カブのキャブレターとマフラーを直しました。その2
施餓鬼で実家に行った帰りに、カブのマフラーが壊れました。
また、アイドリングも安定しない状態が続いています。
カブに乗れないと生活に支障をきたすので、夏休みに修理しました。
第二弾の今回は、ヤフオクで落札したマフラーの塗装と取り付けになります。
カブのキャブレターとマフラーを直しました。その1 はこちら
落札したマフラーはアタリでした。
カブの修理を始めて4日後に、ようやくヤフオクで落札したマフラーが届きました。
これを取り付ければ、まずは乗れるようになりそうです。
送料込み6,672円で落札した割には、状態がよくてうれしいです。
ヤフオクの写真を見てすこし心配だったエンジンとの接合部分も、とてもいい感じでした。
その後、なかなか時間が取れず、マフラー到着から4日後の週末がラストチャンスです。
その翌日は家族でドライブをすることになっているので、勝負日は一日だけですね。
何とか修理を終わらせたいと、段取りを頭の中でシミュレーションして臨みました。
マフラーのサビや汚れを取って塗装します。
状態が良いとはいえ、中古のマフラーです。
最終的には耐熱ブラックで塗装をしますが、その前にサビや汚れを落とします。
そのために、まずは鬼門の断熱カバーを外します。
ここのネジは固着してなめやすいので、一番の難関作業ですね。
これについては、マフラーが到着した日からCRC漬けにして、最終的にはバーナーで炙りハンマーで叩いてクリアーしました。
次に、マフラーのサビや汚れを落とします。
最初は、友人からもらったサンドブラストを使ってみようと思っていました。
しかし、手持ちのコンプレッサーではパワー不足で、数秒しか砂が吹けません。
ということで、今回も電動ドリルにブラシを付けて、サビや汚れを落としました。
一時間ほどの作業で、納得できるぐらいにサビや汚れを落とすことができました。
マフラーを塗装して前半戦が終了です。
ちなみに、落札したマフラーの底には、ひとつ穴が開いていました。
当初は溶接で埋めなくてはと思ったのですが、ネットで調べたら水抜き穴のようです。
もちろん、埋めてはいけない穴で、早まったことをせずホッとしました。
マフラーが綺麗になったら、耐熱スプレーで塗装します。
このスプレーは、CB750Fについていたモリワキを定期的に塗装するために買ったのでした。
安く大量に買ったのは良かったのですが、CBを手放したので余っています。
そこで、いまはカブ用に使っているのですね。
ただ、そのような事情とは別に、カブのマフラーは黒が格好いいと思います。
黒マフラーは私のカブのアイデンティティなので、これからも拘りたいですね。
塗装が乾くまで、作業は一段落です。
配偶者と買い物をして帰ってくると、塗装したマフラーにセミがとまっていました。
乾燥中の塗装に足を取られて、動けなくなっているようです。
これも、盛夏の一風景でしょうか。
セミを逃がして塗装を直したら、いよいよマフラーをカブに取り付けます。
アイドリング不調が直っていませんでした。
まずは、マフラーに耐熱カバーを取り付けます。
後から取り外ししやすいように、取付ネジは六角ボルトに換装しました。
ところが、取付穴が微妙にズレていて、なかなか取り付けることができません。
耐熱カバーの取付穴をヤスリで修正して、ようやく取り付けることができました。
次に、新しいガスケットをエンジンにはめ込みます。
最後に、マフラーを取り付けて完成ですね。
交換したマフラーが美しくてうれしいです。
エンジンも無事に始動したので、レッグシールドを取り付けます。
ところが、エンジン吹かしたところ、またもやアイドリングが不安定になってしまいました。
近所を試乗しても、状況はぜんぜん改善されていません。
ここで、すこし途方に暮れてしまうのでした。
カブのキャブレターとマフラーを直しました。その3 につづく。