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雑記

サラリーマン時代のお話-その4

投稿日:2022年3月17日 更新日:

今の仕事をはじめる前は、30年近くサラリーマンをしていました。
いまとなっては懐かしい会社員時代です。
そのときの思い出話、第四弾は企画部門での奮闘記です。

サラリーマン時代のお話-その3はこちら

35歳で企画部門に移りました。

不本意な営業部への異動から気づけば7年。
ほとんど仕事らしい仕事をしていなかった私を見かねた事業部長の計らいもあり。
私は、企画部門に移ることになりました。

企画部門では、入社時にお世話になったSさんが課長を務めていました。
メンバーは私を含めて3人、他の2人はどちらも開発時代の先輩です。
1人はスキャナ、もう1人はプリンタの担当という布陣でした。
そして私は、広報やカタログ作りなどをすることになりました。

とにかく、営業の現場から離れることができたのは嬉しかったです。
ちょうど子どももできた頃で、出張が少なくなったのも助かりました。
企画課では、新製品に合わせてカタログをつくったり、展示会の企画運営をしたり。
たまに部門内の業務システムを開発したりと、相変わらずお気軽なサラリーマン生活でした。

しかし、しばらくして、企画の仕事は営業以上に肌に合わないことに気づきます。
よかれと思った異動も、ふたを開けてみないとわからないモノですね。

企画の仕事は合いませんでした。

私が企画に移って間もなく、事業計画策定に部門をあげて取り組むことになりました。
あの頃は3年おきに事業計画を作り、社長のお墨付きをもらうイベントがあったのです。

とはいえ、このような事業戦略を考える仕事は初めてです。
コトラーやポーターなどの書物を読み漁り、勉強するところからのスタートでした。

とにかく、この事業計画を作る仕事は、思った以上にハードでしたね。
本部長を座長に管理職以上で合宿を行い、その内容をベースに計画を策定していきます。
計画書はPowerPointで70~80ページ、提出までのひと月は、ほぼ徹夜でした。
完成したときは、さすがに達成感がありましたね。

しかし、ここまで苦労して作った計画書は、結局絵餅なのでした。
いくら立派な事業計画といったところで、はやい話が夏休みの計画書と同じです。
計画を立てても実行できなければ、そこには何の意味もないのですね。

この頃、事業部は万年赤字で黒字浮上の目途がなかなかつかない状態でした。
営業の現場でも理不尽な要求が多く、私自身もフラストレーションが溜まっていました。
殊勝にも、企画に移ってこのあたりを何とかしたいとの想いもあったのですが。
しかし、事業計画の策定に携わって、残ったのは失望だけでした。

美しいだけの計画書に意味はない。

事業部には、元企画課課長のM室長というPowerPointの達人がいました。
とても頭脳明晰な方で、どのような計画書でも半日で完ぺきに仕上げるスーパーマンです。
上が草餅といえば草餅、あんこ餅といえばあんこ餅。
どのようなリクエストにも応える、その道のスペシャリストという感じでした。

ただ、彼の書く計画書は、草餅にしろあんこ餅にしろ、すべてが絵餅でした。
彼の計画書を通じて、私は「モノは言いよう」ということを身をもって体験します。
そして、美しいだけの計画書には何の意味もないことを知るのですね。

結局、事業計画とは、どうやってお金を儲けるのかの道筋をまとめたモノです。
そして、お金を儲けるためには、商売人としての動物的本能に基づく嗅覚。
あとは、立てた計画を強烈に実行する野生動物のようなたくましさが必要なのですね。

これを、頭でっかちな技術者あがり企画メンバーに求めても無理と言うモノ。
もちろん、私もそのような商売人のセンスやバイタリティとは程遠い人間です。
私は企画には向かない人間なのだとわかって、このときは深く失望しました。

事業部の中には、商売人のセンスやバイタリティを持ち合わせる人も何人かはいました。
でも、そのような人たちは事情部の水に合わない感じで疎まれていましたね。
ますますもって、事業部の黒字化は見通しがまったくつかない状態です。
そしてそのような中、事業部に大変なことが起こるのでした。

次回に続く。

-雑記
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