「その年、私たちは」3、4話レビュー

韓国ドラマ、「その年、私たちは」の3、4話が公開されました。
お約束通り、ここにきてようやく物語が動き始めましたね。
そして、やっぱりチェ・ウシクはすごくてキムダミちゃんは可愛いです。
それでは、そのレビューを書いてみたいと思います。

1、2話のレビューはこちら

ハイライトは、クク・ヨンスのツンデレぶりです。

3、4話のハイライトは、なんといってもここでしょうね。
3話冒頭の、クク・ヨンスのツンデレシーン。
ここで一気に、ヨンスは視聴者の気持ちを掴んだ感じがします。

あの桜のシーンは、序盤における名場面入り確定ですね。
どや顔で花びらを散らすヨンスもいいですが、それを恍惚と眺めるウンが最高です。
やはり、チェ・ウシクはうまいなぁと、あらためてそう思いました。

そして、3話のエピローグにおけるヨンスの泣きシーン。
あんなに強気でクールぶってるヨンスですが、根はやさしくていい娘なのですね。
ある程度想定していたとはいえ、これには完全にやられてしまいました。
これでは、ウンでなくとも愛せずにはいられないです。

やはり、今回もキム・ダミちゃんは最高すぎますね。
チェ・ウシク目当てで観はじめた配偶者も、いまでは完全にヨンス推しです。

恋のはじまりが明らかになりました。

ウンとヨンスの恋のはじまりも、ほぼ明らかになりました。
予告編のとおり、それはあの雨宿りのときだったのですね。

しかし、ウンとヨンスで、その記憶が違うトコロが笑えます。
しかも、それぞれの回想シーンで、二人の履いている靴が逆なのがすごいですね。
この芸が細かい演出には、おもわず唸ってしまいました。

そして結局、二人のなれそめは、そんなにドラマティックなモノではなく。
あの日の天気と雰囲気、そしてウンの微熱のせいだったとは…。
こんなにリアルで、かつロマンティックな展開が、観ていてとても心地よいです。

らしくない質問をするウンと、柄にもなく微笑んでしまうヨンス。
そんな二人がとても可愛くて愛おしい、こちらもなかなかの名場面ですね。

そして、残すはどうして二人は別れてしまったのかのくだりですが。
これも、意外とささいなことが原因なのかもしれないですね。

スイッチの入ったウンも見どころです。

物語は、過去の話と並行して現在の話も動き出しました。
まずは、ウンとヨンスが再びドキュメンタリーを撮るに至る経緯ですが、うまいですね。
なるほど、そうもってきたかと大笑いです。

そして、ソエンショップのプロジェクトにも進展がありました。
これが、なかなかシビアな展開ですね。

プチヒールのヌアです。
演じるのは、ヴィンチェンツオのハンソ役だった、クァク・ドンヨンですね。
思わず、「おおっ、バベルの弟だ」とつぶやいてしまいました。

ウンとヌアの間にも、過去に何かあるようで気になるばかりです。
あの穏やかなウンが、ヌアの前では殺気立っていますからね。
こちらも、次週以降のお楽しみ項目です。

それにしても、スイッチが入ったときのウンは別人ですね。
これにはヨンスもタジタジで、こちらも今回の見どころだと思いました。
このウンの二面性を破綻なく演じるチェ・ウシクは、やはりすごい俳優ですね。

いまのところ、ハッピーエンド確率は70%

物語が25%まで進んだ時点で、どのようなエンディングを迎えるのかは、まだ皆目不明です。
ただ、この流れからいくと、かなりヤキモキさせられる展開のような気がします。
そして、さんざん視聴者を振り回して、最後はウンとヨンスが結ばれる結末なのでしょうか?
現時点では、ハッピーエンド確率は70%と、少し高めに予想しておきましょう。

ちなみに、私がヨンスといい仲になるのではと感じたチャン・チーム長。
カメオ出演というコトでそれはないと思っていましたが、4話にもちゃかり出演していますね。
しかも、ヨンスの部下たちからは、ヨンスといい関係なのではと噂までされています。
果たして、このままチャン・チーム長はレギュラーになるのでしょうか?

でも、あの展開をみると、やはりそのセンは薄そうですね。
ウンとヨンスからひんしゅくを買ったところで、彼は退場になるような気がします。

いずれにしても、こんな風にあれこれ予測をしながらドラマを観るのもひさしぶりですね。
韓国ドラマ、あなどれないです。
そしてまた、来週の配信が楽しみなばかりです。