激落ちくんで玄関タイルを磨きました。

長年の課題だった玄関タイルの黒ずみ汚れ。
洗剤をつかってもタワシで磨いても、なかなかきれいに落ちずに難儀していました。
ネットで調べたところメラミンスポンジが最強とのこと、本当にきれいになりました。
この記事が、玄関タイルの黒ずみ汚れにお困りの方の参考になれば幸いです。

玄関の黒ずみ汚れが、なかなか落とせません。

玄関は、その家の顔だと教えられました。
実家では、母が毎日玄関を水拭き掃除していたモノです。
配偶者にいたっては、玄関が汚いと出世ができないとまでいわれていたようですね。
そこで我が家でも、玄関はできるだけきれいに掃除しています。

以前は、気がついたときにホウキで砂ぼこりを掃き出すぐらいでした。
いまの仕事をはじめて、朝の時間に余裕ができてからは毎日水拭きです。
水拭きすると、玄関タイルがピカピカになって本当に気持ちいいですね。
朝の数分、配偶者に気持ちよく出勤してほしいとの想いもあり、毎日せっせと磨いています。

ところがここ数年、玄関タイルの黒ずみ汚れが目立つようになってきました。
毎日水拭きしているのですが、この黒ずみだけはどうしても落とせません。
そこで、休日にカーシャンプーと亀の子タワシをつかって磨いてみました。
そうしたところ、すこしはきれいになりましたが、満足とはほど遠い状態です。

こうなったら、頼れるのはネット検索ですね。
そうしたところメラミンスポンジ、俗にいう「激落ちくん」が効果的とのことでした。
また、黒ずみ汚れは酸性なのでアルカリの重曹をつかうとよく落ちるとのことです。
さっそく、道具をそろえて黒ずみ落としにチャレンジしました。

スポンジの消耗は激しいながら、しっかり汚れが落ちます。

ちなみに、メラミンスポンジをつかうのは初めての体験です。
流しの下に配偶者が買っていた小さいタイプがあったので、まずはそれで試してみました。
掃除用の洗面器に適当な分量で重曹水をつくり、それを含ませてタイルを磨いてみます。

そうしたところ、2~3回磨いたところで汚れがブワっと浮き出てきました。
浮き出た汚れは、すぐに乾いたぞうきんでふき取ります。
すると、タイルが見違えるようにきれいになっていて歓喜ですね。

これまでなにをやっても落ちなかった汚れが、こんなにかんたんに落ちてびっくりです。
ただ、メラミンスポンジの消耗も半端ありません。
タイルを3枚ほど磨いた時点で、小さいタイプのスポンジはなくなってしまいました。

今回はじめてつかったメラミンスポンジですが、これは端的にいうと消しゴムなのですね。
とにかく、玄関全体を磨くには相当量のスポンジが必要です。
ここで作業を中断して、近所のドラッグストアまでスポンジを買いに行きました。
今度は大判のモノを2枚ほど、これだけあれば玄関全体を磨くことができるでしょう。

ドラッグストアから帰ってきたら、またひたすらタイルを磨きます。
スマホでお気に入りの音楽を聴きながら、このような作業に没頭するのも気持ちいいですね。
気づけば4時間ほど作業を続けていました。
そして、玄関は見違えるようにきれいになって大満足です。

激落ちくんは、玄関専用かもしれません。

ちなみに、最初は重曹水をつかっていましたが、水だけでも十分汚れは取れるようですね。
この日の夜、あらためてメラミンスポンジについて調べてみました。
そうしたところ、このスポンジは研磨剤とのことです。
硬いメラミン樹脂の網目で汚れをこそぎ落とす、これがこのスポンジのメカニズムなのですね。

であれば、このスポンジは他の部分にも応用できそうです。
さっそく、風呂場の石鹸カス汚れが落ちないか試してみました。
そうしたところ、まったく効果がなくてがっかりです。
このメラミンスポンジは、効果があるところとないところがハッキリしているようですね。

また、研磨剤なのでBikeやクルマの塗装面にはつかえないとネットに書いてありました。
さらに、金属表面の光沢もなくなるということで、エンジンやフレーム磨きも微妙です。
ただ、ソフトコンパウンド代わりになりそうで、このあたりはトライ&エラーですね。
いずれにしても、玄関タイルの汚れ落としには、これ一択というのがよくわかりました。

玄関タイルの泥汚れをこそぎ落とすのに、メラミンスポンジの硬度が最適なのでしょう。
そして、メラミンスポンジが活躍できる場面は思ったよりもすくないのかもしれません。
でも、玄関があれだけきれいになるのであれば、それだけでもメラミンスポンジの存在意義は十分にあるようにも思います。

いずれにしても、きれいな玄関はうれしいですね。
あまりにもきれいで、自分の家ではないような感じすらしてしまいます。
これからも定期的に、メラニンスポンジで玄関を磨きたいと思います。