Bike修理
今年のお盆休みは、なぜか少し余裕がある。こんな時は色々と溜まっていたことをやっつけるに限るという事で、まずは壊れてしまった本サイトを復旧。忘記録も作ったので、ネット関連はしばらくは大丈夫だろう。次は、建付けの悪くなった玄関ドアの修理。原因は上側蝶番の変形と分かっているので、後はドアを外して蝶番の変形を直せば直るハズである。
玄関ドア、これがなかなかに重くて一人では外すのが大変だったが、息子の手を借りればお茶の子さいさい。後は、蝶番の変形を金槌で調整して組み立て直すに一発で建付けが良くなった。思いの外、簡単に玄関ドアが復旧したという事で、この勢いで最難関のドカのオイル漏れも直してしまおうと、今日は朝の10時からガレージ前で作業に取り掛かる。
ドカのオイル漏れについては以前から若干量あったのだが、今年の6月初旬にタイヤ交換したのの嬉しさで八幡平600km日帰りツーリングを敢行してのち酷くなった。なんせ、Bikeの下に置いた廃油入れに1L近くのオイルが溜まる有様だから重症である。
まずは、愛機のカウルを外して裸にする。今回は左右のカウルだけではなくフロントカウルも取り外した。ライト周りのラバーパッキンが劣化している感じだったので、アーマオールでメンテナンスしておく。
カウルを外しての整備は一年ぶりか。エンジン周り、随分と汚れている。CRCを吹き付けピンセットと脱脂綿で汚れをふき取っていく。ドライブスプロケット周りにこびり付いた泥化したオイルも全て拭き取った。その後は反対側に回り、これまた久しぶりにクラッチの清掃を行う。
クラッチカバーを外すと中がオイリー。もしかして、クラッチ内部もオイル漏れを起こしているのか!?
恐る恐るクラッチ板を外してみると、オイリーなのは外側の一枚だけ。どうやら、クランクケースカバーの隙間から飛散したオイルが、クラッチカバーの穴を通じてクラッチ内に入り込んだようだ。クラッチ内部もドライブスプロケット周りに負けず劣らず、泥化したオイルまみれなのには閉口。勿論、これらもピンセット脱脂綿で掻き出しエアガンで仕上げをしておく。クラッチ板も随分とすり減っているようだ。ヤフオクでリペア品を探しておく必要があるかもしれない。
という事で、一通りの整備を済ませ、最後に件のオイル漏れ対策に取り掛かる。事前にネットで調べるに、クランクケースカバーの締結ネジが緩んでいるのが原因だったりするらしい。であれば、オイル漏れ部分のネジを締めるだけと、早速ラチェットに六角レンチを取り付けて増し締めだ。レンチで締めてみるに、若干のネジ緩みが確認された。これでオイル漏れが直れば万々歳である。
しかし、そんな淡い期待は無残に打ち砕かれ、5分もしないウチにオイルが漏れ出す。
こうなれば、残るはクランクケースカバーを外しての再シーリングしか手はないだろう。さて、それではクランクケースカバーを外そうかと思うのだが、そしてBikeを眺めるにケースを締結しているネジを外せば外れるような気がするのだが、気がするだけで外してみる程の勇気はない。サービスマニュアルも見てみたが英文なので今ひとつよく分からず。ネットで検索するも参考になるページは見つからず。となると、後はBike屋さんに相談だな。とはいっても、相談できるのはお盆休み明けだから、一体いつになったら直るのか見当もつかない状態である。もしかすると、今シーズンは絶望か…。
まぁ、25年落ちのイタリア製では、このぐらいの事は普通なのかもしれない。まずは、秋の桐生ロングまでに復活することを目標に、コツコツとやっていこう。