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雑記

アイドルの原点、私のキャンディーズ

投稿日:2020年10月5日 更新日:

聖子ちゃんにPerfumeと、独断と偏見のアイドル論を語ってきました。
となると、やはりキャンディーズを無視するわけにはいかなくなります。
この国のアイドル文化の原点はキャンディーズ。
そして、私のアイドル事始めもキャンディーズ。
それではアイドル論の締めとして、想い出のキャンディーズを語ってみたいと思います。

小学生の時のアイドルです。

キャンディーズが現役だったとき、私はまだ小学生でした。
年下の男の子が小学二年生、そして解散が五年生のときです。
山口百恵さんや桜田淳子さん全盛の頃で、まさに古き良き昭和の芸能界ですね。

花の中三トリオもよかったのですが、私はキャンディーズが好きでした。
三人のなかでも、一番好きだったのはスーちゃんですね。
ぶっちゃけ、どうしてスーちゃんがセンターじゃないのかなぁと思っていました。

キャンディーズに思い入れがあるのは、彼女たちのカセットを持っていたのが大きいです。
実家の質屋で質流れになったテープレコーダー。
それに、彼女たちのシングル曲がたくさん入ったカセットテープがついていたのです。
そして、小学生だった私は、そのカセットを擦り減るぐらいに聴き込んだのでした。

なので、先般、伊藤蘭さんがNHKのうたコンで披露したヒットメドレーには感激しました。
そして、田中好子さんの訃報に涙した次第です。

スーちゃんが亡くなったとき、久しぶりにキャンディーズが聴きたくなりました。
そこで、AmazonからGOLDEN☆BESTを購入しました。
このアルバム、以前持っていたカセットとほぼ同じ内容で、とても満足しています。

やっぱり、春一番と微笑みがえしですね。

あらためて聴いてみると、キャンディーズはアイドル以前にコーラスグループなのですね。
まずは、正統派の歌唱に驚かされます。

どの曲を聴いても、コーラスが素晴らしいです。
こんなにきれいなハーモニーを聴かせてくれるアイドルは、他にはいないでしょう。

このベストアルバムは、基本リリース順に曲が並んでいます。
まずは、デビュー曲のあなたに夢中、純粋無垢で可愛いですね。
スーちゃんが一番好きだった曲というのも、とてもよくわかります。

そして、そこからなみだの季節までの4曲。
連歌のように、この4曲が起承転結でひとつの恋の物語になっているのが面白いですね。

危ない土曜日のテンションの高さも素敵です。
あの時代の土曜日の熱量が伝わってきて最高ですね。

なみだの季節の後は、年下の男の子です。
完全無欠のアイドルソング、それまでの曲と比べて一皮むけた感じがします。
この曲で、キャンディーズのキャラが確立したのでしょうね。
あらためて聴くと、とてもお洒落な曲でびっくりです。

今とは違い、きわどい曲も多いです。
たとえば、やさしい悪魔とか、あるいはアン・ドゥ・トロワとか。
子どもの頃は何も考えずに聴いていましたが、なかなか凄いですよね。
やっぱり、1970年代はワイルドな時代だったと思います。

そして、キャンディーズといったら春一番、名曲ですね。
歌唱といい曲の内容といい、申し分ないです。
誰もが認める、アイドル歌謡の古典でしょう。

春一番は、三人がフリフリの白いドレスで歌っていた姿が印象的です。
あれはホント、可愛かったです。

あとは真打、微笑みがえし。
それまでリリースしたシングル曲がオマージュされている微笑みがえし。
初めて聴いたとき、これはもの凄い曲だと感動したのを覚えています。

個人的には出だしの部分、春一番の続編っぽい雰囲気が好きですね。
やっぱり、キャンディーズには春の曲が似合うと思います。

守ってあげたい感、それがアイドルの最重要要素

キャンディーズの解散は、子供心にもショックでした。
日比谷で「普通の女の子にもどりたい」と叫んだランちゃん。
普通ってなんなんだろうなぁって、子供心に漠然とそう思いました。

ちなみに、同時期にはピンクレディーも存在していましたね。
ピンクレディはカッコいい系のアイドル、女の子たちの憧れの的でした。

それと比べると、キャンディーズは元祖「守ってあげたい系」のアイドルです。
そして、そこが男心をくすぐるのですね。
小学生だった私も、すっかりやられてしまいました。

この「守ってあげたい系」は、その後のアイドルの核になっていきます。
それは聖子ちゃんしかり、Perfumeしかり。
そして、それを蒸留したのが、秋元康系アイドルなのかなぁって思っています。

もちろん、キャンディーズの魅力はそれだけではありません。
あらためて調べると、その音楽性はかなり高かったようです。
キャンディーズは、アートの域に達するアイドルの先駆けだったのですね。
なるほど、それゆえに私もあれだけハマったのでしょう。

そんなキャンディーズの活動期間は、4年7か月でした。
まさに、夜空に一瞬輝く流星のような儚さですね。
それで良しとする美学が、この時代のアイドルにはありました。

一度も再結成をしなかった潔さも含めて、やはり伝説のアイドルですね。
絶対にファンを裏切らない、夢は夢のままという姿勢が素晴らしいです。
そんな彼女たちをリスペクトしつつ、これからもアイドル歌謡を楽しんでいきたいです。

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