PRO TREC 三度購入
ワケあって、PRO TRECを再々購入しました。
今のPRO TRECは、ずいぶんと雰囲気が違いますね。
往年のPRO TRECファンによる、浦島太郎レビューです。
沖縄で紛失してしまいました。
昨年末、電池交換して復活したばかりのPRO TREC を紛失してしまいました。
PRW-500、電波ソーラー化を果たした第二世代のPRO TRECです。
1台目のPRO TREC を電池交換時に壊し、リベンジ購入した2台目のPRO TRECです。
ツインセンサーでスマートな筐体、ブルーなカラーが個性的ですね。
初代電波ソーラーのG-SHOCKが電池切れを起こして使えなくなってからしばらく、メインマシンとして活躍してくれました。
電池交換で数年ぶりに復活したのをいいことに、沖縄旅行に持っていったのですがね。
帰りの那覇空港で、落としてしまったのです。
預け荷物の照合シールが行方不明になったのが事の発端。
待合ブースでバックの中身をひっくり返して、あれやこれや探したのです。
それでシールは出てきたのですが、その時に時計を落としたようなのです。
そもそも、どうして大切な時計をバッグなどに入れていたかという話ですが。
今回、配偶者とのペアウォッチと時計を2つ持っていってまして。
そして、その時はPRO TRECをバッグに入れていたのですね。
PRO TRECがないことに気づいたのは飛行機が離陸した後で万事休す。
正直、お気に入りの時計でしたので、大ショックでした。
ただまぁ、それとは別にトリプルセンサーモデルが欲しいとの想いがずっとありまして。
また、この PRW-500はずいぶんと使い込んでいて、筐体やベルトがかなりやれていました。
なので心機一転、これを機に念願のトリプルセンサーな電波ソーラーPRO TRECを購入することにしたのです。
買うなら、PRW-3100か3510
以前からPRO TRECはチェックしていて、買うなら3100か3510のどちらかと思ってました。
こちら、電波ソーラーPRO TRECのベーシックモデルです。
そしてデジタル派の私としては、やはりこのフェイスでないとという感じですね。
左が3100で、右が3510です。
見た感じ、3510の方が往年のモデルを彷彿とさせるヘビーデューティーなデザインですね。
この2つのモデルの大きな違いは防水性能です。
3100が10気圧防水なのに対して、3510は20気圧防水です。
ダイビングなどとは縁のない私には、10気圧防水の3100で十分ですね。
デザインは、どちらかというと3510が好みです。
でも、写真で見る限り、3100も悪くない感じです。
お値段は、Amazonですと3100が28,000円、3510は29,000円ぐらいです。
う~ん、ちょっと高いなぁって感じですね。
失くした時計のリベンジで3万円弱は少々微妙、予算は2万円が妥当でしょう。
そこで、今度は中古品も視野に探してみました。
そうしたところ、ヤフオクで新品の3100が、なんと即決21,000円で出品されています。
電波ソーラーのトリプルセンサーでこの値段は、他にはもうありません。
即行、ポチってしまいました。
非常にコンパクトなPRO TREC です。
ブツは、ポチった翌日に届きました。
一応、CASIOのケースに入っていますが、取説などはありません。
時計には商品タグが一つついているだけでした。
やはり21,000円、ワケありのせどり品なのでしょうか?
もちろん、時計自体は新品できちんと動作します。
取説もネットでDLできますし、まったく問題ありませんね。
さっそく、時計を24h表示に切り替えて装着してみます。
まずは、第三世代のセンサーが非常にコンパクトなのには驚きですね。
もちろん、時計自体もコンパクトで、ぱっと見PRO TRECのようではありません。
向かって右側の方位、気圧、高度のボタンも、それぞれが独立したダイレクト型です。
ボタンの側には分かりやすいマークが入っていますので、操作に迷うことはありません。
さっそく腕につけてみましたが、なんとも付け心地の良いベルトで感激しました。
息子のウェーブセプターと同じこのゴムベルトは、ホント最高ですね。
大きい時刻表示が、老眼の身には嬉しいです。
気温・気圧や高度の表示もバッチリですね。
そして、長らく欲しかった方位機能も付いています。
カレンダーを月日表示にしたり、時計表示で気圧変化をみることもできます。
あと、意外と面白いのが日の出と日の入り時刻の表示ですね。
眺めているだけで季節の移ろいを感じる、味な機能です。
時計は実物をみないと分からない
ということでPRW-3100、必要な機能をソツなくまとめた、とても優等生な時計です。
これだけの機能を搭載しながら、コンパクトで軽いのが素晴らしいですね。
もちろん、スーツに合わせても違和感ないですし、袖口の邪魔になることもありません。
ただ、個人的にはちょっと物足りなさを感じてしまったのでした。
やはり、PRO TRECというと、私としてはこのイメージなのです。
PRT-40、1996年のモデルです。
私が最初に手にしたPRO TRECがこれでした。
当時はトリプルセンサーが大きくて、もうそれだけで存在感がありました。
多機能なところも好みでしたが、それ以上にこの存在感が魅力だったのです。
それと比べると今回のPRW-3100は、ちょっとライトすぎるんですよね。
たぶん、ライバルのスントあたりの影響を受けているんでしょうけれど。
これならまだ、那覇空港で失くしたPRW-500のほうがPRO TRECらしいかもです。
そう考えると、私にはこちらのモデルの方がよかったのかもしれません。
価格も同じぐらいだし、買ってから少し後悔したのでした。
PRW-2500、海外向けのモデルです。
もちろん、電波ソーラーのトリプルセンサーですね。
後日、ヨドバシカメラで実物をみて、その存在感に圧倒されました。
やはり、腕時計だけは実物をみないとダメですね。
ネットやカタログの写真だけでは、実物が放つ存在感までは分からないモノです。
ただ、時計表示は3100のほうが大きいし、日の出日の入り機能も付いてますしね。
(日の出日の入りの代わりに、PRW-2500には月齢表示がついてますけど。)
それに、普段使いするには、2500はちょっと大きすぎるかもです。
やはり、ツールとして使い倒すのであれば、優等生な3100に軍配でしょう。
あとはホント、PRT-40 のような存在感があれば完璧なんですけどね。(笑)
返す返すも、PRT-40を壊してしまったことが悔やまれます。
ぶっちゃけ、中古で PRT-40をゲットしようかとまで思いましたが。
でも、いまさら電波ソーラーではないPRO TRECには戻れませんしね。
後日、これをつけて蔵王温泉までカブで走りました。
やはり、腕につけた時計で高度や気圧が確認できるのは、最高に面白いです。
これだけ優秀な時計なら、2台目のPRW-500のようにすぐに愛着がでてくるでしょう。
PRW-500も、購入当初は PRT-40ほど愛着がもてませんでした。
でも、気づけばないと寂しい時計になりました。
まずはガンガン使って、PRO TRECと一緒の時を三度楽しみたいと思います。
もちろん、今度はどこかに落として失くしたりしないように気を付けて…。
時計は必ず腕にするを、徹底したいと思います。