笹川流れを走ってきました。

梅雨入り直前の土曜日に、900SSで笹川流れを走ってきました。
今回はめずらしく、ディバッグなどを背負ってのツーリングです。
途中、900SSの調子が悪くなったりしましたが、結果的にはよい走りになりました。
やはり、オートバイで海岸線を走るのは最高です。

4月のリベンジです。

先般の土曜日は、配偶者がお仕事で出勤です。
この日は梅雨入り直前で、天気予報ではラストチャンスのようでした。
となると、これはもう走るしかありませんね。

行先はいつもの十和田湖、あるいは昨年来の課題である、只見→魚沼→桧枝岐周遊コース。
もしくは、青森の恐山日帰りなども楽しそうです。

しかし、このあとに詳しく書きますが、いまは仕事で精神的に疲れていたりします。
そこで、今回は近場で癒しの走りを楽しむことにしました。
目的地は、4月末にアイシングでとん挫した笹川流れですね。
ついでに、新たなギアの使用感も確認してみたいと思います。

その新たなギアは、こちらのディバッグです。

900SSの弱点の一つに、荷物が積めないというのがあります。
昔はタンクバックを使っていましたが、ぶっちゃけコーナリングどきに邪魔でいまひとつです。
シングルシートにバッグを装着することも考えましたが、これといったバッグがありません。
そこでディバッグですが、しかしこれも体の自由度が制限されるのでいまひとつなのでした。

そのような折、今年のGWに仙台のヨドバシでよい感じのバッグを見つけたのですね。
基本的にパソコン用でとても薄い造りですが、それゆえに背負っても違和感がありません。
これなら、ライディングへの影響も最小限のような気がします。

ということで、あたらしいバッグを背負って9時過ぎに出発です。
まずは、お約束の空気圧チェックとメーター写真ですね。

ガスを詰めて、9時半に笹川流れに向けて走り出しました。

プラグを換えて、笹川流れを北上します。

ところが、走り出してはみたものの、900SSの調子がいまひとつです。
市内でゴーストップを繰り返しているウチに、パンパンパンとミスファイヤが連発になりました。
そして、信号待ちのたびにエンジンストールで難儀です。
辛抱たまらず、市内を抜けたところでプラグ交換になりました。

プラグは4月末に換えたばかりですが、後ろ側がカーボンで真っ黒でした。
今年に入り、週末ごとにエンジンをかけているので、その影響と考えられます。
ただ、ここまでカブるのは、どこかが根本的におかしいのでしょうね。
折を見て、キャブの再調整が必要のようです。

とはいえ、プラグを交換したらとりあえずは調子が戻りました。
そのままR348で白鷹町に抜け、長井から飯豊町経由でR113に入ります。
背中に背負ったディバッグもまったく違和感なく、快適そのものですね。
そして、お昼前にようやく笹川流れの村上側に到着しました。

やはり、海はいいです。
今回は思いっきり海を堪能するということで、このまま笹川流れを北上することにしました。

遊佐町でフルーツサンドを買って帰りました。

笹川流れからR7に入って、ひたすら海岸線を北上します。
新潟と山形の県境付近も、相変わらずの絶景でした。

由良海岸からR7を離れ、ただただ海岸線を北上します。

そして、鶴岡市から延伸したR112で、気づけば酒田に到着です。
酒田は大好きな街ですが、よく考えたらここに900SSで来たのは初めてでした。

ということで、山居倉庫で記念写真です。

それにしても、やはり酒田はよい街です。
横浜や神戸、あるいは函館や小樽など、商業系の港町って独特の雰囲気がありますが、その中でもこの酒田の雰囲気には、なにか格別のモノを感じますね。

ということで、900SSで酒田市内をのんびり流して、その雰囲気を満喫します。
そして、そのまま遊佐町のグリーンストアに向かいました。
ここのフルーツサンドが、最近我が家でブームです。

それで、これまでは900SSでおみやげを買って帰ることが、とても困難でした。
しかし、今回は新兵器のディバッグがあるので、フルーツサンドを買って帰ることができます。
バッグにフルーツサンドを入れると肩に重みを感じますが、ライディングの妨げになるほどではなく、なかなかよい感じです。

ここでようやく燃料警告灯が点灯しました。
燃費も20km/Lで、こちらもまぁまぁですね。

そして、帰り道はワインディングを楽しみます。
酒田から真室川経由で金山町に抜けるR344は、交通量ほぼゼロの超絶快走路ですね。
遊佐から40分で、東北中央道の新庄真室川ICに到着しました。
あとは、東北中央道とR13で、16時過ぎに帰還と相成りました。

370km、6時間半。
短距離でまったりの走りでしたが、とても満足ですね。
というか、ロートルの900SSには、このぐらいのペースがちょうど良いのかもしれないです。

おみやげのフルーツサンドも、相変わらずおいしかったですね。
お仕事をがんばった配偶者にも、とてもよろこんでもらえました。

そして、この翌日から東北南部も梅雨入りになりました。
今年は梅雨入り直前に、よい走りが楽しめて満足です。
あとは、梅雨明けまでになんとか、キャブの再調整を終わらせたいところですね。