古いパソコン

しばらく遊んでいました。

ひさしぶりのブログ更新です。
実は二週間ほど、古いパソコンで遊んでいました。

結局のところ、遊びにも使えず売却のオチなのですが。
今回は、そんなちょっと悲しくもスッキリ断捨離なお話です。

サーバーで活躍していたパソコンです。

まずは、自宅サーバーで使っていたパソコンです。
3年ぐらい前に、ヤフオクで購入したのでした。

Pentium4のマシンです。
購入価格は8,000円でした。
自宅サーバーで遊ぶには、まぁ妥当な価格ですね。

当時、自宅サーバーで使うのにPentium4はお勧めのCPUと言われていました。
なんでも、そこそこ動く割には消費電力が少ないらしいですね。
ミニタワーの筐体は熱対策も万全で、長期の運用しっぱなしでも実に安定してました。

今春、サーバー業務を退任してからしばらく仕事部屋の片隅に置かれていた元サーバー機。
ヤフオクあたりでの売却を考えていたのですが、ひょんな遊び心でLinuxでも入れてみようと思い立ってしまったのです。

32bit版は終焉

ところが、ここ1~2年でパソコンのOS情勢は大きく変わってしまったのですね。
端的にいうと、32bit版の終焉です。
これはLinuxの世界も同様で、UbuntuやCentOSといったメジャーどころはここ1~2年で32bit版の提供を終了しているのですね。

というか、元々自宅サーバーを止めたのもこれが理由なのでした。
それをすっかり失念してしまって、まったく自分で自分に笑ってしまいます。

それにしても、10年ぐらい前は64bitのほうがキワモノの扱いだったのに。
でも、そんなことを言ったところで時代に乗り遅れた親父のたわ言ですね。

ということで、32bitである以上、このPCはまったく使い物にならないということです。
それでも、ubuntuの32bit版を探して入れてはみましたが、やはり微妙です。
そして、最も致命的なのは、グラフィックカードが対応できていない事でした。
600×480でしか使えないのでは、もはやこれまでですね。
三日近く格闘して、ようやく処分する決心がつきました。

もう一台、古いマシンがありました。

サーバー機の他に、もう一台古いパソコンがあります。
こちらは富士通のディスプレイ一体型モデルです。
6年ほど前に、地元のパソコン工房で3,000円で購入した中古PCです。

このPC、今は見かけることも少なくなったWindowsXP機です。
購入時は間もなくXPのサポートが終了するタイミングだったこともあり破格でした。
勿論、セットアップディスクなども完璧に付属しておりバリバリに動くマシンです。
当時勤めていた会社のPC環境は、まだまだXPベースでしたので、システム開発するのに随分と活躍してくれました。
一体型なのでスペースも取らず、ダブルディスプレイ化で超快適でした。
そして、さすがは富士通のパソコン、作りがしっかりしてましたね。
一体型なのにHDDの交換も容易で、本当によくできたパソコンでした。
これがたったの3,000円というのは、実にお買い得でしたね。

ただまぁ、さすがの優等生な富士通パソコンも寄る年波には勝てず。
XPではネット閲覧もままならず、Linux化しても動きは微妙。
それでも、しばらくは息子のYouTubeマシンになってましたが。
彼がスマホを持つようになって、いよいよお役目御免になってしまいました。
勿論、こちらも32bitマシン。
残念ですが、これ以上の活躍の場面は期待できず、今回で売却です。

HDDは再利用

売却についてはヤフオクも考えたのですが、手間暇の割には値段が付きそうにもありません。
ということで、市内のハードオフで処分しました。
買取金額は一台当たり50円です。
殆ど捨て値ですね。
それでも、ごみ処分だと逆にお金がかかりますから引き取ってもらえるだけありがたいです。

査定の間、売り場をみていると、Core i5のジャンク機が8,000円でした。
今は、ジャンク機でもこのレベルなのですね。

それで、PCはジャンク扱いで処分ですが、HDDは取り外して再利用することにしました。
サーバー機で250GBのIDE HDD を3台、富士通でSATAの500GBが1台での運用でした。
さすがにこれを捨て値で渡すのは…、ですね。

ただ、3.5インチサイズなのでUSBから電源供給ができません。
つまり、2.5インチのようにUSBメモリーライクにはならないということですね。

ということで、外付け用のケースをひとつ購入。
500GBのSATAだけ、常設の外付けHDDに仕立てました。
今は動画を取り扱うことも多いので、500GBの作業スペースは重宝しますね。

ケースはこちらを利用しました。
工具なしで組付けできて価格もリーズナブル、なかなかのケースです。

そして、残りの250GB×3台は裸のまま、NASのバックアップにすることにしました。
実は、NASにはここ20年来のデジカメデータが入っているのです。
一応、RAID化されているNASとはいえ、バックアップがないのがずっと気がかりでした。

バックアップには、裸のHDDをUSBでつなげるケーブルを使いました。
10年前に買ったこのケーブル、本当に便利ですね。
パソコン遊びするときの必需品だと思います。

数時間かけて、20年分の画像データのバックアップが完了。
全部で450GBほどでした。
これにて、ちょっと一安心ですね。
HDDは3個で1,000円の専用ケースに収めて、押し入れに保管です。

パソコン断捨離も完了です。

一時期は、自宅に6台近くのパソコンがありましたが、今回の処分でついに1台になりました。
コールセンターの業務用で貸与されているモノを入れても、自宅にあるPCは3台です。
ずいぶんとスッキリしましたね。

溢れるほどあったPCパーツも、箱ひとつに収まるぐらいに少なくなりました。
内容としては、マルチドライブ1台に各種カードリーダーのついたFDD一台。
それに、NICが4枚にHDDのケーブルやマウント用の金具、HDDのケーブルなどですね。
この先、IDEのHDDケーブルなど使うことはないとは思うのですが、もう少しの間取っておくことにします。

スマホが登場して、本当にパソコンは使わなくなりましたね。
実際、ウチでも本気で使うのは年賀状を作る時ぐらいです。
それすら、今はスマホでもできますからね。

ぶっちゃけ、Core i5 ぐらいのB5ノートが欲しいところではありますが。
買っても管理ばかりが大変で、ほとんど使わないだろうなぁ。
今のメインマシンは、購入して間もなく10年目のAcer aspire1410。

Windows7のステッカーも、もはや時代物ですね。
でも、私の使い方ならまだまだいけそうな雰囲気。
もうしばらく、このネットブック機を使い倒していきたいと思っています。