ガンマのレストアが終わりました。

今年に入ってから、学生時代に入手したオートバイのレストアをしています。
オートバイはスズキのRGV250ガンマ、36年前に発売されたモデルです。
前回までで、タンクキャップの修理が終わりました。
あとは、オーバーフローとガソリン漏れを直せば、長らくのレストアも終了です。

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ガソリンコックからのガソリン漏れを直します。

今年に入ってから、学生時代に入手したオートバイのレストアをしています。
オートバイはスズキのRGV250ガンマ、36年前に発売されたモデルです。
前回までで、タンクキャップの修理が終わりました。
あとは、オーバーフローとガソリン漏れを直せば、長らくのレストアも終了です。

タンクキャプの修理は、平日の仕事の合間に終わらせました。
そして、人間ドッグだった金曜日の午後から、残りの課題に取り組みます。
なんとか週末までにケリをつけて、試運転したいトコロですね。

ということで、まずは燃料コックのガソリン漏れに取りかかります。
こちらは、燃料コックのパッキンをすべて交換ですね。
ガンマ 燃料コックで検索すると、パッキンの品番をアップしたブログがたくさんでてきます。
そして、品番で検索するとモノタロウのサイトが出てきて、本当に便利すぎる世の中ですね。

まずは、タンクを外して燃料コックを分解します。
タンクキャップを直しているので、安心してタンクを横向きにすることができました。

コック部分のOリングは、ガビガビのボロボロでした。
こちら、スズキの品番 44353-12C01 のリングに交換します。

タンクとの締結部分についているパッキンは、ヒビだらけでした。
こちらは、スズキから部品が出ていません。
ネット情報によれば、カワサキの品番 44353-12C01 で代用できるようです。

そして、取りつけネジのパッキンは、ほとんど消えかけてる状態です。
こちらは、スズキの品番 09168-06026 になりますね。

燃料コック周りのパッキンを、すべて新品にしました。
これで、燃料コックからのガソリン漏れは止まると思います。

キャブレターのフロートを交換しました。

次に、後側キャブレターのオーバーフローを直します。
これについては、フロートが原因としか考えられません。
フロートバルブやバルブキャッチは、新品に交換していますからね。

オーバーフローの様子を観察すると、ドボドボと漏れては一瞬止まって、またドボドボです。
状況より、フロート室でフロートが溺れているのでしょう。
後側のフロートは腐食がひどかったので、これを新品にすれば改善するモノと思われます。

ということで、後側のキャブレターを外します。

あとは、フロート室を分解して、新品のフロートに交換するだけですね。
新品のフロートが、モノタロウから購入できたのはラッキーでした。
お値段は4,690円とすこし高額ですが、部品が出るだけ良しとします。

写真左側が溺れるフロート、ここまで腐食すると、もう使えないようですね。

新品のフロートに交換して、オーバーフローが止まるようにと願をかけます。

フロートを交換したら、キャブレターを取り付けてタンクを戻します。
そして、運命の燃料コックオン、15分ほど経過してもオーバーフローがないことを確認しました。

もちろん、燃料コック周りも大丈夫です。

これで、ようやくカウルを取り付けることができますね。
ガンマのレストアも、ようやくゴールがみえてきました。

カウルとETCを取りつけて、レストアが完了しました。

1月に取りはずして以来、カウルを装着するのは4か月ぶりになりますね。
このカウル、クイックファスナーとの謳い文句ながら、ファスナーなのは右側だけです。
ぶっちゃけ、プラグにアクセスする左側の方が、外したいケースが多いのですけど。
ここは36年前から、スズキに小一時間ほど問い詰めたいトコロだったりします。

このカウル脱着は、私のBike整備の第一歩でした。
そんなことを懐かしく思いながらカウルを装着して、ようやくガンマが仕上がりましたね。
仕上がったトコロで、シュアラスターで磨き上げます

1月に引き揚げてきたときと比べて、だいぶバリっという感じになりました。

そして、最後にもうひと踏ん張りで、ETCを取りつけます。
当初、ETCはステダン用のM8雌ネジ利用して取りつけようと思っていました。

ところが、ここだとフルロックしたときにハンドルと干渉してしまいます。
いろいろと検討した結果、トップブリッジの締結ネジにステーを共締めすることにしました。

まずは、取り付け用のプレートに穴を開けて、ステーを取りつけます。
このNプロジェクトのプレートも廃番で、メルカリで何とか入手しました。
あとは、ステーをBikeに取りつけてETC本体を装着し、配線すれば完成ですね。

なかなか良い感じで取り付きました。
それにしても、一体型のETCが、とても大きく感じられますね。
裏を返せば、ガンマのコックピットが、それだけコンパクトということなのでしょう。

これで、試運転の準備は万端です。
果たして、問題なくガンマは走ってくれるのでしょうか。
すこしドキドキしながら、運命の週末を迎えるのでした。

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