胃カメラは麻酔オプションで

人間ドックでひっかかりました。

お盆休み中に受けた人間ドックの結果が先月末に返ってきました。
胃のバリウム検査で、胃壁硬化・不整とのことです。
早い話、胃がんの可能性ありということですね。
ちょっとヤバいかもということで、さすがの私も少々へこみます。
ただまぁ、イジイジしてても何も解決しないので、早々にカメラを飲んできました。

13年ぶりの胃カメラ

カメラを飲むのは13年ぶりです。
実は、16年前にもバリウム検査で胃ポリープがみつかって飲んだのでした。
ポリープ自体は何の問題もなかったのですが、大変だったのはその胃カメラ検査。
私、50年生きてきてあんな不味いモノを口にしたのは初めてでした。

で、経過観察でその翌年も飲んだのですが、それでもう辟易してしまって。
3年目は別の医院で鼻からのカメラを試しましたが、それもまた微妙。
それ以降、カメラとは遠ざかってしまっていたのでした。

しかし、今回はそんなことも言ってられません。
まずは、13年ぶりに市内のN医院を訪れました。
歓楽街の中にひっそりと佇むここは、胃腸の検査では定評のある医院です。

麻酔を選択、これが大正解

検査の結果も不安でしたが、それ以上に嫌だったのがあの胃カメラの不味さ。
ということで、今回は迷わず麻酔オプション付きでお願いしました。

この麻酔オプションは、16年前にもありました。
ただ、麻酔科医をしている友人から町医者がかけた脊髄系の麻酔で永久に戻ってこなくなった人の話を聞いていたりしたので、ビビって選択しなかったのです。

でも、あのカメラを飲み込む苦悶を考えれば、どうってことないリスクですね。
よく話を聞くと、脊髄麻酔でもないようですし。
それに、意識をなくすレベルの麻酔は未経験なので、ちょっと好奇心もありました。

結果、これは大正解です。
当たり前といえば当たり前ですが、まったく苦痛・苦悶がありません。

麻酔は静脈に入れるタイプで、具体的には点滴です。
最初に点滴をセットされて、そのあと検査台に移動です。
そして、いよいよ検査が始まるところで先生が麻酔を入れてくれます。
あとは、気付くと別室で目が覚めるという感じですね。
麻酔開始から目覚めるまで、時間にして15~20分でした。

デメリットはクルマの運転ができない事ぐらい

目覚めの後も良好で、簡単な反射テストも問題なしでした。
ただ、この麻酔はお酒と同じ扱いなので、その日一日はクルマの運転はできないそうです。

だとしても、あの胃カメラ苦悶から解放されるメリットの方が大ですね。
この日、医院まではバスで向かいました。
たまには心穏やかに、公共交通機関でのんびり移動するのも悪くないモノです。

検査結果はシロでした。

そうそう、肝心かなめの検査結果はシロでした。
口内から食道、そして胃袋と、どこも問題ないそうです。
まずは、ホッと一安心ですね
余談ですが、16年前にみつかったポリープも健在でした。(笑)

先生のお話では、そもそもピロリ菌がいないのならバリウム検査は不要との由。
2~3年に一度、カメラで検査すれば大丈夫とのお話でした。
だったら、今回のバリウムの結果は何だったのだろうという疑問は残るのですが、安心して気が抜けてしまい先生に詳しく確認するのを忘れてしまいました。

いずれにしても、「全く問題ないから安心してくださいね」と、その道の先生から言っていただけたので大丈夫でしょう。
一週間近くモヤモヤしていたのが、ようやく晴れました。

何はともあれ、健康第一

昔、ワコールの社長さんが言ってました。
良い仕事をする能力があっても気力がないと意味がない。
そして、いくら気力があっても体力がなくては意味がない。

若い頃に大病し、還暦で亡くなった親父も言ってました。
体を壊したらお終いだと。

ま、何はともあれ健康でなくては何も始まらないということですね。

そうそう、今回の検査にあたり、10年前に大腸ポリープを取った話を先生にしたら、そちらも診てみましょうということになりました。
ということで、来月初めに今度はお尻からカメラを入れます。
勿論、麻酔オプション付きです。
バリウム検査の疑問は、その時に先生に聞いてみようと思ってます。

生活

Posted by webiker