RGV250ガンマを引き揚げてきました。
実家から、RGV250ガンマを引き揚げてきました。
このブログで引き揚げを宣言してから丸四年です。
すこし時間がかかりましたが、バケットリストひとつ達成ですね。
今回は、その引き揚げの顛末をご紹介したいと思います。
暖冬の今シーズンは、引き揚げのワンチャンスです。
2020年の暮れから課題だった、RGV250ガンマの引き揚げを行いました。
今シーズンは暖冬で雪がすくなく、引き揚げるにはワンチャンスです。
積雪がないので、大きいオートバイでもガレージに入れることができるのですね。
引き揚げの作業自体は、閑散期のBike屋さんにお願いしました。
引き揚げを予定していた日は、朝から季節外れの大雨です。
前日の飲み疲れもあって、ベッドの中ですこし心が折れそうになりました。
ひとまずBike屋さんにLINEしたところ、このぐらいの雨ならまったく問題ないとの返信です。
この返信で覚悟を決めて、ベッドから這い出て身支度しました。
待ち合わせは、朝の8時に自宅前です。
Bike屋さんの軽トラに、エアホースとチャックを手にして乗り込みました。
Bike自体はタイヤの空気が抜けてるぐらいなので、これさえあれば何とかなるでしょう。
年末に帰省したときに、実家のコンプレッサーが動くのは確認済みですしね。
Bike屋さんの軽トラで、実家までは小一時間ほどです。
道中、Bike屋さんと世間話に花が咲きました。
彼も本当にBikeが好きな人なので、話が尽きることはありません。
しかし、このBike屋さんとは20年来のおつきあいですが、兼業Bike屋だったのは初耳でした。
38年間、地元の有名お菓子メーカで夜勤をしているというコトで驚きです。
オートバイが好きという部分で続いているのでしょうが、そうだとしてもタフですね。
そしてあらためて、今のご時世Bike屋稼業だけで食べていくのは大変なのだと思いました。
フロントブレーキが固着していました。
実家に到着したら、さっそく積み込み開始です。
ところが、フロントブレーキが固着していてBikeがまったく動きません。
年末に確認したときは、ブレーキレバーがスカスカでした。
完全にブレーキフルードが抜けた状態なので、Bikeは動くモノだと思い込んでいたのですね。
とはいえ、そこは手慣れたBike屋さんです。
このようなときは、素直にキャリパーを外せばよいみたいですね。
当初は、工具を持ってきていなかったのでどうしようかとも思いましたが。
ここは、車載工具の六角レンチが大活躍です。
あとは、実家に転がっていた鉄パイプとプラハンでなんとか乗り切りました。
Bikeが動かせるようになったところで、タイヤにエアをいれて積み込みですね。
ここも、Bike屋さんがいてくれるので楽勝でした。
大雨だったのでカバーもかけます。
ここは怪我もとい大雨の功名で、埃まみれだったカバーがとてもきれいになりました。
Bike本体にプラス、実家の部屋からサービスマニュアルをサルベージします。
こちらも、今後大活躍してくれることでしょう。
やっと、手元に持ってくることができました。
積み込みが終わり、実家で軽くお茶したところでとんぼ返りです。
11時半前には、自宅のガレージに収納することができました。
今回は、すべて込々1万円でやってもらって、本当にBike屋さんには助けてもらっています。
そして、引き揚げから一週間、雪がすくないのでガレージから出してみました。
あらためて眺めてみると、カウルがとても低いですね。
1997年のモーターショーで発表されたときは、かっこいいBikeだと思ったモノです。
その半年後に手に入れたときは、天にも昇る想いでした。
それから36年、さすがにレトロ感は否めないですね。
とはいえ、磨き上げれば、もうすこし若返るかもしれません。
まずは、桜が咲くころまでには乗れるようにしたいですね。
そのあたりを目標に、これからすこしづつレストアを進めていきたいと思います。
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