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半分、青い。徒然

投稿日:2018年9月22日 更新日:

春から見続けてきた朝の連ドラ、半分、青い。もいよいよ佳境である。北川悦吏子作品という事で、鳴り物入りで始まったこのドラマ。北川ファンのワタクシとしても、制作発表された1年前から楽しみにしていた作品。あの、トレンディドラマの北川さんが朝ドラ?という一抹の不安もあったのだが、期待通りの作品で満足している。

半分、青い。巷では秋風先生の名言や鈴愛と律のキス、あるいは漫画がうまくいかなくて鈴愛がマジ切れするシーンに注目が集まっているようだ。勿論、これらのシーンも悪くないのだが、個人的に一番感動したのは今週のこの津曲の場面である。

「友達なんかいなくていい」
「媚びるな」
「自分でいろ」

津曲がいじめを受けた息子に語るこのセリフには泣けた。自分にも同年代の息子がいるからだろうが、このような事が言える父親でありたいと思った。また、朝井正人のこのセリフ。「自分、高校まではどこか浮いていて友達いなかった。律が初めての友達なんだ」これは正にワタクシ自身がその通りであったので、いたく共感させられた。面白いと思うドラマは数あれど、ここまでワタクシの琴線に触れるのは、やはり北川作品ならではである。

初めて観た北川作品は素顔のままで。それから色々なTVドラマを観ているウチに、この人の脚本は間違いないと確信するに至った。当然、ロンバケもビューティフルライフも漏れなく観ている。一番好きな作品は、君といた夏である。

そんな北川さんを昨日のあさイチで初めて観た。作品からの印象と違ってちょっと我の強そうなおばさんという印象だった。でも、これも色々と考察するとなるほどと頷けるところがある。

それにしても、この北川作品の魅力とは一体何なのか?本日、家を掃除しながらちょっと考えてみた。世間では恋愛の神様と呼ばれている北川さんだが、でもそれは作品の一側面のような気がする。それでは、北川作品の根底に流れているモノとは何なのか?昨夜、Wikipediaで北川さんの記事を読んでいたらオフコースが好きだったとの記載があって思うところがあった。そうか、ワタクシは北川作品が表現するところ【青臭い誠実さ】に魅かれているのだ。

勿論、人間の誠実さを売りにしているドラマは北川作品以外でもたくさんある。朝の連ドラなどはほぼそれ系で、例えば一年前のひよっこなども登場人物は全て、半青の登場人物以上にとても誠実でいい人達だった。ただ、他のドラマで描かれる誠実さとは他人や家族、あるいは仕事に対してのモノと思う。それに対して北川さんの描く誠実さは、【自分に対する誠実さ】なのである。

自分に対して誠実であれ。具体的には、簡単に媚びたり迎合したりせず、自分の想いや理想に正直に、そしてどんなに辛い事があっても腐らず真面目に生き抜けという事。北川さんの作品には全て、このバックボーンが貫かれていると思う。なるほど、そう考えると作品に障害や病気、あるいは律のように社会にうまく溶け込まないとか、そんな【ハンディ】を持った人たちがやたら登場する理由も理解できる。(ロンバケの瀬名や南も、よく考えれば律と同じ部類であろう。)ハンディ故に自分を肯定しずらい登場人物が、それでも不器用ながらも自分に誠実に生き抜こうとする姿を通じて、北川さんの主張がより強く伝わるという図式なのだ。そして、自分への誠実さは恋愛のキモでもあるが故に、北川さんが恋愛の神様と呼ばれる所以と考察されるのである。

しかし、さすがに50歳も過ぎてみると、自分に誠実であれというのはちょっと青臭く感じでしまう。だから、青臭い誠実さと表現してみた。

発展途上国や戦後すぐの日本のように、生きていくのにやっとの社会では、このような青臭い誠実さのプライオリティは高くはない。裏を返せば、自分への誠実さを主張する北川作品がウケる現代日本とは本当に豊かという事なのだろう。まったく、そんな時代を生きるワタクシは幸せ者である。そして結局、そんな北川作品に魅かれるワタクシは青臭い人間という事なのだろう。(笑)いずれにしてもこれまでの人生、自分に誠実に生きてきたという自負は多少なりともある。これからも北川作品のように、何が起きても自分に誠実に飄々と人生を謳歌していきたいと願うばかりである。

-雑記

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