夏至の父の日

今年の夏至は、日曜日の父の日でした。
例年なら、気付くと終わっていることも多い夏至の日です。
今年は天気にも恵まれ、夏に至るといわれるこの日を存分に堪能できました。

父の日を祝ってもらいました

先月の21日は、夏至でした。
梅雨時期にしてはめずらしく、朝から爽やかな晴天の夏至の日でした。
深夜に目が覚めた息子の話によれば、朝の3時から明るかったようです。

一年で一番日が長いこの日は、個人的に好きな日ベスト3だったりします。
冬至から日が長くなり春分で昼が夜を越え、そして夏至でクライマックスですね。

でも、気づくと終わっていたりする日でもあったりします。
この国では夏至のイベントが少ないですし、それに、この時期は梅雨です。
夏至の日は朝から雨降りで、日の長さが感じられないことも少なくないのですね。

今年の夏至は日曜日、しかも天気予報では朝から晴天とのことです。
ということで、今年は絶対に夏至を堪能するぞと月初から指折り数えて待っていたのでした。

そして、今年の夏至は父の日でもあったりします。
配偶者から「飲みたいお酒を買って進ぜよう」と言われ、朝から近所のスーパーです。
久しぶりにあれこれ吟味して、米鶴の超辛口純米大吟醸を買ってもらいました。

スッキリした辛口で、とても美味しいお酒です。
スッキリしすぎていてあまり大吟醸の感じがしませんが、個人的には嫌いではないです。
いつもいつも、米鶴のお酒は間違いがなくて安心ですね。

おねだりついでに肉も買ってもらいました。
アメリカ産牛肉肩ロースステーキ用、370gです。

というか、肉のスペックはどうでもいいです。
ただただ、肉塊な肉が欲しかっただけです。

庭でひとりステーキを堪能しました。

肉をゲットしたら、あとは焼いて食べるだけですね。
今回は、いい感じで芝生が復活してきた自宅の庭で堪能することにしました。

まずは、久しぶりにタープを取り出して庭に張ります。

South Fieldのタープです。
10年ほど前に、スポーツ用品店のDEPOで安売りされていたモノです。
本当はモンベルのタープが欲しかったのですが、これもとてもよいタープです。
コストパフォーマンス的に、とても満足ですね。

ただ、このタープ、ウチの庭にはちょっと大きすぎだったりします。
どうしようかいろいろ考えたのですが、両端をロープで折ればバッチリでした。
早々に、ロープワークバンダナが役に立ちました。

タープが立ったら、さっそく店開きです。
いつものローチェアーにテーブル、そしてコールマンですね。
あとは、肉を焼くフライパンとエスプレッソマシンで準備万端です。

そして、今回の注目は、このタブレットスタンドです。
これで、肉を食べながらkindleで読書をするのです。
読書をするにあたりタブレットはちょっと重すぎるのですが、スタンドがあれば無敵です。
固定台は、先般購入した万力でバッチリでした。

準備ができたら、まずはコーヒーを淹れます。

肉といったらビールか赤ワインあたりなんでしょうけど。
でも、最近はコーヒーと一緒に喰らうのにハマっています。
油でギトついた口中をコーヒーで洗えば、いくらでも肉が食べられる感じです。

もちろん、酔っぱらう心配もないし、食後にクルマの運転ができるのもいいですね。
食べ合わせ的には、鉄分が取りづらいといった話もあるみたいですけど。
美味しければ、結果オーライです。

コーヒーで一息ついたら、いよいよ肉を焼きます。

味付けは塩コショウのみです。
というか、味とかは基本どーでもいいのです。
ただひたすら、肉塊をナイフでちぎって黙々と食べるのがいいのです。

噛み切れない程の肉を口いっぱいにほおばって、ゴキュッと飲み込みます。
この飲み込む瞬間が、なんとも快感ですね。

夏至の夕刻を堪能しました。

ということで、久しぶりに肉を堪能しました。
やっぱり、肉を食べると元気がでますね。
スーパーのアメリカ産牛肉、味付けも塩コショウだけですが、かなり美味しかったです。

それで、本当なら370gを一気食いしたいところではありましたが。
夕飯は、これまた父の日スペシャルのスシローテイクアウトでしたので。
お寿司も堪能するために、1/3を冷凍保存で次回持越しとすることにしました。

肉の余韻に浸りながらのタブレット読書、至極のひとときですね。
夕方近くに撤収して、早目の夕食&早目のお風呂です。
気付くと、まもなく日没時間の頃合いでした。

ビール片手に近所の公園で、夏至の日没を鑑賞です。

たそがれゆく景色がとてもよい感じでした。

夏至は大好きですが、明日から日が短くなると思うとちょっと寂しいですね。
そう考えると、春分、そして冬至が一番好きかな?

いずれにしても、今年も半分が終わりです。
コロナ禍で、前半はどうにも落ち着かなかった2020年。
後半は、もう少し穏やかに過ごしたいモノですね。