900SSの車検が終わりました。

15回目の車検に出した900SSが、ようやく戻ってきました。
入庫から完了まで、約3か月弱の長期入院でした。
やはり、愛機はお歳を召しているBikeですね。
それでは、今回の車検について、内容を書き留めておきたいと思います。

通算15回目の車検でした。

15回目の車検に出した900SSが、ようやく戻ってきました。
入庫から完了まで、約3か月弱の長期入院でした。
やはり、愛機はお歳を召しています。
今回も、あちらこちらのパーツが交換になりました。

まずは、タンク内のフィルター類です。
右側の真っ黒なストレーナは、本来は真っ白とのこと。
積もり積もった、32年分の汚れですね。

手裏剣状態だったリアスプロケ、これはヤバかったです。
三年前のスイングアーム交換のときも微妙でしたが、完全に限界を超えていました。

レギュレーターもパンクとのコトで、新品になりました。
51,140円もしましたが、32年間がんばってくれたので良しとします。

あとは、バッテリーにリアのブレーキパッド、前後プラグにキャブのドレンホースを交換です。
アクセルワイヤーも、すこしほつれがあったので新しくしました。
もちろん、オイルとエレメントも、いつもの通り交換です。

あたらしいタイヤがうれしいです。

さらに、今回はタイヤもあたらしくなりました。
銘柄は、またもやのミシュラン パイロットロード、最近はこれ一択ですね。
今回は、前後で63,800円と、リーズナブルに入手できました。

タイヤをあたらしくすると乗り心地にハンドリングと、すべてが劇的に改善されますね。
なによりも、これで安心してすり抜けができるのがうれしいです。

それで、今回時間がかかった原因は、しばらく乗ってないとプラグがカブる謎現象のためでした。
車検に出すときにサラッと相談したところ、凝り性のドカ屋さんが徹底解明してくれたのでした。

まずは、ひとつひとつ潰していこうということで、電装系です。
その流れで、バッテリーやレギュレーターが交換になりましたが、解決せずです。
次は燃料系ということでフィルター類を交換したのですが、それでもダメなのでした。

ここで、排ガスを専用機器で測定してみると、空調がとても薄い状態です。
元々は、プラグがカブるという現象でしたので、かなりの迷宮となってしまいました。
やればやるほど謎が深まるばかりの状態で、ドカ屋さんもとても苦労したようですね。

最終的には、キャブレターの分解清掃と再調整です。
そして、ジェットニードルの吊り下げ位置を一段濃く、要は元の状態に戻すことで解決しました。
となると、昨年のジェットニードル調整は、いったい何だったのという話ですね。
やはり、長年の実績からも、あの吊り下げ位置は一段濃いのが正解のようでした。

お金はかかりましたが、調子は良くなりました。

結局、このような事象のときは、考えられるポイントをひとつひとつ潰すしかないのですね。
要は、ベースがシッカリしていないことには、なにをやってもダメということです。
思い込みが一番よくないと、ドカ屋さんからも言われました。

とにかく、不調の原因はキャブレターで、どこかがおかしなコトになっているようです。
ドカ屋さんも、これで100%とは言い切れないようでした。
完璧を期すなら、専門の業者でキャブレターのOHが必要とのアドバイスです。

当初懸念された、エンジンのオイル下がりが原因ではないようで、そこは安心しました。
あとは、この状態で様子見ですね。
キャブレターの問題なら、ヤフオクで代替品を入手するのもアリかもしれません。

それにしても、今回の車検はお金がかかりすぎました。
工賃の大半をサービスにしてもらいましたが、それでも中古のオートバイが買える料金です。
さすがに、これには参りましたね。

引き上げて、すぐに自分俺仕様に戻します。
ひさしぶりに、三役揃い踏みとなりました。

59,090kmからのスタートです。
年内にはぜひ、6万キロを突破したいですね。

ということで、まずは様子を見ながらボチボチです。
今は一発始動ですが、この先も安定することを願うばかりですね。
そして、調子がよければ、今年も一日1000kmにチャレンジしたいと思っています。