カブのキャブレターとマフラーを直しました。その3

施餓鬼で実家に行った帰りに、カブのマフラーが壊れました。
また、アイドリングも安定しない状態が続いています。
カブに乗れないと生活に支障をきたすので、夏休みに修理しました。
その最終章は、アイドリング不調の再修理と蔵王温泉までの試運転です。

カブのキャブレターとマフラーを直しました。その2 はこちら

アイドリング不調が直っていませんでした。

夏休みに進めていたカブの修理も最終章です。
破断したマフラーも取り換え、エンジンも無事に始動しました。
ところが、エンジン吹かしたところ、またもやアイドリングが不安定です。
近所を試乗してみましたが、ぜんぜん直っていませんでした。

自動遠心クラッチのカブでアイドリング不調は、致命的な不具合です
キャブレターを清掃しても直らないとなると、すこし途方にくれますね。

そこで、エンジンオイル交換を兼ねて、いつもお世話になっている近所のBike屋さんに診てもらいました。可能性としては、ジェット類はキチンと清掃できているという前提で、以下のことが考えられるようです。

  •  キャブのチョーク板が固着して戻らない
  •  燃調が狂っている
  •  タペットのクリアランスが狂っている

タペットは、これまで見てて見ぬふりだったので、すこしドキッとしました。
しかし、タペット音を聞く限り、アイドリングが不調になるほど狂っているとは思えません。

それで、プラグを確認したら、すこし燃調が薄すぎるようです。
となると、チョークが戻らないというセンもないですね。
ここは素直に、ガソリンがうまく供給されていないと考えるべきでしょう。

アイドリングは、突然低くなったり、そうかと思うと高くなったりします。
この状況から、やはりどこかが詰まりかけているモノと思われますね。
Bike屋さんと話をしているうちに冷静になり、修理の方向性もみえてきました。

ここで気のいいBike屋さん、JNの吊り位置を一番濃くしてくれました。
取り合えずは乗れるようになりましたから、さすがはプロの仕事です。
ただ、これでは納得ができないので、その日はリベンジを心に誓って帰宅したのでした。

キャブレターを、もう一度清掃しました。

翌日は、家族でドライブの予定です。
そこで、朝の5時に起きして、もう一度キャブレターを取り外してみました。

一番怪しいのは、やはりスロージェットです。
目視してみると、完全に詰まっていて愕然としました。

最初は、老眼で見えないのかと思いましたが、やはり穴が確認できません。
前回、貫通しているのを確認したのに、キツネにつままれた気分です。

まずは、リード線でスロージェットを再度貫通させます。
ところが、エアーで吹くと、また詰まってしまうのでした。
結局、エアーで吹いたあとに貫通をよく確認しなかったのが敗因のようです。

ということで、リード線貫通→キャブクリーナー噴入→エアー吹きを10セットです。
エアーで吹いても穴が塞がらないところまで、ガッツリと清掃しました。
そうしたところ、スロージェットの穴が意外と大きいことに驚きましたね。
ジェット系の汚れがそうかんたんに落ちないことを、はじめて知りました。

もちろん、メインジェットやその他の部分も念入りに清掃します。
そして、キャブレターを取り付けてエンジンを始動します。
すると、今度はアイドリングがビシッと安定しました。
これで、やっとカブに乗れるようになって、ホッと一安心です。

マフラーとキックの干渉を直して修理完了です。

あとはもう一か所、気になる点があるので修正します。
それは、マフラーのガードですね。
今回交換したマフラーはDX用のモノで、外側にガードがついています。
これが、キックアームと微妙に干渉するのでした。

これについては、前述のBike屋さんからアドバイスをもらいました。
干渉する部分をハンマーで叩き、ネジを手持ちの低頭ネジに換装することで解決です。

その日の作業はここまでで、家族でドライブにいきました。
そして、その翌日朝、蔵王温泉まで試運転です。
今度はアクセル全開で山道を駆け上がっても、アイドリングが超絶安定することを確認しました。

今年初の仕事前温泉です。
Bikeの調子が戻り、お風呂も貸し切り状態で気分は最高ですね。

帰り道、アクセル全閉からパコっと開けると、すこし息継ぎするようです。
これについては、もうすこし燃調をつめて、あとはプラグを換えればよくなるでしょう。

なにはともあれ、カブが直って一安心です。
そして、温泉からの帰り道でつくづく思いましたが、やはりカブでの走りは気持ち良いですね。
もう少し涼しくなったら、カブで温泉巡りでもしたいと思います。