カブのファイナルを再設定です。

チェーン交換のときに変更したカブのファイナルですが、やはり登坂性能に難ありでした。
ということで、もう少し減速比を大きくする方向で再設定です。
また、レッグシールドやヘッドライトのリムも交換しました。

外装パーツをリニューアルしました。

まずは、以前から気になっていたカブのレッグシールドを交換しました。
あまりにヨレヨレなシールドをみかねたBike屋さんが、程度の良いのを分けてくれたのです。

やはりレッグシールドは、このBikeのワイシャツの襟に相当すると思います。
交換しただけで、どこかシャキッとした感じになりますね。
となると、今度はヘッドライトのリムが気になります。

ヘッドライトはBikeの顔にあたる部分ですが、腐食が凄いです。
穴が開いてた状態のモノを修復して使っていましたが、やはり限界のようですね。
こちらも、新品のリムに交換することにしました。

ヤフオクで、新品のリムが500円です。
こんなところひとつとっても、カブはお金がかからないのが嬉しいですね。
さっそく交換してみましたが、やっぱりとても良い感じです。

今年で26年目の我が愛機、無事に美肌を取り戻すことができました。

蔵王温泉まで登れません。

愛機が若返ったところで、さっそく蔵王温泉に向かいます。
下界は灼熱地獄でも、山の上は涼しくて気持ちいいですね。


ただ、ファイナルを16T-37Tに換えてからの初蔵王、正直登りませんでした。
温泉までの道中、場所によっては3速でスピードがドロップしてしまいます。
40km/hぐらいまで落ちたら2速に入れて引っ張って、3速でまたドロップの繰り返し。
山形は山道の多いところですから、これではぶっちゃけいまひとつですね。

ということで、帰宅後すぐにファイナルを再設定しました。
手持ちのスプロケから、再設定は15T-37T、もしくは16T-40Tのいずれかになります。
さて、どっちがどのぐらいローギヤードになるでしょう?

これは、減速比を計算すればすぐにわかる話ですね。
減速比は、リアスプロケの歯数/ドライブスプロケの歯数で求められれます。
スマホの電卓で算出した結果は、以下の通りでした。

  • 15T-40T:2.67(ノーマル)
  • 16T-40T:2.50
  • 15T-37T:2.47
  • 16T-37T:2.31(現状)

結論からいうと、どちらもあまり変わらないという事ですね。
であれば、設定が楽な15T-37Tを試してみることにします。
ドライブスプロケを交換するだけなら、チェーンカバーを外す必要すらありません。

小一時間ほどで交換を済ませ、いよいよ試運転です。
さて、今度の減速比はどうなのか、とても楽しみですね。

15T-37Tがビンゴのようです。

さっそく乗り出してみると、この設定でもなかなかなハイギアード感でした。
1~2速の守備範囲は、これまでの16T-37Tとあまり変わらないような感じです。
もっとローギヤードになると思ったので、これはちょっと意外でした。

そして交換翌日の早朝、蔵王温泉に再アタックです。
そして、この減速比がビンゴのようでした。
3速でもスピードがドロップすることなく、温泉までスルスルと登坂することができました。

しかも、平地での巡航速度は10km/hアップです。
もちろん、1~2速の使い勝手もいいですし、これならすごく満足ですね。

ただ、冬場はもう少しロー側にしたくなりそうで、そのときは16T-40Tを試そうと思います。
リアスプロケは、タイヤ交換のタイミングで換えればいですね。
早くも、冬がくるのが楽しみになってきました。

納得できる走りのあとの朝風呂温泉は、本当に最高ですね。

プレ夏休みとなる七月の四連休、まずは宿題がひとつ片付いて一安心しました。
でも、今年の夏休みの宿題は、他にもう少しあったりするのでした。