コンビニ系と袋麵のラーメン二郎

セブンイレブンのデカ豚ラーメンワシワシMAXと、マルちゃんZUBAAAN!黄色を食べました。
どちらも、あのラーメン二郎に迫る味と雰囲気をもつといわれる商品です。
実際に食してみると、そのクオリティの高さに驚きました。
それでは、さっそくそのレビューを書いてみたいと思います。

セブンのワシワシMAXは、かなり本物に迫っています。

夏休み中の息子が、近所のセブンイレブンからコンビニラーメンを買ってきました。
商品名は、デカ豚ラーメンワシワシMAX、レンジでチンするタイプのコンビニラーメンです。
そして、ジロリアンの息子によれば、このラーメンはコンビニ系二郎で、もっともクオリティーが高いと評判の一品なのだそうです。

さっそく、レンジでチンしてみると、ニンニクの香りが部屋中に充満しました。
ルックスを見ると、まずはそれっぽい豚が目に留まります。
厚さはさすがに本家の半分以下ですが、正面から見たルックスはなかなかですね。

また、麺が実にそれっぽいです。
極太でワシワシしていて、ワシワシMAXの名称は伊達ではありません。
一口すすると、スープの味がしみ込んでいて、実に美味しいのに驚きました。
味といい食感といい、かなり本家本元に迫る雰囲気です。

そして、スープが驚愕の美味さですね。
トッピングされているアブラも、本物レベルのクオリティ。
ぶっちゃけ、いま住む街のインスパイア店よりもおいしいです。

このラーメン、カロリーが847kcalで、お値段は税込み690円です。
もはやコンビニラーメンの域を超えてますが、レンチンで二郎が楽しめるのが凄いですね。
二郎系が好きな人なら、間違いなく満足度の高い一杯だと思います。

マルちゃんのZUBAAAN!黄色も、いいセンいってます。

このデカ豚ラーメンワシワシMAXの感動をSNSに載せたところ、神奈川は川崎市に在住するジロリアンから、マルちゃんのZUBAAAN!黄色もいいセンいってるとの情報をいただきました。袋麺で二郎が再現するのであれば、興味津々です。さっそく、近所のツルハで購入してみました。

本物らしく作るためには、ラーメンの他にもやし一袋とチューブのにんにくが必要です。
にんにくは、ねりよりみじん切りのほうが雰囲気出ますね。

それっぽく作るコツは、水の量をすくなくすることです。
袋には、500mlと書いてありますが、450mlぐらいがちょうどいいですね。
最初に作ったときは水を多めにしてしまい、ちょっと水っぽくて失敗でした。
また、麺の茹で時間もかためが好みなら短めに、4分20秒ほどがおすすめです。

スープができあがったらにんにくを適量入れて麺を投入します。
そして、レンジで3~4分ほどチンしたもやしを載せれば、お手製野菜マシマシのできあがり。
ビジュアル的にも、なかなかいけていますね。

そして、肝心のお味ですが、これがセブンのデカ豚ラーメンにも引けを取りません。
いや、ひとによってはこちらのほうが美味しいと感じるかもしれないですね。

しかも、このZUBAAN!は、もやしを入れても一食200円ぐらいです。
このコストパフォーマンスの高さはすごすぎますね。
しばらく、我が家の袋麺デフォルトは、ZUBAAN!黄色になりそうな予感です。

ラーメンの熱量は、東高西低?

このラーメンの話題をSNSでしたところ、とても盛り上がりました。
やはり、ラーメンというのは人気食ということを、あらためて認識しましたね。

特に、今回は大阪在住の友人がコメントをくれたことに驚きました。
関西の人がラーメンの話題に参加するのは、めずらしいことです。
話を聞いてみると、大阪を含め関西圏には、ラーメン二郎の本家店はないのですね。
また、関西圏はラーメンショップの空白地帯というのも驚きでした。

確かに、大阪にはご当地ラーメンがないかもしれません。
サラリーマン時代は大阪に何度も出張しましたが、〆のラーメンを食べた記憶もないですね。
食の大国といわれる大阪で、国民食ともいわれるラーメンの存在がうすいのは意外です。

そのような関西圏で、それなりに存在感があるのは京都ラーメンのようですね。
大阪在住の友人いわく、京都には学生が多いからなのだそうです。
たしかに、ラーメン、特に二郎系は、若者向けなのかもしれません。

しかし、京都に限らず大阪にも、若者はたくさんいるハズです。
また、喜多方ラーメンの存在を思うと、一概に学生だけが理由ではないように思いますね。
博多ラーメンを例外とすれば、基本的にラーメンの熱量は東高西低なのでしょう。
この理由については食文化の違いなどいろいろありますが、まだ未解明のようですね。

いずれにしても、たかがラーメン、されどラーメンです。
地域によって状況が違うトコロもまた、おもしろいですね。

二郎系については、東日本でその存在感が急激に高まっているように感じます。
さて、それでは今後、関西園で二郎系が覇権を取ることがあるのかどうか。
興味は尽きないところですが、それを横目に今後もおいしいラーメンを楽しみたいと思います。