に、画面の前で思わず唸ってしまいました。
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ハルモニも、相変わらず強くて格好いいです。
第15話でヨンスを諭すハルモニに、またもや胸が熱くなりました。
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ウンの伏線回収は、どれもこれもが、この上なくやさしいモノでした。
これも、ウンの人がらがなせる業なのかもしれません。
そして、そんなウンを演じるウシクさんが、すごく素敵でしたね。
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また、あの弾丸旅行のときの約束も回収されました。
第8話で手放してしまったウンの手、それを今度は温めていた手で握るヨンス。
ウンに対する彼女の愛に痺れましたね。
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第16話では、NJがいい仕事してくれます。
彼女のアドバイスで、ウンがヨンスの決断を受け入れる流れ、よかったですね。
また、ジウンをフォローするドンイル先輩もいい動きです。
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ジウンの片想いは、最終的には自然治癒でした。
2年という月日や片想いのプライオリティ、このあたりの描写が実にリアルでしたね。
また、このタイミングでのチェランの告白、これがとても可愛くてお気に入りです。
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そして、圧巻なのはヨンスの人生棚卸シーン。
ここは、繰り返し観るたびに、目頭が熱くなってしまいます。
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結局、幸せとは結果としての積分値ではなく、そのときどきの微分値なのですね。
そして、がんばる姿は誰かがみていて、その努力は必ず報われる。
そんなやさしいメッセージをさりげなく伝えてくれるところに、本作の良心を感じます。
あらためて第1話から振り返れば、奇をてらったシーンはひとつもありません。
どのエピソードも、普通にどこにでも転がっている人生の一コマばかりです。
それなのに、これだけ心を揺り動かしてくれる本作、ぶっちゃけ傑作だと思いますね。
こんなすばらしいドラマに巡り合えて、本当にうれしい限りです。
ただただ、心地よい余韻に浸っています。
ということで、配信開始の2か月前から楽しみにしていたこのドラマ。
終わったらロスが半端ないかもと思ってましたが、意外と心地よい余韻ですね。
ラストは想像以上の大団円でしたが、とてもよくまとまっていたと思います。
視聴者に必要以上に後ろ髪を引かせないところが、本作の完成度の高さを物語っていますね。
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結局、この作品は、ただの切った貼ったのラブコメではありませんでした。
ウンとヨンスとジウン、そしてNJの成長痛を描いた、初夏をイメージする爽やかな青春群像。
まるで映画のようなドラマを配信してくる韓国エンタメは、やはりすごいですね。
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ということで、まだしばらくはこの余韻を楽しむつもりでいます。
まずは、ベストシーンを集めた動画の作成でしょうか?
でも、本作はベストシーンが多すぎるので、作業は難航しそうです。
そして、やっぱりキム・ダミちゃんは最高でしたね。
個人的には、ドラマよりもダミちゃんロスの方が大きいかもです。
彼女の次回作が公開されるまで、本作にしばらく沼っていようと思っています。