カブの夏整備
実家往復をしてから調子がいま一つのカブを整備しました。
キャブを開けて、あとはタペットとチェーンの調整です。
これで、エンジン回りの懸念はなくなりました。
ただし、チェーンは交換が必要みたいです。
Bikeの調子がいま一つです。
ここにきて、すべてのBikeがいま一つです。
まずは、動かない900SS、次に、ネジが脱落したガンマ。
そして、実家往復をしたあたりから、カブの調子も微妙です。
ということで、これからこれらを直さなくてはいけません。
プライオリティ的に、まずはカブからやっつけることにしました。
まず、カブの症状ですが、エンジン回りからパスパスという音がする。
各部に錆、チェーンにすこしもたつき感、そして、微妙にパワーがでないといったトコロです。
メニューとしては、キャブの清掃とタペット、チェーンの調整あたりでしょうか。
本格的に整備をしたのは約二年前ですので、ここはひさしぶりの夏整備ですね。

キャブを開けてみるのは一年ぶりですが、思いの外汚れていませんでした。
錆だらけだったタンクも、6年目にしてだいぶキレイになったようですね。

サクッとバラシて、ジェット類はキャブクリーナーにどぶ漬します。

ジェット類をクリーナー漬けにしている間に、タペット調整をしました。
今回は、マークで圧縮点が出せてうれしいです。

タペットは、すこしキツメになっていましたね。

ついでに、プラグも新しくします。

ただし、キャブもタペットもプラグも、そんなにおかしいという感じではありません。
不調の原因は、他の部分にありそうですね。
エキパイのネジが緩んでいました。
ということで、あらためて、気になる部分をひとつひとつ潰していきます。
まずはエンジンからのパスパス音、おおよそ目途はついていたのですがビンゴでした。
エキパイのネジが見事に緩んでいて、排気漏れをおこしていたようです。

タペット調整とエキパイ増し締めが終わったトコロで、キャブを組み立てます。
ジェットの穴もバッチリ貫通してますね。

作業は順調と思いきや、ドレンボルトのOリングがねじ切れてしまいました。

ここは、即行でBike屋さんにLINEして、替えのドレンボルトをゲットです。
ついでに、予備のプラグも買ってきました。

ここまでくれば、整備作業も折り返し点です。
チェーンが完全に逝ってました。
あとはチェーンですが、その前にヘッドライトリムの錆を除去します。
ここが錆びると、どうにもみすぼらしくて、ずっと気になっていたのでした。

とはいえ、外して磨く時間はありません。
この日は、CRCを湿らせた脱脂綿とピンセットで、ちょいちょいと錆取りしました。

とりあえず、次第点といったトコロですかね。

そして、最後にチェーンを調整します。
そうしたトコロ、チェーンがガビガビに固着していました。

とにかく、キツイ部分とユルイ部分が交互に現れる状態で、まったく調整ができません。
前回の交換が四年前ですので、寿命というコトでしょう。
たぶん、微妙にパワー不足なのは、これが原因だと思います。
この日は、チェーンクリーナーをたっぷり吹き付けて、その場しのぎですね。
そして、あたらしいチェーンを、スマホでAmazonから発注しました。
ということで、カブの整備話は、もうすこし続きます。