Perfume、かなり激しく大好き!

Perfumeのファンです。
そう、あの広島出身のテクノユニット三姫のファンです。

ポリリズムで覚醒したアーリーマジョリティ、ファンクラブには入っています。
残念ながら、アキバでチラシを配っていた頃からのコアなファンではありません。
でも、Perfumerと名乗っていいレベルかなとは思っています。
そんな私のPerfume考、いや、Perfume愛を書いてみたいと思います。

ポリリズムでハマりました。

Perfumeを初めて知ったのは、めざましテレビで偶然目にしたライブでした。
それまで見たことがない女の子3人組が、ダンスしながら歌を歌っていました。
2008年の初秋の候、ライブの場所は、お台場のフジテレビ屋上だったと思います。

そして、そのキャッチーな曲と振付に、一瞬で魅了されてしまいました。
朝の支度で忙しい中、テレビの前でフリーズです。
まさに、岡本太郎いわくところの「なんだ、これは!?」という感じでした。
もちろん、その時の楽曲はポリリズムです。

ただ、当時はなにかと忙しく、しばらくはそれっきりになっていました。
気にはなっていたモノの、なかなかリサーチするところまでたどり着けなかったのです。
ポリリズムという曲名も、Perfumeというグループ名も不明なままでした。

それから約一年後、CD屋さんにいったときに、あのときの三姫を思い出しました。
そこで配偶者からグループ名を教えてもらい、あるアルバムをゲットしたのでした。

このGAMEというアルバム、ファンの間では神アルバムと呼ばれる名作中の名作です。
最初に手にしたのがこのアルバムというのも、なにか運命だったかもしれません。
おかげで、すっかりPerfumeにやられてしまいました。

Perfumeは、映像作品がキモです。

このGAMEを手にして2年あまり、ひたすら通勤のクルマの中で聴き続けました。
当時は、往復2時間の通勤でしたが、その間、他の楽曲への浮気は一切なしです。
これだけ長い間聴き続けることができたアルバムは、後にも先にもこれだけです。
まさに、ベスト オブ マイ神アルバムですね。

ただ、Perfumeの場合、楽曲だけで語るのは、正直物足りないです。
もちろん、楽曲だけでも聖子ちゃんレベルに最高ですけど。
それに映像がプラスされることで、彼女たちの魅力がもう一桁アップするのですね。

ということで、Perfumeを語る切り口はいろいろあるとは思いますが。
今回は、彼女たちの映像作品を切り口にしてみたいと思います。
それでは、私なりのPerfume愛、映像作品ベスト3です。

Perfume 4th Tour in DOME LEVEL3

Perfumeの映像作品でなにかひとつといったら、このライブ作品です。
Perfumeの、すべての魅力が凝縮された至極の一本です。

まずは、オープニングに度肝を抜かれますね。
静のナレーションから一転、激しいEnter the Sphere でライブの幕が上がります。
正面の巨大な球体に映し出される三姫のキレッキレのダンス、格好良すぎです。
そして、「光のおくから 歩いてくるの~♪」の通り、光のおくから歩いてくる三姫。
この演出、素敵すぎて痺れます。

その後、地上に降りた三姫、ビートとレーザーの洪水の中、花道の小球体から再登場です。
そして、三姫が振り向きざまに指さす先に、LEVEL3の文字が浮かび上がる。
ここ、観るたびに鳥肌が立ちますね。
初めてこれを観た時は、このツアーに参加しなかったことを激しく後悔しました。

その後も、Spring of Life、Magic of Love と怒涛の展開。
もちろん、どちらもアルバムリミックスです。
このあたりはまさに、LEVEL3アルバムの世界観そのものですね。

そして、そこから中盤にかけての盛り上がりが圧巻すぎます。
まずは、Sleeping Beauty と称するお約束の中田ヤスタカコーナー。
前方のスクリーンに、ライブ当日に3Dスキャンされた来場者が映し出されます。
そして、その中から三姫が任意の来場者を選び取ります。
すると、選ばれた来場者がスクリーンに映し出される、、、この演出は凄すぎですね。

その後は、来場者の3Dデータで、Perfumeの文字が形成されていきます。
それはつまり、Perfumeは一人一人のファンで成り立っているということ。
こんな温かみのあるメッセージを最新テクノロジーでクールに表現、とても感動的ですね。

そして、その感動覚めやまぬまま、今度は超弩級なParty Maker のパフォーマンス。
上下左右に動き回る、自動倉庫のようなセットに乗って踊り狂う三姫。
これ、伝説の直角二等辺三角形ツアーのときのedgeにも似た雰囲気です。
かつ、それを数千倍にスケールアップした感じですね。

そして、その後に続く、 Spending all of my time が美しい…
演出自体はとてもシンプルなのですが、それゆえに三姫の美しさが際立ちます。
この楽曲、個人的にはこのライブのモノが一番ですね。

尖がった前半とは打って変わり、後半はお馴染みのナンバーで和気あいあいと進みます。
ファンと一体のMY COLORなど、あのほのぼの感が実にいいですね。
本当に一見さんから常連さんまで楽しめる、超おすすめの作品です。
※興味のある方は、こちらでチラッと鑑賞できます。

Perfume LIVE @ 東京ドーム[1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11]

