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50才からフリーランスをはじめたオートバイ乗りのブログです。

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私のオートバイ履歴(2)

投稿日:2016年9月17日 更新日:

という事で、大学に進学し一年生の夏に中型免許を取得。盆に帰省した際に私の免許をみた親父からどうしてオートバイの免許なんか取ったんだと言われ、オマケで取ったと話をうやむやにしたのを今でも覚えている。初めて買ったオートバイは、スズキのGN50というアメリカンタイプの原付バイク。その後、アルバイトで小金をため、大学三年の春に発売されたばかりのスズキRGV-250Γを手に入れた。ブラックのVガンマ。頭金30万円を握りしめ、残りk30万円は生まれて初めてのローンを組んだ。これを手に入れた時は、本当に有頂天だった。

ガンマは、私にとってエポックメイキングなオートバイである。レーサーが究極のオートバイと思い込んでいた時代に、それをほぼ完璧に具現化して登場たのが、1983年発売のRG250Γであった。アルミフレームにメインスタンドレス、3000rpm以下をカットしたタコメーター、そして400㏄クラスを凌駕する45psエンジン。全ては走りに特化したその仕様に、脳内ライダーだった高校生の私は感銘した。あばたもえくぼか、初代ガンマのちょっと不細工なスタイルも良いと思った。そして、二代目のHBカラーでノックアウトされた。今にして思えば、スズキの商品戦略に見事に乗っかった形なのだが、当時の私はガンマの大ファンで、Bikeを手に入れるならそれはガンマと思っていたのである。ただ、三代目ガンマは今一つスタイルが気に入らずBike購入は長らく保留状態。そんな中、大学二年の秋に東京モーターショーで発表されたVガンマは、これはもうスタイル良しパフォーマンス良しの、私としてはパーフェクトなオートバイだったのである。

実際に、手に入れたVガンマは卓越した性能を見せてくれた。実質60ps近いと言われるエンジンは、高速道路で200km/hに届かんばかりの速度を叩き出した。勿論、そのような速度域でも車体は安定しており、これ以上の事は求める必要もないと思ったモノである。このVガンマを駆って、北は弘前から南は日光まで旅をした。中学時代より夢見た、行きたい時に行きたいところへ行ける翼を、私はようやく手にしたのであった。私はこのオートバイに非常に満足し、これ以上のモノは求めなくてもよいという心境だった。

しかし、世の中上には上が居るモノである。

大学を卒業し就職してみると、そこにはもっと上のレベルでオートバイを楽しんでいる連中がいたのであった。現場実習先でツーリングに誘われ自慢のVガンマで集合場所に到着してみると、そこにいるのはFZ750とGSX1100カタナ。私にとって初めての大型Bikeとのツーリング。それでも、45psを誇るVガンマであれば楽勝と思っていたのだが現実は違っていた。大型Bikeは、やはり速いのだ!特にショックだったのは、GGSX1100カタナのパフォーマンス。1990年代初めをもってして既に時代遅れなBikeのハズなのに、バイパスでも峠でも明らかに速いのである。どうにも、Bike雑誌に書いてある事と現実は違うという事を初めて知らされた経験であった。

という事で、遅まきながら限定解除を決意する。

新入社員でまだ少なかった有給休暇を使いまくり試験場に通う事苦節2年、最終的にはVガンマでは練習にならず、実家から40km離れたドライビングスクールでRC42 CB750Fを駆り練習を重ね、17回目にして限定解除を果たしたのだ。合格した時の感激は今でも忘れない。多分、私の人生で一番嬉しかった出来事だと、25年経った今でもそう思っている。

そして限定解除を果たした私が選んだオートバイが、現在のメインマシンでもあるDUCATI 900SS である。合格した翌週には仙台の代理店に出向き、早々に契約のハンコを押していた。当時の金額にして170万円。それまで溜め込んでいた貯金を全てつぎ込んでの購入だった。しかし、なぜにDUCATIなのか?それは勿論、レーサーレプリカの上がりのBikeがDUCATIだからである。

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以上が、私のオートバイ履歴の概要である。それにしても、随分と歪んだオートバイ履歴であると我ながら思う。結局のところ、頭でっかちな脳内ライダー時代が長かった所以の事であろう。実際、これらのオートバイに乗りながら、私は峠で膝を擦るような走りはできない。実際は、オートバイに旅道具を積んでのツーリングが主な走らせ方だったりするのであるから滑稽な話だ。そして、本当の意味でのオートバイライフが始まるのは30歳を過ぎ、CB7560Fを手にしてからなのである。

それでも、私にとってのVガンマと900SSは、若かりし時代の夢の具現化であり宝物である。どちらも、購入した時は一生乗ると固く決意した。そしてまだ、これらは私の手元にある。そしてこれからも、ずっと乗り続けていくのである。

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