900SSのブレーキホースとハンドル交換 その6
愛機900SSの、ブレーキホースとハンドルの交換をしています。
前回までで、ブレーキホースの交換が完了しました。
最後にバンジョーボルトのワイヤリングなど、細かいところを仕上げていきます。
900SSのブレーキホースとハンドル交換 その5はこちら。
スイングアームのボルトを増し締めしました。
愛機900SSの、ブレーキホースとハンドルの交換をしています。
前回までで、ブレーキホースの交換が完了しました。
これで作業は終わりになりますが、この機会に確認しておきたいトコロがあります。
それは、昨年交換したスイングアームの締結ボルトですね。
この締結ボルトは、とても重要なボルトです。
ですので、今回ゲットしたトルクレンチで、キチンと既定のトルクで増し締めしたいと思います。
しかし、このボルトが曲者です。
手持ちの工具では、エンジンブロックに接触してうまく締め付けることができません。
正攻法では、Bikeをジャッキアップして脚立で吊って、後輪とショックを外す必要があります。
でも、そんなことはしていられないので、今回は工具を自作することにしました。
まずは近所の工具屋で、呼び8のロングL型レンチを購入です。
これをサンダーで切断して、超ロングと超ショートのレンチを制作しました。
KTCのソケットレンチは、レンチの部分が脱着できるので助かりますね。
あとは、このような感じで、なんとか増し締めに成功しました。
これで、昨年からの懸念事項がひとつ解消されて一安心ですね。
バンジョーボルトをワイヤリングします。
そして、最後の仕上げにバンジョーボルトをワイヤリングしました。
締結トルクが小さいアルミボルトということと、あとは単純に自己満足ですね。
やはり、ボルトにそれ用の穴が開いていたら、やりたくなるのが人情です。
ということで、またもやネットでワイヤリング用のステンワイヤーを購入しました。
ワイヤリングについては、ネット情報を元に見よう見まねです。
まずは、こんな感じでボルトにワイヤーを通して、ペンチでワイヤーをヨリヨリしますね。
その後、ボルトを締めつける方向にワイヤーを巻き付けて、バンジョーアダプタに固定です。
ぶっちゃけ、なんちゃってワイヤリングですが、お守り代わりぐらいにはなることでしょう。
一ヶ月の作業で、ようやく完成しました。
ということで、作業を始めて一ヶ月、ようやくハンドルとブレーキホースの交換ができました。
まずは、完成したところで記念写真です。
NISSINのリザーバータンク、長年の憧れだったのでうれしいですね。
カウル下からチラッとみえるメッシュホースもいい感じです。
フィッティングも、たぶん大丈夫でしょう。
ハンドルは、とてもいい感じの垂れ角です。
できあがったところで、さっそく近所のワインディングで試乗です。
まずはハンドル、やはりいままでとはだいぶ感覚が違いますね。
直線はともかく、コーナーではかなりレーシーな感じのポジションになります。
ただ、Bikeを倒し込むときの感覚が以前とまるで違うので、慣れるまでは安全運転ですね。
それと、ブレーキもいい感じです。
特にNISSINのマスターが、前評判通りになかなかコントローラブルですね。
これまでのブレンボは、握った瞬間からガツンと効くかなり硬派なブレーキでした。
それに対して、NISSINのマスターシリンダーはジワッと効く感じですね。
もちろん、ブレーキ自体は申し分なくガッツリ効いています。
これについては、換えて本当に正解でしたね。
試乗のあと、リアブレーキがすこし甘い感じでしたので、追加でエア抜きしました。
これで、今シーズンはもう一回ぐらい走れそうです。
次の休みにテストを兼ねて、すこし長い距離を走ってみようと思います。