こちらも、東京ドームのライブ作品。
2010年秋、Perfume初のドームライブの映像です。
このライブ映像も、かなりお気に入りです。

見どころはやはり、伝説復活のPerfumeの掟でしょうか。
あとは、定番のジェニーはご機嫌ななめ。
この、ちょっと昭和チックなファンとの掛け合い、大好きです。

Puppy Love の上上下下もいいですね。
これ、ライブに参加するにあたって練習しました。

それで、この作品の一番の見どころは、やはり三姫の、その初々しさですね。
まずは、オープニングからワンルーム・ディスコに至るまでの気合の入り方が半端ないです。
そして、不自然なガールのあ~ちゃんの敬礼、素敵すぎて悩殺です。

とにかく、初のドームライブに挑む彼女たちの懸命さが、とっても素朴で愛おしいですね。
LEVEL3では貫禄すら感じさせる三姫ですが、こちらはこちらで味わい深いです。

このライブ、当初はご褒美ライブとか言われていました。
Perfumeが東京ドームは、ちょっと背伸びしすぎって感じだったんですね。

しかし、ここからPerfumeは、空前の飛躍をはじめます。
それまでの集大成であり、またその後の活躍の原点でもあるこの作品。
ファンならずとも押さえておきたい、記念碑的ライブだと思います。

しかし、あらためてこの作品を観てみると、三姫を見守るファンの気合も半端ないですね。
ちなみにこのライブ、私も会場にいたりします。
ライブの最後を飾ったポリリズムは、もの凄すぎる盛り上がりでした。
あれを現場で共有できたのは、今でも幸せだったなぁって思います。
※興味のある方は、こちらでチラッと鑑賞できます。

Perfume Clips、Perfume Clips 2

ライブ映像もいいのですが、PerfumeはMVも素晴らしいです。
それを完全網羅しているこのClip集は、好きな人なら持っていて損はないですね。
映像作品の多いPerfume、Clip集もClipsClips2のふたつあります。

ちなみに、PerfumeのMV話だけでもブログひとつ作れそうだ感じですが。
こちらも、かわいさ、格好よさ、そして面白さを切り口に、まとめてみたいと思います。

まず、ベストオブかわいさなら、ナチュラルに恋してねぇですね。
こののNATURAL BEAUTY BASIC二部作、最強すぎるキュートさです。

スパイスのMVも好きです。
こちらは、かわいいというよりかは美しいですね。

格好よさでいくと、定番のエレワPick Me Up
Pick Me Upの、あの方程式がたくさん出てくるところ、たまりません。
あとは1mmとか、If you wanna なんかも、超絶クールだと思います。

そして、面白さでいったら、シークレットシークレットワンルームディスコなどなど。
レーザービームのMVも、マイケルジャクソンレベルの完成度ですね。
あとはMagic of Love の逆再生ダンスも、本当によくできてると感心しきりです。

でも、個人的に一番好きなMVは、love the world なんですよね。
これ、Perfumeの面白さと格好よさ、そしてかわいさが、高次元で融合してると思います。
そして全編に流れる、どこかほんわかとした気持ちのいい雰囲気。
さすが、Perfumeを撮らせたら天下一品の、関さんの面目躍如な作品だと思います。

私にとってのPerfumeは、完全無欠のアイドル

ちなみに、私はこれら映像作品だけでは飽き足らず、実際にライブにも参加しています。
そのために、40歳をすぎた身でファンクラブにも入りました。
おかげで、JPNツアーでは花道前3列目をゲット。
3mの至近距離で、あ~ちゃんのパフォーマンスを拝めたのは感激でした。

ライブでは、花道を歩いてくる三姫をみて泣き出す人もいましたね。
その気持ち、とてもよく分かります。

ということで、今ではテクノポップユニットと、ほぼアーティスト扱いのPerfumeですが。
でも、私としては、やっぱりPerfumeはアイドルなんですよね。
それも、完全無欠の最強アイドルです。

まず、Perfumeの三姫は、とても愛くるしいです。
明るくて仲が良くて、みんな真摯で一生懸命で、そして素朴。
また、三人三様の、キャラの立ち方も絶妙です。

とにかくこの三姫、守ってあげたい感に溢れているのですね。
不遇だった下積み時代のエピソードも、それに拍車をかけている感じです。

この守ってあげたい感は、アイドルが兼ね備えるべき最重要要素ですが、そういう意味でもPerfumeのアイドルとしての偏差値は、非常に高いと思います。
しかもそれプラス、世界に通じるハイパフォーマンスですからね。
まさに、パーフェクトスター・パーフェクトスタイルそのものだと思います。

ライブに参加すると分かりますが、ファンの半分はアラフィフのおじさんです。
YMOでテクノに覚醒した、昭和アイドルの甘酸っぱさを知る世代。
であれば、いい歳をしてPerfumeにハマるのも必然という感じですね。

そして、Perfumeのファンは、皆さん素朴で優しいです。
ライブ会場では、小さい息子のために出入り口で道を譲ってくれたりします。
やはり、ファンはアーティストを映す鏡なんでしょうね。

ファンクラブからのメールによると、夏の終わりに新曲リリースとの由。
これからも末永く、三姫のヘブンリーなアイドルワールドにどっぷりの予定です。