原発再稼働に付和雷同する馬鹿な人たち
岸田政権が、原発の最大限活用を閣議決定しましたね。
なんとも馬鹿丸出しな政策だと思います。
しかも、これに乗じて付和雷同する輩もいるのには愕然とさせられますね。
これら亡国の使者たちには、即行で消えて欲しいです。
ポンコツでデタラメな原発を動かしてはいけません。
岸田政権が、原発の最大限活用を閣議決定しましたね。
2030年の原子力比率 20~22%を達成するために、原発の再稼働や運転期間の延長、あげくは新原発の建設まで行うというのですから、あきれ果てるばかりです。
まったく、あの岸田というのは亡国の使者なのでしょうか?
原子力発電所というのは、実にポンコツでデタラメな代物です。以前、福島第一原発の資料館には、「制御棒は重力で落ちるようになっているから、停電になっても安全だ。」と謳われてました。こんな嘘八百をつかないと稼働されられないモノ、それが原子力発電所なのです。
そして、事故が起きればその被害は寛大ですね。12年前の事故では、それでも奇跡的に格納容器が持ちこたえました。もし、格納容器の圧力が下がらず破裂でもしたら、東日本全域は人が住めない土地になるところだったのです。それを踏まえて再稼働というのは、これはもうのど元過ぎれば云々といったレベルの話ではないですね。
また、12年前は格納容器が持ちこたえたとはいえ、それでも福島にはいまでも帰還できない人が3万人もいます。岸田やそれに付和雷同する輩は、これらの人たちのことをどう思っているのでしょう?自分たちさえ都合がよければ、多少の犠牲は必要悪ぐらいに考えているのでしょうか?まったくもって、とんだ人でなしだと思いますね。
電気代が高いのならファンヒーターを買えばいい。
今回の原発復活の背景にあるのは、言わずもがなの電気代高騰です。
オール電化で月の電気代が10万円オーバーと嘆く人がTVのニュースに出ていました。
ぶっちゃけ、だから何?って感じですね。
オール電化などと贅沢をしておきながら、今さら何を嘆いているのだと思います。
電気代が高くて困るなら、ホムセンからファンヒーターを買って来ればいいだけの話です。
もしくは、家のなかでも厚着をするとか夜は早めに休むとか、いくらでも工夫できますね。
原発事故で未来永劫住めなくなることと比べれば、実に些末な問題です。
ところが、この問題の次元がまったく違うことを理解できない馬鹿が本当に多いですね。
挙句は、電気代高騰を反原発のせいにする八つ当たり野郎までいる始末です。
日本の経済や雇用を守るためなどと訳知り顔に騙る輩も目にしますが、これも皆目意味不明ですね。原発事故で未来永劫人が住めない国土になってしまったら、それこそ経済や雇用など守れるワケもないのに、本末転倒も甚だしいです。このような話の根本的なことが分かっていない馬鹿には黙れと言いたいですね。
そもそも、この電気代高騰の最も大きな要因は、ロシアのウクライナ侵攻です。
これに否を唱えたことから、今回のエネルギー危機に陥っているワケですよね。
であれば、今からでもプーチンに頭を下げて、素直にロシアから天然ガスを輸入すればいいのではないのでしょうか?ウクライナへの義理には欠くかもしれませんが、それでも原発を再稼働させるよりはずっとマシだと思います。
というか、これはウクライナとの共闘なのですから、多少電気代が高くなってひもじい思いをするのは仕方のないことなのです。ところが、そんな共闘の覚悟もなく安易に原発再稼働を叫ぶ姿勢は、これはもう恥知らず以外の何物でもないと思いますね。
ゼロエミッションという口当たりのいい言葉に惑わされてはいけない。
もう一つ、原発推進派が口にする言葉に、ゼロエミッションがあります。
要は、脱炭素を目指すためには、クリーンな原発が不可欠という論法ですね。
しかし、これも多くの矛盾に満ちた詭弁だと思います。
そもそも、本気で脱炭素を目指すのであれば、電気代はもっともっと高騰するべきです。
エネルギー代が高くなれば誰しもが節約するようになりますから、これが脱炭素の王道ですね。
上杉鷹山が唱えた質素倹約、これが脱炭素を実現する唯一の方法だと思います。
ところが、世の風潮としては、ゼロエミッションと経済成長は両立するべきなのだそうです。
経済成長というのは、今まで以上に豊かで贅沢な暮らしを追い求めるということですから、これは脱炭素と完全に矛盾しますね。そして、その矛盾を糊塗するために、原発というあり得ないカードが登場するといった図式になっているのです。
大体において、経済というモノは黙っていても成長するのです。それを前提に脱炭素を考えるのなら、経済成長は抑える方向にもっていかないといけないハズなのですが、それをブレーキを踏みながら加速しろといったことを目指すので、世の中がおかしなことになるのですね。それは原発然り、また心を病んだり過労死する人が減らないのも、このあたりが原因だと思います。
結局のところ、一部の強欲で人でなしの連中が、自分に都合の良い旗を振りかざしているだけなのですね。そして、経済成長なくして生きてはいけないと、多くの無知蒙昧が思い込まされているのです。この構図は、かつて軍拡なくして生きる道なしと喚き、ドロ沼の太平洋戦争に突入していった惨劇を思い起こさせますね。
いずれにしても、ゼロエミッションといった口当たりのいい言葉に惑わされてはいけません。原発がクリーンというのも嘘八百です。福島原発やチェルノブイリにおけるデブリを見て、それでもクリーンと言い張る輩の神経を疑いますね。クリーンという言葉の本来の意味を、一度辞書を引いて確認しなさいといいたいです。
ということで、原発再稼働は絶対反対です。
これからも、原理原則に則った反原発論陣を張っていきたいと思います。