ガンマのレストアが終わりました。
今年に入ってから、学生時代に入手したオートバイのレストアをしています。
オートバイはスズキのRGV250ガンマ、36年前に発売されたモデルです。
前回までで、タンクキャップの修理が終わりました。
あとは、オーバーフローとガソリン漏れを直せば、長らくのレストアも終了です。
この前記事は、こちら。
ガソリンコックからのガソリン漏れを直します。
今年に入ってから、学生時代に入手したオートバイのレストアをしています。
オートバイはスズキのRGV250ガンマ、36年前に発売されたモデルです。
前回までで、タンクキャップの修理が終わりました。
あとは、オーバーフローとガソリン漏れを直せば、長らくのレストアも終了です。
タンクキャプの修理は、平日の仕事の合間に終わらせました。
そして、人間ドッグだった金曜日の午後から、残りの課題に取り組みます。
なんとか週末までにケリをつけて、試運転したいトコロですね。
ということで、まずは燃料コックのガソリン漏れに取りかかります。
こちらは、燃料コックのパッキンをすべて交換ですね。
ガンマ 燃料コックで検索すると、パッキンの品番をアップしたブログがたくさんでてきます。
そして、品番で検索するとモノタロウのサイトが出てきて、本当に便利すぎる世の中ですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_121130596_HDR-1024x771.jpg)
まずは、タンクを外して燃料コックを分解します。
タンクキャップを直しているので、安心してタンクを横向きにすることができました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_121418578_HDR-1024x771.jpg)
コック部分のOリングは、ガビガビのボロボロでした。
こちら、スズキの品番 44353-12C01 のリングに交換します。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_121322911_HDR-1024x771.jpg)
タンクとの締結部分についているパッキンは、ヒビだらけでした。
こちらは、スズキから部品が出ていません。
ネット情報によれば、カワサキの品番 44353-12C01 で代用できるようです。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_121847695_HDR-1024x771.jpg)
そして、取りつけネジのパッキンは、ほとんど消えかけてる状態です。
こちらは、スズキの品番 09168-06026 になりますね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_122320361_HDR-1024x771.jpg)
燃料コック周りのパッキンを、すべて新品にしました。
これで、燃料コックからのガソリン漏れは止まると思います。
キャブレターのフロートを交換しました。
次に、後側キャブレターのオーバーフローを直します。
これについては、フロートが原因としか考えられません。
フロートバルブやバルブキャッチは、新品に交換していますからね。
オーバーフローの様子を観察すると、ドボドボと漏れては一瞬止まって、またドボドボです。
状況より、フロート室でフロートが溺れているのでしょう。
後側のフロートは腐食がひどかったので、これを新品にすれば改善するモノと思われます。
ということで、後側のキャブレターを外します。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_130420028-1024x771.jpg)
あとは、フロート室を分解して、新品のフロートに交換するだけですね。
新品のフロートが、モノタロウから購入できたのはラッキーでした。
お値段は4,690円とすこし高額ですが、部品が出るだけ良しとします。
写真左側が溺れるフロート、ここまで腐食すると、もう使えないようですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_131141404-1024x771.jpg)
新品のフロートに交換して、オーバーフローが止まるようにと願をかけます。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_132157453-1024x771.jpg)
フロートを交換したら、キャブレターを取り付けてタンクを戻します。
そして、運命の燃料コックオン、15分ほど経過してもオーバーフローがないことを確認しました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_150236278_HDR-1024x771.jpg)
もちろん、燃料コック周りも大丈夫です。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_150301687_HDR-1024x771.jpg)
これで、ようやくカウルを取り付けることができますね。
ガンマのレストアも、ようやくゴールがみえてきました。
カウルとETCを取りつけて、レストアが完了しました。
1月に取りはずして以来、カウルを装着するのは4か月ぶりになりますね。
このカウル、クイックファスナーとの謳い文句ながら、ファスナーなのは右側だけです。
ぶっちゃけ、プラグにアクセスする左側の方が、外したいケースが多いのですけど。
ここは36年前から、スズキに小一時間ほど問い詰めたいトコロだったりします。
このカウル脱着は、私のBike整備の第一歩でした。
そんなことを懐かしく思いながらカウルを装着して、ようやくガンマが仕上がりましたね。
仕上がったトコロで、シュアラスターで磨き上げます
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_171839415-1024x771.jpg)
1月に引き揚げてきたときと比べて、だいぶバリっという感じになりました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240524_171902242-1024x771.jpg)
そして、最後にもうひと踏ん張りで、ETCを取りつけます。
当初、ETCはステダン用のM8雌ネジ利用して取りつけようと思っていました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240522_081144796-1024x771.jpg)
ところが、ここだとフルロックしたときにハンドルと干渉してしまいます。
いろいろと検討した結果、トップブリッジの締結ネジにステーを共締めすることにしました。
まずは、取り付け用のプレートに穴を開けて、ステーを取りつけます。
このNプロジェクトのプレートも廃番で、メルカリで何とか入手しました。
あとは、ステーをBikeに取りつけてETC本体を装着し、配線すれば完成ですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240525_140714413-1024x771.jpg)
なかなか良い感じで取り付きました。
それにしても、一体型のETCが、とても大きく感じられますね。
裏を返せば、ガンマのコックピットが、それだけコンパクトということなのでしょう。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240525_141507705-1024x771.jpg)
これで、試運転の準備は万端です。
果たして、問題なくガンマは走ってくれるのでしょうか。
すこしドキドキしながら、運命の週末を迎えるのでした。
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