NASを新しくしました。その5

12年ぶりにNASを新しくしました。
これが、思った以上にボリューム満点で、なかなか楽しい体験でした。
その最終章は、Webサーバー機能の立ち上げと、PukiWikiの移行です。

NASを新しくしました。その4はこちら

NASのWebサーバーで、PikiWikiを動かします。

12年ぶりにN12年ぶりにNAS(Network Attached Storage)を新しくしました。
今度のNASは、QNAPのTS-230です。
前回までで旧NASからデータ移行を移行し、バックアップの設定も完了しました。
最後に、Webサーバー機能を有効にしてPukiWikiで作った備忘録を動かしていきます。

ちなみに、以前のNASではハッキングをしてWebサーバーを有効にしました。
また、エイリアスの設定なども、http.confファイルを直接書き換える必要がありました。

それと比べると、今回のNASは設定画面からかんたんに有効化することができます。
場所は、コントロールパネル→アプリケーション→Webサーバーですね。
そこの「Webサーバーを有効化する」にチェックを付けるだけですから、本当にお気楽です。

Webサーバーを有効化すると、Webという共有フォルダーが自動的に作成されます。
あとは、そこにコンテンツを移動するだけですね。
NASのIPアドレスに【:8081】をつけてアクセスすれば、コンテンツを閲覧できます。
ただ、このあたりはすこし微妙な部分もありますので、詳細は後述します。

PikiWikiは、移動を機に最新版に更新しました。

コンテンツは、旧NASからそのままコピーです。
素のHTMLで作ったポータルページは、サクッと表示されました。
しかし、PukiWikiで作った備忘録は、サーバーエラーで表示できません。

PHPの問題かと思い、PHP Extensions をインストールしましたが状況変わらずです。
そこで、最新版(1.5.4)のPukiWikiを素でいれたところ、こちらは問題なく動作しました。
旧コンテンツは1.4.7ですので、新NSAのPHPが対応していない可能性が考えられます。

であれば、これを機会に最新版のPukiWikiに乗り換えるだけですね。
最新版のPukiWikiに、旧コンテンツから以下のフォルダーを上書きコピーしました。

  • attach
  • backup
  • cache
  • counter
  • diff
  • image

要は、PukiWikiのサイトに書いてあるバージョンアップと逆の方法ですね。
あとは、pukiwiki.ini.phpファイルを以前と同じように書き換えれば完了です。
これで、生活必需品の備忘録が動くようになって一安心です。

Webページのアクセスが微妙です。

ということで、NASの移行が無事完了しました。
多少のとまどいはありましたが、おおむねスムーズに移行できたと思います。

いずれにしても、新しいNASはいいですね。
稼働して10日ほどになりますが、動作は安定しています。
レスポンスも、以前のNASより向上していますね。
なによりも、これであと数年は安泰なのがうれしいです。

ただこのNAS、Webサーバーの動作がいまひとつ微妙です。
基本的に、8081ポート指定でコンテンツにアクセスできるのですが。
でも、最初はこれでアクセスできないのです。
そして、なぜかポート指定なしでアクセスできてしまうのですね。

ところが、3日ぐらいたつとポート指定が必要になります。
また、別のパソコンやスマホからのアクセスでも、最初はポート指定不要です。
そして、こちらも3日ぐらいすると、やはりポート指定が必要になります。

当初はこうなる理由がわからず、NASを初期化までしてしまいました。
でも、結局は状況は変わりませんでした。

いまのところは、このようなモノだと割り切って使っています。
このあたり、新たな情報が得られたら、追加でアップしていきたいと思っています。