雨の日も、また心地よし。

カブで隣県の実家までいってきました。
あいにくの天気でしたが、雨天走行もまた気持ちいいですね。
夏の一日、良い走りを楽しめました。

隣県の実家までいってきました。

今年の夏も、結局は巣ごもりでした。
ワクチン接種は7月に終わりましたが、このデルタ禍ではイベントする気にはなれないです。
久しぶりに友人家族とBBQを企画しましたが、状況を鑑みてお流れになりました。
そして、今回のお盆は仕事などをしつつ、梨泰院クラスにハマっていたのです。

そんなお盆が明けた17日、棚経対応のために実家まで行ってきました。
一応長男ですので、盆正月ぐらいは務めを果たさなくてはいけないのですね。

もちろん、配偶者は仕事が始まっているのでクルマはありません。
となれば、あとはカブしかないでしょう。
大手を振ってカブで走れる、実はひそかにこの日を心待ちにしていました。

天気予報によれば、この日はあいにくの雨です。
特に、実家の宮城は激しく降るようですが関係ないですね。
朝一で危険物の免許更新手続きと通院をすませ、昼前に自宅を出発しました。

ひさしぶりの雨天走行です。

行きは、笹谷峠の旧道です。
カブで越県するのは、今年になって初めてですね。

ハイギアード化の影響が少し心配でしたが、まったくの杞憂で一安心です。
山形側はまだ雨も降ってなく、快適に山道を登っていきます。

宮城に入ったところで、予想通りに雨が降ってきました。
高速の高架下で、雨合羽を着こみます。

今回は、ゴアパンツの上に雨合羽という重装備で臨みました。
これであれば、本降りの雨でもまったく問題ありませんね。

こんな風に、雨に打たれて走るのは何年ぶりでしょう。
これはこれで、とても気持ちがいいですね。
カブだと雨でストールする心配もありませんから、精神的にもとても楽です。

雨に打たれつつ小一時間半、無事に実家に到着しました。

雨天走行も、また楽しです。

「まったく、いくつになっても学生気分が抜けないんだね。」
到着してすぐに、玄関先に出てきた母親からそう言われました。
そういえば、学生のときの初めての夏の帰省も、GN50で濡れネズミで帰ってきたのでした。
確かに、このあたりは50歳すぎても何も変わっていないかもしれないですね。

でも、今回は重装備で臨んだので雨合羽を脱げば問題なしです。
棚経もサクッとすんで、あとは母親が準備していた料理を食べて。
欲しい本やDVDをAmazonで買ってあげたりと、たまの親孝行に精を出しました。
そして、帰りはいつもの通り、R113七ヶ宿街道です。

途中、無茶に被せてくるタンクローリーに遭遇です。
久しぶりに、トーカッター気分を味わいました。
今でも、こんな運転しているトラックがいるのですね。

でも、それを除けばいたって快適な走りです。
もちろん、雨はザーザーですけどね。

湯原をすぎたところでR113と分かれ、金山峠から山形に戻ります。
誰も走っていない鬱蒼とした山道を、上山に向けてぐんぐんと降りていきます。

途中、ウリボウと並走しました。
一瞬でしたが、とても可愛かったですね。

ただ、これが親イノシシだったら、可愛いでは済まされないですね。
今の季節、山道を走るときは野生動物にも注意です。

ということで、帰りも小一時間半ほどで、無事に自宅に到着しました。
雨でぬれたBikeを拭いて、ガレージに片づけます。
これだけ雨天走行しても、あんまり汚れないのがまた、カブのすごいところです。

いずれにしても、いい夏の走りになりました。
雨天ではありましたが、今の季節は涼しくて快適ですし趣もありますね。
またカブで、雨の日にどこかに出かけたいと思っています。