RGV250ガンマのレストアを開始しました。

実家で25年以上寝かせていたオートバイのレストアを始めました。
スズキのRGV250ガンマ、1988年のモデルです。
室内保管ではあったのですが、さすがにいろいろと修復が必要ですね。
まずは、桜が咲くころまでを目標に、ひとつひとつ丁寧にですね。

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カウルを外すときにミラーを壊してしまいました。

実家で25年以上寝かせていたオートバイのレストアを始めました。
スズキのRGV250ガンマ、1988年のモデルです。
室内保管ではあったのですが、さすがにいろいろと修復が必要ですね。
ということで、まずはカウルを外していきます。

900SSと比べて、ガンマのカウルはとてもシッカリした作りになっています。
イケイケだった時代のBikeらしく、左側にはエアーインテークがついていたりしますね。

ですので、カウルを外すのがなかなかめんどうです。
うろ覚えの記憶で作業を開始しましたが、フロントカウルの外し方がどうにもわかりません。
最終的にはサービスマニュアルで確認して、なんとか取り外すことができました。

ところが、カウルの取り外し作業中に、左ミラーのスタッドをねじ切ってしまいます。

これではミラーはもちろん、カウルの取りつけもできないので、ちょっと困りましたね。
開始早々、この顛末ですこしへこみましたが、あせらずリカバリーしようと思います。

手始めは、フロントブレーキキャリパーの再生です。

レストアの第一歩は、いい感じで朽ちているフロントブレーキキャリパーの再生ですね。
カウルが外れたところで、まずはこのキャリパーを取り外します。

バンジョーボルトの固着が心配ですが、ここはメガネをかませて、あとは気合ですね。
もちろん、キャリパーはバイスでガッチリ固定します。
なんとか、ボルトを壊さず取り外すことができました。

取り外したキャリパーには、CRCをたっぷりと吹きつけておきます。

まずは、CRCをじっくりと浸透させてネジを外しやすくする作戦ですね。
古いオートバイのメンテナンスは、一にも二にもあせらないことが大切です。

フロントまわり以外は、そこそこな感じです。

キャリパーが外れたところで、あらためて状態をチェックしました。
カウルが外れたガンマをみるのも、ひさしぶりですね。

復活するまでは、しばらくこの状態が続きます。
ブレーキフルードが残ってたので、ブレーキホースにはサランラップを巻きました。

右ハンドル周りの腐食がすごいですね。
ここの修復が、最大の山場になると思います。

エンジン右側には、謎の粉がついていました。
どうやら、これはクーラントが蒸発したあとの粉のようですね。

左側は、まぁまぁきれいです。

一応、キックは降りるのでエンジンは大丈夫でしょう。
もしかすると、フロントブレーキが直れば走りだせるかもしれません。

ただ、今回ブレーキに手を入れるのなら、メッシューホースに換装したいですね。
また、リアブレーキも同様にレストアしたいトコロです。

さらに、エンジンオイルやギアオイルといった油脂系も交換が必要でしょう。
もちろんクーラントと、あとはドレンボルトがなめたままのラジエターも交換する予定です。
もしかすると、ラジエターホースにも手を入れないといけないかもしれないですね。

この機会に、キャブレターも開けて掃除しようと思います。
カチカチに硬化しているグリップも、新しくしたいですね。
そして最後は、ETCとドラレコ用の配線を追加する予定です。

このように書き出してみると、いろいろとやることがありますね。
また、これからやりたいことややることが増える可能性もあります。
いずれにしても、桜が咲くころまでには復活させたいですね。
再び、あの2ストの快音が聞ける日のことを想像しながら、レストアを楽しみたいと思います。

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