どぶろくのつくり方 – 後編

どぶろくのつくり方をリサーチしてみました。
実際につくってみたいところですが、違法ですのでリサーチです。
後編は、発酵したどぶろくを搾って飲んでみるところのご紹介ですね。
もちろん、どうしても試されたい方は、自己責任でお願いします。

どぶろくのつくり方 – 前編 はこちら

発酵したどぶろくを搾りだしてみます。

どぶろくを搾りだすための道具は、以下の通りのようです。

  • 小型のボウル
  • 蕎麦を茹で上げるときのザル
  • 薬箱にあったガーゼ
  • どぶろくを入れる空き瓶
  • ジョウゴ

もちろん、これらも熱湯消毒をお忘れなくらしいですね。

あとは、お玉ですくってガーゼで漉していくそうです。

もちろん、搾りカスは酒かすとして有効活用できるようですね。

搾ったどぶろくは、ジョウゴで空き瓶にいれます。
今回の量ですと、約30分ぐらいで搾り切れるようですね。

想定外に、めちゃくちゃおいしいみたいです。

できあがりの量は、1.5リットルほどでしょうか。
720mlの空き瓶2つに、ペットボトルで1/3ほどのどぶろくが搾れるようです。
満タンにすると爆発の危険があるので、瓶には余裕をもって入れるのが鉄則のようですね。

さっそく、試飲してみましょう。
そうすると、これが甘みとうま味に炭酸のシュワシュワ感が加わり、ピリッとしたアルコールとも相まって、なんとも超絶絶品!!!らしいです。

自宅ににあるモノだけで醸し出して、これだけおいしいのには驚きますね。
搾る前は消毒用エタノールだったことを思うと、本当にびっくりします。
なるほど、お酒のうま味はもろみの中にあるのだと、実体験できるらしいですね。

酒税法は、憲法違反の悪法です。

ちなみに、冷蔵庫で丸一日保存すると、白濁部と透明部に分離するそうです。
もちろん、この透明部は、正真正銘の日本酒ですね。

そして、この透明部が、下手な吟醸酒レベルで絶品とのことです。
これには、かなりマジメにびっくりするそうですね。
あらためて、お酒とはこんなにかんたんにつくれるモノなのだと驚くそうです。

酒税法の影響で、この国にいるとお酒づくりが、なにか特別のモノのように感じられます。
しかし、アルコール発酵という現象は、実はとても身近なモノなのですね。
ですので、古今東西、人間の傍らには常にお酒があるのでしょう。

しかしここまでおいしいとなると、この先お酒は自作でいいかもと感じるらしいです。そして、このように人が人らしく生きる権利を奪っている酒税法は完全に違憲なのでは?思うらしいです。

もともとは、日清日露戦争の戦費ねん出で酒税をあげるにあたり、酒蔵への懐柔策として一般人の酒づくりを禁じたという話ですからあきれるばかりですね。このような悪法が100年ちかく甘受される現状は、絶対に許されないと思います。

いずれにしてもどぶろく造り、お酒好きなら一度は体験するのも悪くはないですね。
百聞は一見に如かず、酒づくりの何たるかが、とてもよくわかります。
そしてあらめて、プロがつくったお酒のすごさに感嘆できますね。

もちろん、第一線を越える行為なので、あくまでそこは自己責任です。
再三ですが、この記事はあくまでリサーチのまとめなので、どうぞよろしくお願いします。