900SSのスイングアームを交換しました。
昨秋からの課題だった900SSのスイングアームを、やっと交換できました。
スイングアーム交換も2回目というコトで、思ったよりも段取りよくできましたね。
ここまでくれば、900SSの復活ももうすぐです。
今回は、カーポートからBikeを吊りました。
今月最初の土曜日は、朝から春らしいおだやかな天気でした。
これは、スイングアーム交換日和だと、まずは900SSをガレージから引っぱり出します。
前回の整備でおおよそのパーツは取り外してありますから、それだけでも気は楽ですね。
あとは段取りよく作業を進め、なんとか夕方までにはケリをつけたいトコロです。
フロントブレーキのロックはお約束、ボチボチ作業に取りかかります。

今回は、カーポートをつかってBikeを吊ってみました。
脚立を使うよりも、断然作業性がよいのがうれしいです。
これも、豪雪用カーポートならではの利点ですね。

とはいえ、荷造り用のウインチだけではBikeを持ち上げることはできません。
ここは、素直にジャッキアップです。

ジャッキアップができたトコロで、リアタイヤにブレーキ、そしてステップを外します。
相変わらず、900SSの車体周りは実にシンプルですね。
おかげで、自力でもこのような重整備ができるのはうれしいです。
専用の工具で、サクッと取り外しに成功です。
前回は、スイングアームを外すために、ショックや後ろのエキパイも外しました。
しかし、今回は、これらを付けたままでの交換にトライします。
このスイングアーム、シャフトに固定するネジがすごく奥まったトコロにあります。
そのため、工具が入らず、ネジを緩めることができません。
前回は、ショックやエキパイを外しスイングアームをカチ上げ、なんとかネジを緩めました。
しかし、取り外す部品は、できるだけすくないのに越したことはないです。
そこで、今回は自作の極短レンチとロングレンチを使いました。
これを使うコトで、スイングアームをカチ上げなくとも固定ネジを緩めることができるのです。

反対側はロング版を使いました。
超ロングのL型レンチをサンダーで切って、レンチが脱着できるソケットにつけただけのモノですが、今回は大活躍してくれましたね。

ネジを緩めたら、スイングアームを締結しているシャフトを抜きます。
このシャフトも、なぜか右側からでないとうまく抜けてきません。
このような知見があるだけでも、作業は断然楽になりますね。

作業開始から1時間半、ようやくスイングアームの取り外しに成功しました。

ここまでくれば、あともうひと踏ん張りですね。
なんとか、交換することができました。
あとは、ヤフオクで落としたマトモなスイングアームを取り付けるだけです。
ところが、このスイングアームの取り付けがまた、なかなかの鬼門なのですね。
前回は、アームとボディの間のカラーがなかなか入らず、とても苦労したのでした。
ところが、今回はサクッとカラーが入ってくれて、超ラッキーです。
そそくさとシャフトを差し込んで、なんとか山場を越えました。

最後に、固定ネジをトルクレンチで3.8Nmで締め上げれば、交換作業は完了です。

この日はタイヤとエキパイ、そしてリアシートを取り付けまでです。
一気にカタをつけたいのも山々ですが、急いでは事を仕損じますからね。

スイングアーム交換も二度目なら、すこしは上手に段取りよく、こなすことができたようです。
残るは第二の難関、チェーンの締結を残すのみですね。
これについては、今週末にトライする予定です。