900SSのETC修理
900SSのETCが、動かなくなってしまいました。
ということで、洗車をかねて修理です。
秋の休日のBike整備、とても幸せなひとときでした。
まずは、洗車です。
桐生からの帰りに、電源が入らなくなったETCの修理をしました。
まずは、ガレージから900SSを引っ張り出して洗車です。
個人的に、Bikeは乗ったら、その日のウチに洗うを信条にしています。
ただ、今年の桐生は帰りが遅くなったので、一週間ほど乗りっぱなしで放置状態でした。
ガレージから出して確認すると、走った距離の割には汚れていなくて一安心です。
今回は、カウルを外さず洗うことにしました。
バケツと雑巾を準備して、濡らした雑巾でボディを拭いていきます。
そして、汚れを落としたら、今度はワックスを塗っていきます。
この作業、好きですね。
秋の休日、やわらかい日差しの中、いつまでも磨いていられる気がします。
残りの人生、もうこれだけでいいと思うほどです。
リアホイールも念入りに磨いていきます。
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車体がきれいになるのに比例して、私の精神も浄化されていきます。
まさに、至福のひとときですね。
ワックスを塗りながら、あちらこちらをチェックしていきます。
左側のサイレンサーがちょっとグラグラだったので、直しておきました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201025_141908.jpg)
ETC故障の原因は、拙いカシメでした。
ボディ全体にワックスを塗ったら、乾くまでの間にETCの修理です。
桐生からの帰り道では、高速のゲートで立ち往生してしまい冷や汗でした。
それで、このETCの挙動がなんとも微妙です。
ダメになったり復活したりと、動作が不安定なのですね。
ちなみに先日の走りでは、太田桐生ICから高速に乗るところまでは大丈夫でした。
しかし、福島JCTの先の福島大笹生本線料金所でアウトだったのです。
たぶん、東北道を北上中に、どこかがおかしくなったのでしょう。
そして、栗子トンネルを走行中に突然復活しました。
米沢でラーメン食べたあと、米沢北ICでも問題なく動作していました。
そして、東北中央道を走行中に、またおかしくなってそれっきりです。
ETCと同じ電源ラインのアクションカメラにも、電気はとどいていませんでした。
ということで、十中八九どこかが断線しているモノと思われます
あらためて、900SSのイグニッションをオンにしてみます。
そうすると、今回は何事もなかったように電源が入ります。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201025_142405.jpg)
ETC本体ちかくの配線を触っても、動作に変化はありません。
どうやら、電源を分岐しているリアブレーキランプ周りが怪しいようです。
ETCの電源は、リアブレーキランプの配線からギボシ端子で分岐しています。
そしてよく調べると、リアブレーキランプの動作も微妙なことがわかりました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201025_142524.jpg)
ということで、まずは分岐部分を分解してみます。
すべての端子を外して確認しましたが、致命的な問題はありませんでした。
次に、B/Sのスイッチを確認します。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201025_144549.jpg)
しかし、スイッチもそこそこ汚れてはいたモノの、動作に問題はないようです。
念のために型番をを写真に撮って、きれいに掃除しておきました。
そして、あらためて分岐部分をいじっていたら、あれ?
分岐コードのギボシ端子、取れてしまいました。
しかも、よくみると私の拙い自作コードです。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201025_151437.jpg)
900SSにETC取り付けたのは、たしか10年ほど前のことでした。
たぶん、長年の振動などで、この拙い圧着部分がおかしくなったのでしょう。
ダメになったり復活したりという挙動も、この微妙な接触不良なら理解できます。
いずれにしても、原因がわかれば直すだけですね。
実は、もっと上流部分の故障かもと思っていたので、このレベルで済んでホッとしました。
ということで、改めて圧着し直しです。
圧着工具にラジペンなども駆使して、少しづつ形を整えながら慎重に圧着していきます。
ちなみに、この手の圧着は、本来は専用のマシンで行うモノです。
圧着工具やラジペンを使っての圧着は、ぶっちゃけ邪道だったりします。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201025_152630.jpg)
でもまぁ、そこは趣味のBikeですしね。
圧着端子の信頼性も、自己責任というヤツです。
ということで、圧着チャレンジ2回目にして、ようやく納得の仕上がりとなりました。
あとは、分岐部分を組み立て直して通電確認ですね。
今度は、ETCもブレーキライトも問題なく動作するようになりました。
ワックス拭き取りを堪能して、お開きになりました。
ということで、ちょっと憂いだったETC問題も解決して一安心です。
あとは、お楽しみのワックス拭き取りを楽しむだけですね。
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私の900SSも、古臭いデザインながら、いい色合いになってきました。
ワックス拭き取りを堪能して、気づけば時計の針は16時半です。
あたりは、すでに夕暮れでした。
今年も、シーズン千秋楽が近づいてきたようです。
でも、まだ店じまいはしたくありません。
最後にもう一回、どこかをほどよく走ってこようと思っています。