山形の新大久保、高麗館にいってきました。

チャパグリの材料であるチャパゲティを求めて、道の駅高麗館にいってきました。
韓流で有名なことは知っていましたが、それにハマると見方もまた変わってきますね。
結論からいうと、地元でこれだけ韓流に触れることができて感動です。
そして、異国の地でがんばっているオモニたちに、あらためてリスペクトですね。

チャパゲティをゲットしたい!

最近、我が家ではチャパグリが常食となりつつあります。
休日のお昼すぎ、ちょっと庭仕事をしてお腹が空いたときとか最高ですね。
作るのがとてもかんたんな割に、そこそこ料理した気分になれるのもいい感じです。

それで、その原材料となるチャパゲティとノグリなのですが。
ノグリは、市内の業務スーパーで、1袋97円でゲットできることが最近わかりました。
しかし、チャパゲティが、これがどのお店にも置いていないのです。

もちろん、Amazonで買うという手もあるのですが、なかなかよいお値段です。
5袋入りで1100円、インスタント麺にしてはちょっと高すぎですね。

ということで、近場でもっと安く買えるところがないか探してみました。
ネットで調べると、仙台には韓国食品の専門店があるようです。
ここでふと、山形にもその手のお店がある事を思い出しました。

それは、最上の戸沢村にある道の駅高麗館です。
ここは、山形の新大久保ともいわれる、韓流一色で有名な道の駅です。

戸沢村には、かつてお嫁さん不足の対策として、韓国からたくさんの女性がきていました。
当時、現地に赴任していた配偶者の話によれば、これがなかなかの事業だったらしいです。
しかも、1970~80年代ならいざ知らず、1990年代になってからの話のようでして。
バブルもそろそろ終わりの頃にそんな事業が展開されていたとは、ちょっと驚きですね。

戸沢村は、山形県の中でもかなりのへき地です。
土地柄も超保守的で、冬場の気候もとてもきびしいです。
日本人でも二の足を踏むようなトコロで、それでお嫁さん不足にもなるのですが。
そのような異国の地に、知り合い一人いない状態で嫁ぐいうのは、とても凄いことですね。

祖国に戻った人も多かったようですが、現地に根付いた人たちもたくさんいます。
あらためて、本当にたくましいなぁと感嘆するばかりですね。

そんなパワフルなオモニたちが、そのうち現地でキムチ作りを始めて評判になって。
それがだんだんと、戸沢村のカラーのひとつになっていきます。
そして、そのような地域の背景をもとに、この道の駅高麗館ができたのですね。

ということで、この道の駅には、日本の田舎的な雰囲気はあまりありません。
建物からして韓流一色なのは、昔からとても有名でした。

それで、韓流にハマる前は単に美味しいキムチを売っている道の駅という認識でしたけど。
韓流にハマった身となると、この高麗館への想いも変わってきますね。
まずは、念願のチャパゲティをゲットできるのか、さっそく高麗館まで行ってみました。

興味が変われば見る目も変わります。

道の駅高麗館までは、山形市からクルマで小一時間ほどです。
相変わらず、日本離れしたデザインの建物ですね。

まるで異国の宮殿のようで、とてもエキゾチックです。

駐車場から見える最上川は、いかにも戸沢村という感じですね。

さっそく、売店に突撃します。
これまでとの熱意の違いに、自分でも笑ってしまいました。

まず、目に飛び込んできたのが、韓流のカルビーポテトチップスです。

このポテトチップス、甘くてとても美味しいのですね。
韓流ドラマみながらのおつまみとして、最高です。

お酒コーナーも充実していました。
チャミスルが全種類ラインナップされているのには感動です。

食品だけではなくて、韓流スターコーナーも充実しています。
BTS関連のグッツも、充実の品揃えでした。

パク・セロイのポスターに、思わず歓喜です。

さすがに、キム・ダミちゃんのチョ・イソポスターはなくて残念です。
あったら、間違いなく買っていたことでしょう。

念願のチャパゲティも、無事にゲットできました。

最上川船下りで有名な戸沢村で、ここまで韓流雰囲気が味わえるのも不思議な感じです。
ちなみに、店内に流れているのもK-POPで、まさに山形韓流ファンの聖地ですね。

そして、お目当ての袋麺コーナーも、とても充実していました。

チャパゲティも売られていました!

5袋で800円ですから、Amazonよりもぜんぜん安いですねね。
ノグリも、甘口、中辛、激辛と充実のラインナップです。
お値段は業務スーパーの方が安いのですが、激辛と甘口はここにしかありません。
今回は、チャパゲティ5袋と激辛ノグリひとつを購入しました。

ということで、これでしばらくはチャパグリが楽しめそうです。
そして、今後は未知の駅高麗館通いが続きそうですね。

ネットで検索すると、税金で韓流施設を作るのはけしからん的な意見も散見しますけど。
その背景や、そこで生きる人たちの苦労や覚悟をよく知ってからモノを言えと思います。

かつては、日本各地にあった朝鮮人街。
最近は既存の街と混然一体となって、その名残も少なくなってきているようです。
そしてここの韓流も、いつかは地元に溶け込んでいくのでしょうね。