ドラマ Silent を観ています。
ひさしぶりに、本気で日本のドラマを観ています。
観ているのは、フジ系木曜22時からのSilent。
これが、とてもハイクオリティで泣けるドラマなのですね。
ドラマはまだ中盤ですが、ひとまずレビューを書いてみたいと思います。
Googleのタイムラインで知りました。
ひさしぶりに、本気で日本のドラマを観ています。
観ているのはフジ木曜22時からのsilent、巷でちょっと話題になっているドラマですね。
ただ、私自身はドラマの存在自体を全然知らなくて。
第一話が放映された翌日に、スマホに流れてきたタイムラインで知った次第です。
とにかく泣けるということで、さっそくTVerで視聴を開始しました。
そうしたところ、これがとてもハイクオリティなドラマでびっくりですね。
(ちなみにこのタイムライン、AIのなせる業だと思いますが、あらためてすごいと思います。)
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/10/IMG_20221021_064218-1024x768.jpg)
それでドラマの内容ですが、まずは第一話のオープニング、初雪のシーンが美しいですね。
ここは韓ドラレベルの美しさで、もうこれだけで満足な感じでした。
このドラマ、韓ドラ好きウケするといった評価もあるようですが。
正しくは、韓ドラ好きをも納得させるクオリティのドラマだと思います。
ちなみに、脚本や演出はいたってシンプルです。
でも、このようなシンプルな作りのドラマは、個人的には好みですね。
前クールの羽男と石子もよかったですが、脚本や演出がすこし凝り過ぎの感じでした。
それにたいして、このSilentのプレーンな感じは、やはり落ち着くなぁといった感じです。
川口春奈さんをはじめとするキャストの演技がすばらしい。
それで、シンプルでプレーンな本作ですが、しかしこれがなかなか泣かせてくるのですね。
まずは、ヒロインの川口春奈さんが秀逸です。
川口さんは、大河ドラマ「麒麟がくる」の帰蝶役で初めて知りました。
あのときは、帰蝶役がんばってるけど沢尻エリカさんのも観たかったかなという感じでした。
そして、そのあとの「着飾る恋には理由があって」、これがなかなかよかったのですね。
着飾るは、超現実離れした状況設定とストーリーながら妙にリアルという不思議なドラマでした。
そこに、彼女がドンピシャハマっていたのがとても印象的でしたね。
そして今回のsilentは、もう泣きの演技がすばらしすぎます。
特に第二話のエンディングは、本当に刺さりましたね。
ぶっちゃけ、彼女は超絶美人なので、帰蝶のような高飛車で高慢ちきなイメージがありますけど。
でも、実際は本作の青羽紬のような純朴な役柄がとても似合う女優さんだと思います。
というかこの人、第二の綾瀬はるかになりそうですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/10/IMG_20221023_082731-1024x768.jpg)
それと、相手役の目黒蓮くんがとてもよいです。
この人、ジャニーズの某アイドルグループの人ですが、その雰囲気は微塵もないですね。
キムタクのアクをすべて取り除いたようなイケメンで、切ない演技がすばらしくうまいです。
なんか、アイドルしているのがもったいないような感じすらしますね。
そして、当て馬役の鈴鹿央士くんも、すばらしいですね。
第三話のエンディングは、うん、泣かされました。
というか、この当て馬役が、ただの当て馬役でないところがまた新鮮です。
シンプルでオーソドックスな作りながら、フレッシュなところもあるのが本作の魅力ですね。
かつての名作を振り返り、時代の流れを感じます。
聴覚障害者のドラマといえば、「愛していると言ってくれ」がレガシーでした。
愛しているは聴覚障害の切なさを無邪気で前向きなヒロインがぶっ飛ばす感じのドラマでしたね。
しかし、本作はそうではなくて、みんなでその切なさに寄り添い涙を流す展開が新鮮です。
このあたりは、時代的な雰囲気の違いなのかもしれないですね。
また、このドラマがフジテレビ制作というのが、個人的には想定外の驚きです。
ちなみに、フジテレビの番組を観るのは、10年ぶりぐらいかもしれないですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/10/IMG_20221023_082356-1024x768.jpg)
かつて、バブルのころはぶっちぎりの人気を誇ったフジテレビ。
しかし、局のキャラが時代とマッチしないためか、近年は気の毒なぐらいの低迷でした。
ところが、ここにきてこれだけ上質なドラマを出してくるとは嬉しい驚きです。
これで、往年のフジドラマ黄金時代が復活することを期待したいですね。
いずれにしても、次回が心待ちなドラマは世の宝です。
それでは今宵も、テッシュを準備してドラマを楽しみたいと思います。