米沢まで、春の走り 後編

四月最後の土曜日に、ガンマで米沢にいってきました。
最近は仕事が忙しいためか、いまひとつガツンと走る気分になれません。
ということで、今回は近場で軽く、昔の思い出を辿る走りの後編です。

米沢まで、春の走り 前編はこちら

もうひとつ、別のバイト先を訪ねてみました。

昔のバイト先でまったりした後は、米沢郊外の芳泉町に向かいます。
ここは、上杉家臣団の原方衆が、半農半士の生活を送った集落ですね。
米沢名物のウコギの垣根も、ここが発祥です。

このあたりも、まだまだ桜が楽しめました。

芳泉町に来た理由は、これまたかつてのバイト先を確認するためです。
このあたりに、ガンマの原資を稼いだバイト先があったハズなのでした。

スマホを片手にあちらこちらを走り回って、ようやくそのバイト先を見つけました。

2年生の秋からこの工場で夜勤のバイトして、ガンマの原資を稼ぎました。
こちら側への扉を開けるきっかけとなったバイト先で、なんとも懐かしいですね。

かつて、砂利の駐車場だったトコロには、立派な社屋が建っていました。
こちらのバイト先は、順調に成長しているようで何よりです。

ひきつづき、思い出の地を回ります。

このバイト先にCBR250Rに乗る若い社員がいて、ゼロヨン勝負を挑まれたことがありました。
バイト終わりの深夜1時、ステージはこの興譲館高校前の直線だったと思います。
もう一人、別の社員がスターターをして、なかなか本格的なゼロヨンでした。
あんな漫画のようなことをしたのは、後にも先にもあの時だけですね。

ちなみにゼロヨンの結果は、2st乗りの名にかけて私とガンマの圧勝でした。
振り返ってみると、こんな小僧だった米沢時代もなかなかおもしろかったのですね。

この米沢にある母校は、超絶不本意で進学した学校でした。
でも、そんな米沢にも、良き出会いや思い出がたくさんあったようです。
何事も心持次第と、つくづくそう思う今日この頃ですね。

この日は、道中の桜が本当にきれいでした。

まさに、米沢の春という感じですね。

水窪ダムから白布街道に抜けるこの一本道も、とても懐かしいですね。

桜を眺めつつ、最後は米沢随一のワインディングである水窪ダムに向かいます。

ぶどうまつたけラインから、柏木峠で帰還しました。

水窪ダムにも、春があふれていました。
遠くに見える吾妻連峰が、最高にきれいでしたね。

ところが、肝心のワインディングが、まだ冬季通行止めです。
県のWebPageには開通と書いてあったのですが、ちょっと残念でしたね。

気を取り直して米沢市内に戻り、そこからR13→ぶとうまつたけラインで高畠町に向かいます。
このあたりになると、ガンマも完全に手の内で、ぶとうまつたけラインを大いに堪能しました。
そして、この日最後の目的地は、高畠町のキャット・ハンドという喫茶店です。

カー&オーディオマニアのオーナーと歓談しながら、パスタとコーヒーを楽しみました。
はじめての来店でしたが、実にフレンドリーなオーナーで話に花が咲きましたね。
真空管アンプでドライブされるカーペンターズが、とても心地よかったです。
リピート確定の極上なお店で、大満足ですね。

キャット・ハンドからは柏木峠経由で、15時過ぎに帰還です。
今回は、あちらこちらに寄り道の、まったりとした春走りでした。

6時間、185kmののんびり走り、たまにはこんな走り方も悪くないですね。
次回は900SS、それともカブで、どこをどう走ろうか思案中です。