青森市に旅行してきました。その1
11月最初の連休に、家族で青森市まで旅行にいってきました。
当初は奈良美智さんの展覧会をみるだけのつもりでしたが、ふたをあければボリューム満点です。
やはり、青森市はエキゾチックでおもしろい街ですね。
それではその旅行記を、3回にわけて書いてみたいと思います。
秋田経由で青森まで向かいました。
11月最初の連休に、家族で青森市まで旅行にいってきました。
もともとは、6日が配偶者の振替休日で、サラリーマンの彼女にとっては貴重な平日休みです。
そこで、青森県立美術館で開催されている奈良美智展を観に行こうとなったのでした。
当初は、一泊二日で美術館だけの予定でした。
ところが、大学生の息子を誘ってみたところ、青森なら八甲田にいきたいとのことです。
YouTubeで八甲田遭難のドキュメンタリーを観たばかりのようで、興味津々なのでした。
そうしたところ、今度は八甲田丸にもいってみたいと配偶者が言い出します。
結局のところ、2泊3日のなかなかな旅行となったのでした。
出発は、連休中日の土曜日です。
時間はたっぷりあるので、秋田周りで紅葉を楽しみながらドライブすることにしました。
東北中央道で新庄まで飛んで、湯沢から横手までも高速で北上します。
そこから県道11号で角館に抜け、R105から田沢湖の北側を抜けてR341に入ります。
そして玉川温泉から鹿角に抜ける、いつもの十和田湖日帰りツーコースですね。
鹿角に到着したのは14時ぐらいでした。
ここから東北道と思いましたが、まだすこし時間があるので小坂まで足を延ばしてみます。
小坂はかつて銅山として栄えたところで、立派な演劇場が有名ですね。
じっくり探索してみると、演劇場の隣にとても立派な建物がありました。
こちら、銅山会社の社屋とのことです。
アラビア様式を取り込んだとても素敵な建物で、かつての栄華がしのばれますね。
青森市の居酒屋で、おいしい日本酒を痛飲しました。
社屋の中にはお土産屋さんがあります。
そこで売られていた銅製のマグカップがとてもかっこう良かったですね。
ただ、我が家には他にもたくさんのマグカップがあるので、今回は見送りとなりました。
小坂からは東北道で青森に向かいます。
坂梨トンネルを抜ければ青森県、一泊目は青森市内のアークホテルでした。
そして、この日の晩御飯はほいど家という居酒屋さんです。
地元の人たちでにぎわうこのお店、お刺身もホルモン焼きも、すべてがおいしかったです。
特に、桃川酒造とコラボしている日本酒が絶品で、息子と熱燗を5合も飲んでしまいました。
旅情あふれる居酒屋で、とても満足なひとときを過ごすことができました。
青森市には、このお店以外にも魅力的な居酒屋さんがたくさんあります。
居酒屋の街として売り出せば、もっと観光客が集まるようにも思えました。
老舗の喫茶店でモーニングをいただきました。
そして、翌日の朝ご飯はホテルの近くにある喫茶店でモーニングです。
このマロンという喫茶店は、奈良さんも立ち寄ることがあるらしい有名店ですね。
入口から、昭和レトロで渋いです。
この古くて暖かい感じが、いかにも青森らしくて良いですね。
たくさんの置時計がおかれた店内も素敵すぎます。
モーニングのプレーントーストも、実にプレーンでおいしかったです。
コーヒーも、苦みとうまみがガツンとくるタイプで好みの一杯でした。
とにかく、とても居心地の良い喫茶店ですね。
洗練されたコメダ珈琲のモーニングもよいですが、ここの素朴なモーニングも捨てがたいです。
そして、地元のディープな部分に触れたような感じがうれしいですね。
おいしいモーニングでお腹もいっぱいになったトコロで、次の目的地の八甲田丸に向かいます。
青森市に旅行してきました。 その2 につづく。