コーヒーメーカーあれこれ

半年の間に、2台もコーヒーメーカーを買うことになってしまいました。
結論からいうと、これからはステンレスポットですね。
それでは、製品レビューをかねて、今回の顛末をかいてみたいと思います。

ガラスポットを割ってしまいました。

夕食の片付けをしていたら、コーヒーメーカーのガラスポットを割ってしまいました。
水切りからシンクに落ちてしまい、磁器のカップにあたって粉々です。

これで割れる?という高さだったのですが、経年劣化でもろくなっていたのでしょう。
炊飯器などもそうですが、高熱を伴なう家電の寿命は短いですね。

ポットを単品で買い直すことも考えましたが、本体もだいぶヤレています。
ということで、この機会に買い替えることにしました。

ティファールのコーヒーメーカーを購入しました。

我が家がコーヒーメーカーに求めるモノは、一にも二にも簡易性です。
味は、ぶっちゃけ二の次だったりします。

そもそも、本気で味にこだわるのなら、コーヒーメーカーは使いません。
朝の忙しい時間帯に、サクッとそこそこのコーヒーを飲むためのコーヒーメーカーなのです。

ということで、コーヒーメーカーに求める要件は、以下の通りです。

  • シンプルで洗いやすいこと
  • メッシュフィルターに対応していること
  • お値段は、できたら3,000円以内のこと

特に、メッシュフィルターは重要ですね。
これだと、紙フィルターを買っておくことがないので、たいへん便利です。
壊してしまったコーヒーメーカーは、このメッシュフィルターに対応していました。

要件がきまれば、あとはネットで物色です。
結果、このティファールのコーヒーメーカーに決定しました。
Amazonで注文、翌々日の夕方に到着です。

フロントアクセスのデザインが素敵ですね。
電源スイッチが前面にあるので、とても使いやすいです。

もちろん、メッシュフィルター対応です。
これだと味が薄いというレビューもありましたが、まったく問題ありません。
逆に、今までのコーヒーメーカーよりも、しっかりとした味のコーヒーでした。

これで、お値段は、2,509円です。
使い勝手よし、味よし、価格よしで、大満足ですね。

ところが、使い始めて半年で、またもやガラスポットを割ってしまったのでした。
原因は、このフロントアクセス機構にあります。

このコーヒーメーカー、写真のようにドリップ部分が前方に開きます。
このとき、下のガラスポットが引っかかってしまうときがあるのですね。
今回は、引っかかったポットが床に落ちて粉砕したのでした。

気に入って使っていたのに、半年で壊してしまってショックです。
しかも、ポットを取り寄せようとしたら、手数料込みで1,800円でした。

だったら、また新しいコーヒーメーカーを買った方がよさそうです。
そして、今度はポットが壊れないコーヒーメーカーにしたいです。
ということで、再びコーヒーメーカー探しが始まるのでした。

次は、タイガーのコーヒーメーカーです。

半年で二回もポットを壊してしまい、もうガラス製はこりごりです。
前述の要項にステンポットをプラスして、またもやネットでいろいろ探しました。

しかし、ステンポットのコーヒーメーカーは、なかなかよいお値段のモノばかりです。
ようやく見つけたのが、このタイガーのコーヒーメーカーでした。

お値段は4,880円、たぶんステンポットのモノでは最安値でしょう。
今度は、ヨドバシカメラのサイトから、ポイントを使って購入しました。

箱に描かれたタイガーのマークが可愛いですね。
グッドデザイン賞を受賞した製品だけあって、とても格好よいです。

ティファールのコーヒーメーカーと並べてみました。

サイズはほぼ同じ、スクエアなデザインが、ちょっと海外家電の雰囲気ですね。
もちろん、使い勝手の良いフロントアクセス、デザイン的には大満足です。

メッシュフィルターを流用しました。

さて、このタイガーのコーヒーメーカーですが、ひとつ難点があります。
実は、このコーヒーメーカー、メッシュフィルターに対応していないのです。

コーヒーメーカーに簡易性を求める我が家にとって、メッシュフィルターは必須条件です。
しかし、メッシュフィルターに対応したステンポットのモノは、すべて高額すぎました。

そこで思いついたのが、ティファールのメッシュフィルター流用です。
フィルターのサイズは、だいたいが同じなので、流用できる可能性は高いと思いました。
ということで、タイガーのコーヒーメーカーが届いてすぐに、使えるかどうか確認です。

そうしたところ、予想通りに直径方向はぴったりでした。
しかし、高さ方向が若干オーバーです
このままではテイストマスターが浮き上がって、フィルターが本体にセットできません。

ということで、メッシュフィルターの上部を加工です。
最初はカッターナイフでチマチマ削り、最終的にはバイスで挟んでノコギリです。

これでバッチリ、本体にフィルターが取り付くようになりました。

もちろん、コーヒーも問題なく淹れることができます。
これでようやく、望み通りのコーヒーメーカーになりました。

やはり、ステンポットは安心です。

ということで、日々使っていますが、やはりステンポットは最高ですね。
落としても壊れないという安心感は、何物にも代えられないです。

ちなみに、このタイガーのコーヒーメーカーですが、使い勝手はもう一押しです。
まず、フィルターを本体にセットしたまま、コーヒー豆を投入することができません。

また、テイストマスターというフィルターの上に被せるパーツが、ぶっちゃけ余計です。
説明書によれば、このテイストマスターの裏表で味が変わるとのことですが。
正直、ストロングとマイルドの味の違いがよくわかりません。
それよりも、パーツが多くて洗い物が増えるデメリットの方が大きいです。

ただまぁ、これについてはデザインの良さとステンポットで相殺という感じですかね。
5段階評価で★4、決して満足度は低くはないです。

なお、このコーヒーメーカーは、カップに直接ドリップできたりもします。
抽出口にオプションパーツを取り付けて、そこにカップをおいてドリップします。

昼休憩に一人分のコーヒーを淹れる時は、ポットを汚さずに済むので便利ですね。
これが、オプションパーツなしでできたら、最高だと思いました。

いずれにしても、今度のタイガー製とは、長いお付き合いになりそうです。
これでまた、美味しいコーヒーが日々気軽に楽しめると思うと嬉しいですね。
そして、次の買い替え時は、もっとシンプルなステンポットタイプの登場を期待したいです。